ウェスティン・バリのスイートルームに滞在

今回はバリ島のウブドにあるウェスティン・リゾート&スパ ウブド バリの滞在記です。

旅雑誌などにもたびたび取り上げられる森の中のインフィニティプールが印象的なホテルです。ウブド地区の南部に位置し、観光地として有名なテガララン・ライステラスまで車で40分ほどとウブド観光の拠点となる5つ星ホテルのひとつです。

ホテルへのアクセス

空港や中心地のクタなどの南部の中心エリアからはそこそこ距離があり、1時間はかかります。タクシーをホテルに頼むと1時間半ほどの南部のヌサドゥアエリアまで600,000となかなかの強気設定。まあ、リムジン系の高級車で運転手もちゃんとしているので乗り心地は良いのですが、ローカルタクシーなら400,000あれば丸1日貸切できるので、観光や帰りのタクシーはあらかじめチャーターしておくことをおすすめします。

丘陵に建つホテルなので、入り口は坂道を登った上にあります。到着階は5階。ファサードの先にフロントがあります。

ウェルカムドリンクと、おまじないでおでこに線香のようなものをつけてもらえます(嫌なら断っても大丈夫です)。

5階にはフロントに加えて、奥にはお土産店やバーがあります。プールなどは1階、レストランは3階にあり、1基の専用エレベーターで降ります。

ランプや飾りなどは南国らしい雰囲気ですが、それがかえって公共施設やオフィスビルのレストラン街のように感じる廊下でした。

スイートルームの部屋

客室階行きのエレベーターでアサインされた最上階の8階へ。ほとんどの客室がスイートルームのようですね。

リビングルーム

広いフロアにこじんまりとおさまったリビングスペース。木目とグリーンカラーのインテリアが南国気分を高めてくれます。冷房の温度設定は例によって低すぎてこごえます。冷房を止めても適温になるまでしばらくかかりました。

テレビが設置された壁面は全面鏡張り。なかなか大胆な鏡ですが、網目状にかかる模様の効果であまり鏡のように感じません。そのため部屋が奥に広がっているような不思議な感覚でした。最近の高級ホテルは鏡使いのうまいところが多いですが、このパターンはユニークです。

リビングの窓の外にはテラスがあります。外は蒸し暑いのでここでは過ごさないですかね。夜は電灯にとんでもなく虫が群がっていてとても窓をあける気にはなりませんでしたね。雨が降っているときに屋根から排水管を流れていく水の音が結構うるさかったです。

ミニバーのコーヒー、紅茶などは他では見たことのないローカルブランドが採用されていました。ビールはやはりオランダ統治を物語るハイネケンとビンタン。

チタンエリートのウェルカムギフトは野菜ドリンクふたつとドライフルーツ。どれも他にはないユニークな味でした。

ベッドルーム

ベッドルームも広すぎるほど広々としています。ベッドはもちろんヘブンリーベッドなので寝心地に問題はありません。ベッドサイドにはいつものラベンダーパームにコロナグッズの消毒ウェットシート。

ベッドルームと窓の間にはデスクスペースとソファスペースがあり、目的に応じて空間を使い分けられます。デスクも大きく、窓の外に面しているのがいいですね。

窓の外はホテル入り口のファサードとホテルを囲う整備された森の景色。奥の方に目をやると寺院などの建築も目に入りました。スコール時には目の前が真っ白で正面のヤシの木すら見えなくなります。雲行きが怪しくなってきたら外出するのはやめましょう。

バスルーム

バスルームだけでも1部屋作れそうな広さです。もちろんダブルシンクで、左手のガラス戸の中にトイレとシャワー室。

シャワーはお湯はすぐ出ましたが、ちょっと水圧が弱かったです。

バスアメニティは個包装ではなく、壁にセッティングされた最近よく見るパターン。香りは結構好みです。

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ドライヤーは見覚えはあるような気もする謎ブランド。ちょっと風圧が弱かったです。。

高級ホテルで採用されている安心高品質のヘアドライヤーまとめ

トイレはアメリカン・スタンダード製。ガラス戸なので丸見えです。

部屋にはサンダルが用意されていました。プールへ繰り出すのにちょうどいいですね。

インフィニティプール&フィットネス

秘境感満載の1階のプール施設。ホテルの客室側も見えづらいように木が配置されていて、森に囲まれた印象でした。水温も高めで入り心地がよく、天気が悪くなければずっとここで過ごしていられます。

もちろん温水のジャグジーもあります。プールはいびつな形ですが結構広いので人が多い時間帯でもそこそこ泳げますね。やはり朝方は誰もいなかったりするので朝が狙い目です。夕方のスコール前は人が多い印象です。

プールの奥にはキッズルーム、フィットネスにヨガエリア。朝はやはりヨガ教室やっていましたね。スパ前の小池には大量の鯉が泳いでいました。

ホテル周囲は高低差があるのでマウンテンバイクを借りるのはありだと思います。徒歩だとあまり遠出はしづらい感じでした。

ホテルを出てすぐそばには田んぼが広がります。ヒンドゥー教の寺院などもありました。ほのぼのしたこの景色で満足してしまい、ライステラスには行かず終いでした。まあ、棚田は日本でもいくらでも見られるのでそれほど触手を引かれないというのが正直なところ・・・

インルームダイニング

このホテル滞在では夕食はホテルのレストランかインルームダイニングでとることになるでしょう。ということで、例によってインルームダイニングでハンバーガーをオーダー。二段重ねのチーズバーガーはボリューミーで味も良く、お値段もホテルにしてはリーズナブルでした。

朝食

朝食会場はテラス席もある3階のレストランへ。テラスでゆっくり過ごしても蚊に刺されたりはしませんでしたね。もちろん虫除けは塗りたくっていましたが、プールでも大丈夫だったのでなんらかの対策はされているのかもしれません。料理の品揃えは豊富なので数日過ごしても満足できそうでした。この辺はさすがウェスティン品質ですね。

まとめ

ウブド観光の拠点として選ぶホテルの一つですが、ここのプールはかなり良いのでおこもりステイで利用するのも決して悪くはありません。が、とはいえ移動時間のロスが大きいので、リゾート気分を味わうならやはり素直に南部のビーチエリアのホテルを選ぶのが正解かもしれません。。

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