横浜みなとみらいのランドマークタワーの高層階に入るロイヤルパークホテルです。昨年の年の瀬に行ってきましたが、部屋から見える富士山が絶景だったので、年明け一発目の投稿で取り上げようと思います。
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ランドマークタワー
ランドマークタワー、そしてロイヤルパークホテルは1993年開業と少し古いですが、未だ横浜エリア最高層の建造物として圧倒的な存在感を示すその名の通りの横浜のシンボル的な存在ですね。段々になっている一番上の細い部分(49階から70階まで)がホテルエリアになります。
立地的には、みなとみらい駅と桜木町駅の間ですが、いずれからでもほぼ濡れずにアクセスできます。みなとみらいからは地上に出てすぐ隣のビルで近いのですが、桜木町からは動く歩道を通って少し歩きます。ただし、遊歩道からは上の写真のような帆船や観覧車も見えて横浜に来たなって気分が味わえるのでこちらのルートも悪くありません。
ランドマークタワーの中、ホテルの入り口前の広場には大きなクリスマスツリーが飾られていて、多くの人が入れ替わり写真を撮っていました。結婚式の前撮りをしているカップルも見かけましたね。
ホテル内部にもやはり大きなクリスマスツリーが飾り付けされていました。チェックイン、チェックアウトはかなり混み合いますが、クラブラウンジでのチェックインなので右手のエレベーターから66階へ。
ザ・クラブ デラックスツイン シティビューの部屋
ホテルは52階から67階まで603室もあるそうですが、67階の「The Top」、65-66階の「The Club」、60-64階の「Atelier(アトリエ)」、52-59階のレギュラーフロアと、フロアによって4種類の客室タイプに分かれます。
今回は、ラウンジアクセス付きのThe Clubの部屋を選び、アサインされたのは66階の部屋でした。
部屋の内装デザインは90年代ゴージャスな雰囲気を残しますが、19年に改装されたばかりで、テレビも大きく内装品も全体的に綺麗で快適です。外の音も思ったより聞こえなかったのは意外でした。救急車両の音はかなり響き渡りますが、それはいかんともし難い。
テーブルの上には色々と説明書きが。紙類にラミネート加工されていますね。左手、ちょっとわかりづらいのですが、なぜか紙製のお皿と木製のナイフとフォークのセットが用意されています。ご自由にお使いくださいとの事でした。
そして部屋の売りはなんと言ってもこの眺望です。早朝の写真ですが、朝日に照らされてだんだん色づいていく富士山と手前の山や街並みがすごく印象的でした。もちろん冒頭の写真の通り夕方も絶景です。
ただし、このホテル、他の部屋が見えるので窓際に行く際は服装には気をつけましょう。
ミニバーなどはテレビ台の横に収まっているタイプです。
廊下にあるクローゼットには、ビジネスホテルではおなじみですが、5つ星評価のホテルにしては珍しく(というか初めて見た)消臭スプレーがありました。
音響のBOSEは円柱タイプでした。黒ではなく白いのが置かれているのは珍しいですが、部屋の白基調に合わせているんでしょうね。
ネスプレッソのカプセルは4種類。しかもあまり見かけないフレーバーも。
冷蔵庫の中身はちょっとスーパー感が出てました。笑
缶のカクテルとかハイボールとか、あまり他では見ないと思いますが色々と選択肢があって良いと思います。
部屋の橋に空気清浄機もあります。これまたビジネスホテルでは定番ですが5つ星ホテルでは常設していない場合がほとんどですが、花粉が飛ぶ時期など持ってきてもらうのが面倒なので、広い部屋だと最初から用意されている方が便利ではあります。ちょっと部屋の景観は乱れますが。
バスルームには、バスタブとシャワールームがあります。バスタブのユニット感やシャワーハンドルなどからはやはり年季を感じます。
アメニティ類は二人分別々の箱に入っていました。
バスアメニティはシャングリ・ラでおなじみのジャスミンフレーバーのロクシタンでした。こんな風に袋詰めされているのは珍しい。
トイレはタンク付きのTOTOでした。
クラブラウンジ
クラブルーム専用のチェックインカウンターは66階にありますが、ラウンジはそこから階段で降りた下、65階にあります。アフタヌーンティー、カクテルタイム、朝食と3回のフードプレゼンテーションがあります。
が、見ての通り狭いのでいつも満杯です。そして、朝は1時間刻みの時間指定で前日からの予約制となっておりました。コック帽の人がいるところがエッグステーションで、卵料理またはフレンチトーストなど席でオーダーします。
その右横の部屋、向こうを向いた人がいるところがビュッフェ台です。やはりビニール手袋をして入ります。
そのビュッフェ台はこちらですね。アフタヌーンティーの時の写真なのでちょうど案内板に夕方の富士山が写っていますね。
朝食の時はこんな感じ。一応、和洋と揃っていますが、まあ普通のビュッフェに行った方が品数はあると思います。
クラブラウンジ限定の「フォアグラのブリオッシュフレンチトースト」を選びましたが。。なんか想像していたのと随分違うような。。。他にはオムレツ、目玉焼き、スクランブルエッグなどオーソドックスな卵料理が選べます。
夜の部は満席だったので、部屋でいただく用に詰め合わせてもらいました。特に窓際の席を確保するならできるだけ早く行くことをおすすめします。
49階のスパエリア
スパ受付の横の窓からはシーサイドビューが見えます。富士山もいいけどこっちの眺望も捨てがたい。横浜沿岸の各種ランドマークばかりか、はるか遠くにですが、東京タワーやスカイツリーまで見えます。(上の写真にも写っていますがわかりますかね?)
スパエリアは、ジムやプールに加えてドライサウナもついた温浴施設もあり、かなり広いです。基本的に会員向けの施設で会員専用の設備などもあり、通常の宿泊客は利用料金が必要なのですが、The Clubの宿泊客は無料で利用できます。
東京のパークハイアットの47階のプールよりも高層の49階です。おそらく日本最高層のプールじゃないですかね。ちょっと窓が斜めになっており汚れが目立つのと(仕方ない)、狭さを助長する作りになっています。ベンチはありますが窓も小さいので眺望は期待できません。
最新鋭のホテルのプールと比べるとその差は如何ともし難いですが、当然水質なども問題なく気持ちよく泳げます。潜るには若干浅かったかな。
泳ぎ疲れたらジャグジーも横にあります。あんなに手すりがあるジャグジーは他のホテルでは見ないですが、年配の方の利用客が多いんですかね。
こちらは休憩エリアです。温浴施設は、90度設定と高級ホテルにしてはやや高めの温度設定のドライサウナに広めの水風呂もありましたので、サウナーの方も楽しめると思います。
まとめ
ランドマークタワーももう古い部類の建物になってきましたが、横浜エリアのどこからでも見えるその存在感は未だ圧倒的です。結婚式に訪れたこともありますが、やはりここは特別感があります。
設備面では都内の最新鋭のホテルには及びませんが、都心でこれだけ開けた視界のホテルを選ぶとなると数倍のコストがかかることを考えるとかなりコスパが良いと思います。
横浜方面に行くときはどうしても利便性から横浜駅前のベイシェラトンを選びがちなんですが、ここも選択肢に入れておこうと思いました。また天気が良いタイミングを見計らって今度はベイサイド側の部屋に泊まってみようと思います。