ザ・リッツ・カールトン京都の鴨川ビューの部屋に滞在

明日、3月1日に緊急事態宣言の解除が決定した関西2府1県から、今回は京都のリッツ・カールトンの滞在記です。鴨川沿いの一等地に2014年開業したホテルですが、当時話題になったのを覚えています。

インバウンド需要に合わせて外資ラグジュアリーホテルの開業が止まない京都ですが、その先駆けではなかったかと。ぼちぼち京都の景色にも馴染んできましたかね。

ホテルへのアクセス

立地は、京都の繁中心エリアでもある三条駅から徒歩5分ほどで観光拠点として優秀です。少し歩けば京都御所、二条城、平安神宮、高台寺などなど観光名所にも散歩がてらすぐに行けてしまいます。何より鴨川のせせらぎを部屋から感じられるというのは京都人でもなかなかできないぜいたくです。

京都は建物の高さ制限が厳しく、低層の建物です。とりわけ鴨川サイドは12mまでの高さ制限があるということで、低層のホテルにしては珍しく地下2階までフロアが用意されていて、しかも地下まで外の明かりが入るように堀が深く掘られています。

低層とはいえ広い敷地にもかかわらず部屋数は134室ということで、写真からもわかる通り一つ一つの部屋の窓がとても大きいです。

京都御所の北東の鬼門封じ

少し脱線しますが、京都では、京都御所をはじめとして、古くからの建物には鬼が出入りすると言われる北東の角の鬼門(いわゆる丑三つ時の方角)に「缺け(かけ)」を作って鬼が出てこないようにする「鬼門封じ」とか「鬼門除け」と言われる風習がよく見られます。迷信と言ってしまえばそれまでですが、街中を注意して見るとやはり新しい建物を作る際にもこの伝統は受け継がれていることに気づきます。

で、そう思ってホテルの北東部を散策してみると、やはりこの通り北東の角部には鬼門封じの植栽がひっそりとありました。ここには間違ってもゴミなど放棄しないようにご注意ください。それにしても建築家泣かせな角ですよね。あと写真に映るホテルと鴨川の間の小径(こみち)には、1本早咲きの桜があるので3月初旬には満開の花見が楽しめそうですよ。

チェックイン

橋のたもとに入り口がありますが、中に入ると外廊下が続きます。奥には地下に掘られた崖が見えます。

いくつか大きなオブジェが飾られていますが、特に目を引くのが入り口すぐの大きな盆栽です。この後ろには高級ホテルでたまに見かける名和晃平さんの作品もありましたね。

ホテル内部はマンダリンティーのとてもよい香りが漂います。赤坂のインターコンチネンタルのロビーやシャンハイタンが使われているマンダリンオリエンタルあたりで嗅ぐにおいですね。

ロビーエリアは昼間はアフタヌーンティーを楽しむお客さんがいっぱいです。このテーブルのあたりで着物を来たスタッフの方達がテキパキと作業されていました。

ホテル内にピエール・エルメが出店しており、朝食で洋食のメニューを選ぶと、東京のニューオータニと同じく世界一とも称されるクロワッサンをいただくことができるようです。(和食を選んでしまったので写真はありません。ゴメンナサイ)

バーエリアに通されてチェックインですが、硬い八橋にチョコレートがまぶされたスイーツとほうじ茶が供されました。けっこう硬いタイプの八橋なので歯の弱い方はご注意を。

外観からは想像がつかない地下への大きな階段が館内中央部にあります。この空間のおかげで館内がかなり広く感じます。

客室フロアの雰囲気はやはり木目調で和のテイストです。結構廊下が長い。

グランドデラックスカモガワリバービューの部屋

部屋からの鴨川の景色

東向きなので、朝には鴨川をはさんで朝焼けの比叡山が視界に入ります。

日除けはレースのカーテンではなくすだれでした。木の香りが落ち着きます。窓際の盆栽もいい感じですね。

リビングルーム

部屋は窓際にダイニングエリアがありつつ、室内にも大きなソファが置かれていてもまだまだ余裕のある広さです。何より全面の窓で開放感抜群。

ソファにはこれでもかとクッションがあり、サイドテーブルも抜かりありません。

盆栽の飾られた台は引き出しがついていて、レターセットやインルームダイニングのメニューなどなど収納されており意外と機能的。電源もありましたが、惜しいかな最新鋭のホテルと違ってUSBの差込口がないのがちょっと残念でした。最近は旅先にACアダプタ持っていかないので。。

