ヘルシンキ3大教会巡り

フィンランドの首都ヘルシンキはこじんまりした街で、1日アクティブに動けば大体の見どころを一通り見て回れてしまいます。

それでもやはり外せないランドマークはこの3大教会でしょう。どのガイドブックを見ても載っているので、王道中の王道ですが、外さずにまずは回ってみましょう。

ヘルシンキ大聖堂


ヘルシンキといえばまずここでしょう。特徴的な外観ですが、それ以上に目の前の階段がまるで壁のように見えます。パリのモンマルトルほどではないですが人がいっぱい座っており、その様子がまるで宙に浮いているようです。こんな階段は他に見たことがありません。


写真マジックではなく、本当に壁のように見えました。これはユニークです。


ヨーロッパにはとんでもなく大きな聖堂がたくさんあるので、これくらいだと地方の一教会というくらいではあります。
天窓からの明かりが入るようになっているのは、やはり明かりを尊ぶ北欧的な特徴でしょうか。教会にしては随分明るい。


でも、シンプルでいい作りだなと思いました。

各席の入り口に扉と鍵がついていたのが珍しい。


朝靄の中の様子もなかなか素敵じゃないですか。それにしても階段を登っている人が浮いて見える。


ちなみに教会前はこんな感じで結構広い広場があります。


教会側から見た景色ですね。黄色の建物の奥にマーケット広場がありますよ。


最後に横からの外観です。こちらが正面と言われても信じてしまいそう。左右前後対象というこれまた珍しい作りでした。

テンペリアウキオ教会

これが教会ですと言われてもピンとこないと思います。石垣の上に球状の屋根。

でも、この教会は何を差し置いても絶対に行った方がいいです。これも写真では伝わらないやつでしたが、なんとかマシに撮れた写真を載せて行きます。


地図なしで勘を頼りに行ったので、たどり着いたのは裏手でした。こんな可愛いらしい公園があります。公園に小さなおもちゃが置いてあるのがお分かりでしょうか。そこそこのお金になると思うんですが、こんな無造作に置かれたままです。この街では僕は物乞いを見かけませんでしたし、きっと治安もいいのだろうなという感じがしました。


裏から歩いて行くとこんな石垣が。大聖堂の階段と石質が似ているように感じます。無骨な積み方ですね。日本で見る城の石垣とはだいぶ違う感じです。


入り口の上からです。こんなまっすぐの道があるので正面から来たら分かりやすかったと思います。。。
みなさん地図は持ちましょう。笑


入り口はこんな感じです。全く教会感はありませんね。


でも見てください、この開放感!青空が見える教会です。ちょっと感動しました。(ちなみにこの写真はHDR加工しているので、普通にカメラで撮っても青空+真っ暗か、教会+真っ白な外になってしまうと思いますが、目で見た印象はこれに近いです。)


そしてたまたまですが、楽団っぽい人たちが練習していました。見ての通り、まるで音楽ホールのような環境でとても素晴らしい音響です。朝からタダで生演奏。なんて贅沢な時間だ。


2階席もあります。うん、全然教会って感じしないですね。

ウスペンスキー教会

マーケットの奥に見えます。この写真の左を見ると大聖堂で、とても近いです。


あんまりきちっと整備されていない道をほんの少し登ります。見ての通りのサイズ感で、わりと小さいです。


こんな感じに大聖堂が見えます。お互いに高台の上。


さて、入り口が一見分かりづらいのですが・・・


人の出入りを見ていると、どうやらこの木製の扉が入り口のようです。


中はこんな雰囲気で、なんとなく東欧風の雰囲気を感じました。非常にシンプルな大聖堂とは違ってこちらは装飾たっぷりですね。

この天井を見て僕はなんとなくトルコのブルーモスクを思い出しました。

聖ヨハネ教会

おまけ、というのは失礼ですが、、デザインミュージアムのすぐ正面にこんな教会もあります。サイズ的には上の3大協会にも引けを取らない、というかむしろ大きいくらい。今度行くときはちゃんと中に入ってみようと思います。

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