ザ・リッツ・カールトン・クアラルンプールのスイートルームに滞在

しばらく投稿が滞ってしまいましたが、今回はマレーシアの首都クアラルンプールにあるリッツ・カールトンの滞在記です。

ホテルへのアクセス

クアラルンプール中心部にあるブキッ・ビンタン地区の高級ブティック街の立地です。Google Mapではわかりづらいですが、同じマリオット系列のJWマリオットのビルから連結しており、同じくウェスティンとも道を挟んで向かいの位置にあります。

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JWマリオットの入るスターヒルとの連絡橋。このルートを通って、ブティック街へ濡れずにアクセスできます。ホテルの模型が飾られていますね。

地上のクラブラウンジ側のフロント。ベネチアの絵画が飾られたヨーロピアンクラシックな雰囲気です。

フロントから客室用エレベーターへは広いラウンジを通ってアクセスします。階上含め、オープンスペースのラウンジエリアが多く、レセプションなどやっているのを何度か見ましたが、関係ない人が普通に紛れ込めちゃいそうな感じでした。。

オープンラウンジの途中にはライブラリーを備えたラウンジも。飾り本みたいなのが並んでいることも多いですが、なかなか書店では見ることのない掘り出し物の本が見つかったりするので、ホテルのライブラリーエリアは結構楽しめます。

スイートルーム

少し変わったレイアウトの建築です。アサインされたのは裏道側の一番奥のスイートルーム。

メッセージカードとともに用意されていたウェルカムスイーツ。たぶんマリオットのプラチナ以上の会員向け。

リビングルーム

ダイニングエリア、ワークデスク、リビングと余裕のあるスペース。デスク右手の扉は隣の部屋とのコネクティングドアで、お隣の音が結構漏れていたのが気になりました。。

部屋からの景色は街道沿いの正面に大きなホテルが建っており、もう一歩。ホテルの南方面はいくつか超高層建築が建設中ではありましたが、歩いてみると廃墟味が強く、北側のブティック街とはまるで違う風景が広がっていました。横断歩道や信号も少ない割に車の往来は激しいので道を渡って行くのは一苦労します。

ミニバーのコーヒーマシンはネスプレッソではないプライベートブランドっぽいタイプ。

お茶はクアラルンプール定番のディルマに加えて、BOHや煎茶などもありました。

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ターンダウン時には、いつものリッツ・カールトンロゴの入ったチョコではなく、ちょっとボリュームのあるお菓子がセットされていました。

ベッドルーム

ベッドルームはやや狭めでクイーンサイズのベッド。足元のオットマンが大きい分、さらにベッドサイズが小さく見えますね。

ベッドルームはプールがある裏側のホテルに囲まれた方面で静かでした。下を見ると2面あるプールがこちらサイドにあるのがわかります。

ベッドルームの奥、バスルームへの通路に化粧台とウォークインクローゼット。収納力は十分です。

バスルーム

バスルームは広いので、バスタブ利用時は結構寒かったです。東南アジアのホテルって部屋の冷房をオフにしても寒いんですよね。

部屋の一番奥まったところにシャワー室。洗面台は広い割にシングルシンクでした。

アメニティセットは、おなじみリッツ・カールトン御用達の英国アスプレイです。

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ドライヤーは定番のフィリップス製。

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マレーシアのホテルはなぜかトイレの蓋が開いた状態でセットされています。

こちらはリビングに併設された方のトイレ。こちらにも広い洗面エリアがついています。

プール&フィットネス

プールは2エリアあります。客室からのエレベーターから降りて、更衣室やサウナに近いプールがこちら。ちょっといびつな形ですがまあ泳げます。

ベンチを確保するとスタッフがお水とりんごを持ってきてくれます。

奥のプールからは隣接するウェスティンやJWマリオットの建築が正面に見えます。こちらは緑に囲まれた南国リゾート風の雰囲気。そばにある人工池には亀がいました。

ジムは大きい機材が並びますが余裕のあるスペース。ホテルの規模からすると大きめですかね。

スパ&サウナ

脱衣所の奥に温水ジャグジーとドライサウナとミストサウナがあります。正面のジャグジーは温水で、ここには水風呂はないため、水浴はプールへGOのパターンです。

スパは2つ目のプールの奥にひっそりとあります。予約時間の前にサウナで体を温めてから来るといいよとおすすめされました。

テラスのある明るい施術室は南国の雰囲気が漂います。アメニティはアスプレイではなく、JWマリオット御用達のアロマセラピーアソシエイツでしたね。足湯で足を温めてからの全身マッサージを受けました。オイルマッサージは3種類のオイルから香りを選べましたかね。

シャワー室は外のテラスにあり開放的でいい感じですが、夜は虫が出そうな気もするのでここは昼間に来たいですね。施術後、部屋を出ていくと最後に温かいお茶が提供されます。

クラブラウンジ

クラブラウンジは朝の6時半から夜10時までと長時間営業で、スタッフが常駐しています。クラブルーム、スイートルームの滞在者に加えて、マリオットプラチナ以上の会員の方がアクセス可能です。

朝食、アフタヌーンティー、カクテルタイム、軽食と一般的なフードプレゼンテーションの提供があります。アジア圏のホテルとしては品数は多いわけではありませんが、ドリンクも丁寧に注いでくれますし、サービスレベルは総じて高いと感じました。

ラウンジの朝食が充実していたので利用しませんでしたが、普通の朝食ビュッフェ会場は2階の長い渡り廊下の途中にありました。

まとめ

コロナの5類移行後、世界的な旅行需要の高まりとインフレの影響で国内のリッツ・カールトンはコロナ時の3倍を超える値段が定常化してしまいました。東京ほどではないにしても、世界的に価格高騰の影響は大きく、観光地として人気なエリアの高級ホテルの価格帯は従来とは別次元になってしまった印象です。

が、そんな中でも今のところクアラルンプールでは従来並の価格帯でリッツ・カールトン滞在が楽しめるのは魅力です。観光資源は乏しいものの、雨季であっても丸一日雨が降るということのないクアラルンプールでのホテルでのおこもりステイは結構おすすめですので、検討してみてはいかがでしょうか。

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