【最強ビーチ】Wバリのスペクタキュラールームに滞在

今回はバリ島のクタビーチ北部にあるWホテルの滞在記です。

特筆すべきはホテル前に広がる占有ビーチの美しさで、ゴミどころか小石すら落ちていないくらいきれいに整備されており、僕の知る限りでは最高のビーチだったと思います。とりわけ遠浅の浜辺に反射する夕景の美しさは筆舌に尽くし難いものがありました。

ホテルへのアクセス

ングラ・ライ国際空港から、繁華街のクタ地区を超えて北上したスミニャックビーチのビーチサイドに敷地があります。車が通れる道路は一本道が続くため、繁忙期のタクシーは歩いた方が早いスピードの走行になってしまうので、道の脇に連なる商店をのんびり眺めながら気長に行きましょう。ちなみにレバラン(イスラム教の断食月、ラマダン明けの祝日)のタイミングでは、クタビーチからの移動ですら1時間以上かかりました。

1階吹き抜けの開放感抜群のバーラウンジの前にフロントがあります。他のWホテルと同じくW文字の大きなオブジェが目立つところにいくつも見つかるので探してみてください。

スペクタキュラー・オーシャンビュールーム

広い敷地のリゾートの大部分にはヴィラエリアが広がります。が、今回はビーチサイドのオーシャンフロントの部屋に滞在。マップの左下の建屋です。

部屋は南国リゾートらしい涼しげなインテリアデザイン。スペクタキュラーは、Wホテルのスイート以外の部屋で一番クラスの高い部屋タイプです。

殺虫剤と虫除けがベッドサイドに準備されています。虫除けは柑橘系の香りが強い東南アジアでよくあるタイプ。

部屋の入り口付近には光る取手のクローゼット。赤や青を使ったライティングもWホテルの特徴です。

開閉棚のミニバースペースが部屋の入り口、クローゼットの対面にあります。この前のスペースはスーツケースを広げられる余裕がありました。

冷蔵庫の中はインドネシア定番のハイネケンとビンタンビールに、ソフトドリンクも定番が並ぶ中、長期保存タイプの牛乳もありました。

他ではみたことのない紅茶のブランドでしたが、1951年から続く茶葉ビジネス一族の3代目が2015年に立ち上げたインドネシア地場の新興ブランドだそうです。

The name ‘SAVIS’ itself, derived from a Latin terminology that means ‘goodness’.(「SAVIS」という名前は「善良さ」を意味するラテン語の専門用語に由来しています。)と公式サイトにありますね。

高級ホテルで飲み比べてわかった美味しいお茶まとめ

購入できるお菓子やアルコール類は見せるディスプレイとして部屋の中に華やかに広げられています。これもWホテルの特徴的なところです。

ウェルカムスイーツは、フルーツと菓子類がセットされていました。嬉しいおもてなしですが、虫が出るのであんまり食べ物をむき出しでは置いておいてほしくはないというのが本音ですが、ちゃっかりおいしくいただきました。

棚を開けると筆記セット。最近、部屋の紙類を無くすホテルが増えていますが、ここはしっかり健在です。

部屋の外のベランダもそこそこの広さがありました。眼前に広がるプールとビーチを眺めながらのんびりすごせます。敷地の隣の建屋の飲食店からは常時音楽が流れているのですが、ここで聞いている分にはそれも悪くない雰囲気です。

が、室内に入るとその音が反響して聞こえる耳鳴りが個人的にかなり苦痛でした。このリゾートで唯一、ですが致命的な欠陥点。。。平気な人は気にならないのだと思いますが、ちょっと僕はダメでした。ということで、音に敏感な方は北の方の部屋をリクエストするかヴィラの方を選ぶのが無難かなと思います。

ともあれ、ベランダからの景色は見事です。プールの奥に広がる海まで見渡せつつ、いい感じに高いヤシの木が目隠しになってプライベート感のあるプールサイドでした。

バスルームは個別に分かれたダブルシンクにシャワールームにはバスタブもついていています。

引き戸の中にアメニティやタオルが収納されていました。

バスルームは天井のカーテンを開閉できるようになっていて、昼間はここで日光を浴びることもできました。最上階の特権ですね。

トイレには首のない像が並んだ謎オブジェ。なにやら意味ありげですが・・・

プール&絶景ビーチ

お待ちかねビーチフロントのプールは、段々畑のように広がり、場所ごとに景観が変わって飽きません。椰子の木が大量に植えられていますが、ごみひとつなくメンテナンスされている点、好感が持てますね。水中にはりめぐらされた砂利石は素足にはちょっと刺激が強めでした。

そしてプールの先には遠浅に広がるビーチ。やはりしっかりと清掃されていてきれいな上に、ビーチの砂質もさらっさらで、心置きなく素足で走りまわれます。ビーチとプールエリアの間は茂みで隔てられていますが、写真中央左のWのオブジェのところの通路から行き来できました。あそこで記念撮影する人が絶えません。

世界三大ビーチとか言われることもあるサーファーのメッカ、クタビーチに連なるビーチですから、サーファー好みの高波がやってきます。監視員がいない中、小さな子供を気軽に波に向かわせていたりするのを見るとちょっとヒヤヒヤする波の高さです。

そして干潮の夕刻には見事な鏡面の砂浜が出来上がります。広い空が反射するこの景色は最高でした。この景色のためだけに訪れる価値があります。

もちろんジムやスパも完備、マウンテンバイクの貸し出しなんかもあるようでした。

ヴィラエリア

ヴィラエリアはリゾートの定番、カートでフロントエリアまで送り迎えしてもらえます。

エリアの中央付近には公園のようなスペース、そしてかなり長い道のりの先にはヒンドゥー寺院なんかがありました。

メインダイニング FIRE

ホテル内にはいくつかレストランがありますが、肉料理のメインダイニングはFIREというレストランです。ちょっとお値段は張りますが、バリ島の神事を模したインパクトのあるデザインも見事な居心地のよいレストランでした。

料理待ちの時間つぶしにバリ島の名店が掲載された本を渡されましたが、もちろんその本にこの店も載っています。

食事に加えて厨房のツアーと試食なども楽しませてもらえました。

朝食

朝食ビュッフェは浜辺が見えるオープンエアのレストランで。ビュッフェメニューも豊富ですが、オーダー料理もいろいろ頼めます。まあ、いつもどおりエッグベネディクトで済ませちゃいますが。全般的に日本人好みな味付けだと感じました。開放的な場所なので、雨さえ降らなければ朝から最高の時間が過ごせます。

食後、マリオットのチタンメンバー向けと言ってこちらのノンアルコールカクテルを持ってきてくれました。スタッフがやたらとほかに何かと声をかけてくるのがちょっと面倒でしたが(別の人が続けざまにオーダー聞いてくるのでカフェラテが連続で2つ来たり。笑)、呼んでも来ないよりはよほど良いサービスだと思います。

まとめ

期待以上にいいホテルで、部屋に響く音の問題さえなければ、ほぼ満点のホテル体験でした。完全おこもりステイを楽しめると思うのでおすすめです。とりわけここのビーチはまた乾期のとびきり天気のよいシーズンに訪れたいと思います。

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