【南海なんば駅直結】スイスホテル南海大阪のセレクトルームに滞在

3度目の緊急事態宣言中の大阪ですが、気にせず大阪のホテルをもういくつか続けようと思います。

今回は南海なんば駅に直結のスイスホテルです。1990年開業で546室もある大規模ホテルでミナミエリアの高級ホテルといえばココという唯一無二のポジションを確立しているホテルですね。インバウンド需要で大盛況だったに違いないホテルですが、コロナ禍の今だけはちょっと落ち着いて過ごせそうなので行ってきました。

大阪の5つ星ホテル情報はこちら > 【アフターコロナ】大阪の5つ星ホテルおすすめランキング

ホテルへのアクセス

南海なんば駅までは関空から電車一本です。そしてここは各地へ向かう高速バスの発着もあり、御堂筋線や近鉄線などの電車移動にも便利。なによりミナミエリアの中心地でもありますから観光名所がたくさんありますし、買い物や食事処にも不自由しません。よく考えたらこのホテルの立地は大阪最強なんじゃないかと思えてきました。

南海電鉄のなんば駅の3階北改札(一番メインの改札)からホテルへのエレベーターがあります。高島屋からもエスカレーターで行けたりもしますが、ここが一番わかりやすいと思います。

なんばのあたりが綺麗になる前(かれこれ30年ほど昔の話ですが・・・)、今は改札の中にある南海そばがこのあたりにあったんですよね。なんばに来た時には必ず父親に連れて行かれた記憶がぼんやりとあります。この道は数え切れないほど通ってきましたが、この写真の道を行くのは今回が初めてでした。

NMBのお膝元、難波花月のあたりをもう少し南に下ったメイド喫茶の呼び込みスポットのあたりからホテルの姿がよく見えます。部屋から道路が見える場所を探してわざわざ出向いて撮ってきた写真です。

7階、ホテルのフロント階はかなり広い。食事処ももちろんありますし、ここからエレベーターで高島屋にもアクセスできるようになっていますのでなかなか便利です。難波地下は各方面に長く展開されているので雨の日も濡れずに大概の用事は済ませてしまえると思います。

大阪の一昔前の高級ホテルのエレベーターでなぜかよく見る静電気除去パネル。

ホテルの廊下は白基調で部屋の扉の青色が清々しい印象です。

スイス セレクト クイーンの部屋

今回利用したのは23平米とやや手狭なビジネス利用向けのお部屋。アサインされたのは南向き。この立地は南北いずれのビューも期待できると思います。

部屋の様子

ビジネス仕様とはいえカウチ付きのソファなどもあり一人であれば十分にくつろげます。築年数からしてもっとボロいのを想像していましたが、かなり最近リニューアルしている雰囲気です。Googleの5つ星評価はほんまかいな?と思っていましたが、いい意味で裏切られました。

ベッドサイドの絵画にもライトがかかります。スーツはパリッとのりがかった触り心地です。5つ星ホテルにしてはやや硬めのベッドです。

右手の黒いボックスがミニバーで、奥の鏡の扉がクローゼット。このクローゼットですが、ニューオータニ大阪やウェスティン大阪も同じやつが部屋にあるんですよね。変わったデザインなのでなんで流行ってるのか謎です。

部屋からの眺望

南海なんば駅の頭上。こんな風になっていたんですね。右手の難波パークスのテーマパークっぽい風景に左手の裏難波界隈の雑踏感となかなか見応えのある景色です。キタエリアのホテルと違ってこのあたりは高層ビルが少ないのでかなり遠くまで見通せませす。

しかしやはりこの景色のメインは中央部に聳えるあべのハルカスと手前のピンクに光る通天閣ですね。雨天でやや霞がかっていますがそれでも十分にインパクトのある高さ。上層部は雲がかかります。
あべのハルカスの高層階に入るマリオットからの景色はこちらの記事をどうぞ >

窓の下についた換気窓がかなり大胆な仕様です。こんな開き方するのは初めて見ました。

ミニバー

スモークガラスの扉を開けるとネスプレッソ。カプセルはボックスなどではなくコーヒーソーサーの上に乗っています。こういう配置はあまり見ないですね。

冷蔵庫の中身はこれです。だいぶスペースに余裕がありますね。

クローゼット

手狭ですがちゃんとアイロンなども配備されています。扉が大きな姿見になっているのは便利ですね。

パジャマはサイズ違いで用意されていました。こちらはクローゼットではなくテレビ台の横のスーツケース台の下の棚に入っています。

バスルーム

この部屋サイズなのでユニットバスですね。コートヤードとかシェラトンあたりでよく見るようなレイアウトですが、洗面台の下にティッシュペーパーボックスがついているのがユニークです。

お水はミニバーではなく洗面台の上に用意されていました。こちらは無料です。

アメニティはこんな感じ。ビジネスホテルっぽいですがボディクリームがちゃんとあります。

シャンプー類は風呂桶の奥に。スイスらしいシンプルなデザイン。

インルームダイニング

タボラ36というメインレストランの名を冠したピザをいただきました。マスカルポーネとえびと黒トリュフのピザ。すごくトリュフの風味の強いピザでした。期待通りうまかった。

フィットネス & プール & 温浴施設

今回の滞在では大浴場とサウナの利用のみでしたが、プールとジムの写真だけ撮ってきたので載せておきます。サウナは10人は入れるサイズで大きく温度設定も高めでした。水風呂も広くて快適です。

受付の雰囲気などはやはり古さというか大衆ジムっぽさを感じます。

ジムエリアもそこそこ広さがありますね。かなり贅沢な配置です。

プールは広いガラス戸で開放感あります。3レーンあるところもニューオータニのプールに似ているなと思いました。

タボラ36の朝食(オーダービュッフェ)

朝食会場は最上階36階のTAVOLA36という名のレストランです。エレベーターホールの醸す雰囲気がいかにもバブルなデザインで時代を感じます。

レストランはかなり広いですね。南東方向の窓で朝はちょっとまぶしいが目が覚めます。もちろん眩しければシェードをおろしてもらえるので頼んでください(頼まなくても下げるか聞いてくれるとは思いますが)

オーダー式のビュッフェスタイルです。高級ホテルでこのスタイルは初めてお目にかかったような気がします。メニュー表にチェックを入れてオーダーします。ここはあまりホテルでは見ないアジアンセットといつも通りエッグベネディクトを頼んでみることにしました。

すると出てきたのがこちら。さすが大阪らしい炭水化物のオンパレードです。笑 こんなに畳みかけられるとは思わなかった。追加オーダーなどするまでもなくギブアップです。

コーヒーや紅茶は席についた際にオーダーしますが、それ以外のドリンク類はビュッフェ台に並ぶものをセルフサービスでゲットします。

まとめ

このホテルは長年エントランスのすぐそばを通ってきたにも関わらず、ここまで来たら実家が近いのでそのまま南海のホームへと素通りしてきたホテルなのですが、コロナ禍のこのタイミングでようやく滞在する機会を得ました。正直、今となっては古い部類のホテルなのでまったく期待していなかったのですが、5つ星評価に紛いなく施設はちゃんとしてますし、何よりリーズナブルでしたので今後も機会があれば利用していきたいなと思いました。

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