インドネシアの首都ジャカルタにはリッツ・カールトンが2軒ありますが、今回はメガクニンガン(Mega Kuningan)という地区にある方の宿泊記です。開業年は2005年とちょっと古いため、施設レベルは最新のホテルと比べると物足りませんが、小高い丘の上に立てられた超高層建築でなかなかの威容でした。
目次
ホテルへのアクセス
ホテルは空港からはすんなり行けば1時間弱の道のりの南部エリアにあります。高級ホテルが多い地区ですね。
どうやら開発はストップしてしまっているようですが、、丸く道路で囲われた開発地区の中心部に並ぶ超高層ビルの1棟がリッツ・カールトンです。この円周路沿いにはレストランが並ぶショッピング街があるので食事には困らないと思います。遊戯エリアもあって親子連れで賑わっていましたね。
テロ防止のセキュリティチェックを通って中へ。かなり天井高のある広いフロントエリアです。
ジャカルタにもう一つあるリッツ・カールトンではマリオットのプラチナ以上の会員であればラウンジが使えるのですが、こちらはラウンジ利用は有償です。ただし、割引(確か600,000 IDRくらい)はしてもらえるので確認してみてください。外で食べると意外とかかったりするので、夕食分だけでも案外リーズナブルだったりします。
ウェルカムドリンクはガバジュースでした。
スイートルームの部屋
26階建ての中層16階のスイートルームへのアサイン。
カードの券面のロゴはリッツ・カールトンおなじみのホテルの場所名が入った物でしたが、カード入れが大きな封筒で、ズボンのポケットにそのまま入れられないのでぶっちゃけ不便でした。。
例によって部屋に入ると冷房の設定温度が低くて極寒です。部屋に入ったらまず冷房を切るところから・・・
全面窓で開放感のある室内には好感が持てるのですが、インテリアはリッツ・カールトンとしては物足りないというか洗練度がいまひとつ。スペースも持て余している感じがしますね。
窓の外は高層ビルに阻まれながらも、住宅街が広がるそこそこ開けた景色で悪くはありません。写真中央奥には、ジャカルタ最高層のウェスティンが入った超高層ビルが目に入ります。
ウェスティン・ジャカルタのスイートルームに滞在部屋にはスナックが用意されていました。
L字デスクは使い勝手良かったですが、デスクの配置は、扉が正面に見えるこれがベストなのかは疑問が残ります。
ベッドルームとリビングの間にミニバースペース。鏡には名前入りのメッセージが描かれていました。おもてなし感がありますね。
ネスプレッソはネスレ製ではない互換式のカプセルがセットされていました。このパターン、ジャカルタではよく見た気がします。。お茶も5つ星クラスではあまり見ないTWININGSが採用されています。
高級ホテルで飲み比べてわかった美味しいお茶まとめビールはやはりビンタンとハイネケンのインドネシア定番の組み合わせです。
ベッドルームの方もかなりスペースに余裕がありました。こちらも窓は大きいですが、リビングと比べるとちょっと暗めでしたかね。ベッドはリッツ・カールトンでは珍しくちょっと硬かった。
ピローメニューもありましたね。海外では珍しいサービスな気がします。
ビューバスですが、正面に高層ビルが立ち並ぶので眺望は楽しめませんが、浴室に窓があるのはテンションが上がります。
窓の外は、正面に同じマリオット系列のJWマリオットが見えます。前に記事を書いたつもりでしたが、まだ書いてなかったのでそのうち書きますが、、プールはリッツが圧勝。部屋はとんとん、JWはプラチナ以上はラウンジが使えるという感じの違いでした。
シャワーブースとトイレの配置は機能的です。ガラスで仕切られているのに加えて大きな窓のおかげでかなり広く感じました。
リビングに隣接された方のトイレも洗面スペースがついていて、バスルームと同様のデザインに交換が持てました。無駄に広い気はしましたが。
アメニティ類は、バリのリッツと同じく定番のアスプレイとは似たようで違うブランド。個人的には香り的にはこちらの方が好みでした。あとはシェービングクリームが石鹸というのは珍しいですかね。
クローゼットはウォークスルーでバスルームとリビング・ベッドルームの間の通路に抜けられるようになっていました。これは悪くないレイアウトです。
客室階の廊下の雰囲気はなんとなくイスラミックな印象を感じました。
プール&フィットネス
プールはいびつな形ですがかなり広いです。庭園内を歩き回るだけでも結構楽しめる広さがありましたね。
フィットネスも庭園の中央に結構多くの機材が用意されていました。
すぐそばにあるショッピングモールはいろいろ料理屋が揃っていました。和食のお店も結構ありましたね。お値段的には、日本の同様のショッピングモールと同等かそれよりも高いくらい。。。購買力平価から考えると今の円安は流石に行き過ぎと感じてしまいますが、それ以上に日本が貧しくなってしまっているのでしょうかね。いろいろ考えさせられます。
朝食ビュッフェ ASIA Restaurant
朝食ビュッフェはもちろん充実の品揃えです。インド系の料理がやっぱり豊富にあったりするのが面白いですね。韓国、日本料理なんかもありつつ、意外と中華がない感じでしたかね。
マネジャーさんが挨拶に来られてお土産もいただきました。たぶんチタンメンバー向けの特別対応だと思いますが、何やら砂糖菓子とスパイス的なものでした。
レストラン前には写真スポットも。何やらゴージャスな雰囲気でした。
まとめ
やや古いという点に目を瞑れば、悪くないホテルでした。今から思えばラウンジも利用しておけばよかったかなという感じですが、まあまたジャカルタに行く機会があれば行ってみようと思います。モールのレストランに通ってしまいましたが、生演奏が流れていたホテルのレストランも悪くなさそうでした。その辺もまた次の宿題ですね。