ホテルから眺める世界遺産シリーズの第3弾。今回はドイツのケルンです。フランクフルトから高速鉄道で北に1時間ほど。オーデコロン発祥の地であり、なんと言っても大聖堂が有名な土地。
今回は、そのケルン大聖堂をベストポジションで部屋から眺められる5つ星ホテルの滞在記です。
目次
ホテルの場所
ホテルはケルン中央駅から大聖堂の横を抜けてマイン川を渡った川辺にあります。10分ー15分くらいの道のりでしょうか。下の写真のガラス張りのファサードが目を引く薄茶色の建物がホテル。
写真左にある石垣の展望台が大聖堂の写真撮影スポットです。またその後ろに見える高いビルはケルン・トライアングルというビルで屋上の展望台から街を見渡せるそうです。
ホテルに向かってホーエンツォレルン橋を渡りきって振り返ると大聖堂が見えます。地図上、皇帝ヴィルヘルム1世騎馬像がある場所ですね。ここでは写真撮影をする観光客多数です。
橋のフェンスには溢れんばかりの南京錠。パリのやつはいつぞや重すぎるということで撤去されていましたがここは健在。趣向を凝らしたのも多々あり、のんびり見て歩くのも楽しいです。
広々したロビー。2階にはレストランがあり、食事を楽しみながら川向こうの聖堂を眺められます。
ラインビューの部屋
ここに泊まるなら、ラインビューの部屋でしょう。上の写真の下側が川方面なので、半分以上はそうみたいですね。
あんまり高級感はありませんでしたが、まあここは部屋がメインではありませんから。
で、カーテンが中途半端にかかってるなと思ったら・・・
到着が遅かったのでやむなしですが、予約の時に全面窓の部屋をリクエストするのが良いと思いました。
一応入れときましたという感じの慎ましやかな冷蔵庫。ドイツらしい。
入り口付近には謎のカウンター。なんだか使い方を試されている気分がしました。
部屋からのケルン大聖堂
さて、お待ちかねの部屋からの大聖堂です。あいにくの雨で窓ガラスの水滴が気になりますが、窓を開けられなかったのでご容赦を。
曇っているのが残念ですが、やはりマジックアワーが映えます。右手に見える近代的な電波塔(コロニウス電波塔)との対比もよい感じです。
大聖堂と並んで左に見える聖マルティン教会のそのさらに左手には、ノルウェーのブリッゲンみたいな建物が並んでおりました。
ライン川を眺めながらの朝のビュッフェ
一番乗りでした。ガラス張りの天窓が心地よい空間です。料理が非常に充実していて、しかもどれも絶品でした。
朝からアルコールも用意されていたので、ここでのんびり長居する休日っていうのもいいなと思いました。
ライン川越しの聖堂の眺めと朝食の充実っぷりに比して比較的リーズナブルな値段で泊まれるのでこのホテルはオススメです。
唯一難点を挙げるとすると観光スポットは橋の向こう側なので、毎度橋を渡るのが面倒なところでしょうか。そこそこ距離があるので、さすがに何度も往復すると飽きますからね。