ダイニングスペースのテレビはきっとリビング方面に向けられると思ってテレビをぐいぐい引っ張ってもびくともせず、諦め缺けたところでテレビのくっついている木枠ごと動くことに気付きました。左下の取っ手部分を持って引き出せますので、無理にテレビを引っ張って壊さないように。

窓は開きませんが、空気を取り込む空気窓が窓枠の端についています。ここをあけると鴨川のせせらぎが聞こえます。この空気窓、都心だと遮音性を著しく損なうので嫌いですが、こういう環境ならありですね。

ターンダウンではこの通り。ナイトスイーツはチョコレート。いつものリッツ・カールトンチョコではないオリジナルのものでした。

部屋のライティングは全体的に暗めなので仕事するにはちょっと向かないかなと思いました。仕事は忘れてリラックスモードでいきましょう。

ミニバーエリア

部屋の入り口からリビングに向かうバスルームと逆側の廊下にミニバーが用意されています。

もちろん定番のネスプレッソにお水も大量に。東京の缶のタイプでも、いつも見るペットボトルとも違うデザインでした。

お茶の抽出マシンがあるのがユニークです。緑茶はリビングに本格的な茶葉が用意されているので、ほうじ茶やルイボスオレンジティーなど。

茶器はソファにつながった棚の上に。セットのされ方が日光のリッツ・カールトンと同じでした。茶器のデザインもかなり似てます。

冷蔵庫はこちら。缶類がありませんね。ノルウェーベルゲン鉄道の通り道VOSSの水は久々に見ましたが、高級ホテルの定番です。

こちらの洋茶器セットのデザインも洗練されています。

バスルーム

シンク台の鏡の間にテレビがついています。風呂から見える仕様ですね。

バスルームはヒノキの板敷があり、安らぐ香りです。バスタブも広いですね。レインシャワーは4つに分かれており、隙間になっている真ん中の水量がやや不足気味でした。

バスルームは扉を閉めることができます。風呂場の灯りが漏れてくる設計です。

TOTOのトイレは自動開閉ではないタイプですね。

アメニティ

まずコロナグッズは定番のマスクと消毒スプレー。このスティックタイプのスプレーはいろんなホテルで入手するのでうちに大量にストックがあります。

ウェルカムフルーツにいちごとみかん。

ウェルカムスイーツには抹茶味のせんべいというかクッキーのようなお菓子。

いやー、最近ほんとよく見るようになった木製ブラシと、たまに見かけるこれまた木製のブラシ(ちょっと使いづらい上にすごく簡単に折れる)でした。プラスチック削減の風潮には大いに賛同するので、この無駄なプラ包装もなくしちゃったらいいのにと思います。ブラシの方は外してますがこちらもプラ包装に入ってます。

バスアメニティはいつものアスプレイです。イギリス王室御用達ブランド。

バスソルトはゆずだったかな。

洗顔用の石鹸にオリジナルのものが用意されていました。そういえば嵐山にある同じマリオット系列の翠嵐でもオリジナルの石鹸があったのを思い出しました。

インルームダイニング:黒毛和牛バーガー

黒毛和牛バーガーをオーダーしました。確か3500円にサービス料かな。東京のやつが別格なのでこれでも格安に感じてしまう金銭感覚が最近やばいなと感じております。。

付け合わせのフレンチポテトはトリュフフレーバーですが、よくありがちななんちゃってトリュフ味ではなく、しっかりとトリュフ片も入った本格的なトリュフ味で美味しかった。もちろんバーガーのパテもふわふわに柔らかくジューシーでそこらのハンバーガーではありません。

和朝食 

国内のリッツ・カールトンはマリオットのプラチナ会員以上であっても通常、朝食は有料なんですが、ここ京都では朝食がプラチナ特典でサービスされました。ラウンジがないからということをおっしゃっていましたが、そもそもリッツ・カールトンはラウンジも有料なような。。まあ、得したのでいいでしょう。笑

和食か洋食のセットメニューからの選択でしたが、今回は和食を選びました。

朝食会場は地下1階のレストラン。ですが、窓の外には生垣に水が流れ落ち、光も入ってくるのでまったく閉塞感はありません。

食前にしそジュースとほうじ茶で目覚めます。

先付けの湯豆腐。

そしてお膳が運ばれてきます。お椀はもちろんご飯と味噌汁。ご飯はおかゆも選べたと思います。

幽庵焼きのお魚に刺身、付け合わせもしっかりとした味付けでごはんがすすみます。

フィットネス&プール

スパエリアはレストランのさらに下層、地下2階にあります。

地下なので窓がないのだろうと思いきや、地上から降り注ぐ生垣の水がやはり視界に入ります。うーむ贅沢。プールはカルキ臭まったくしません。

プールの両サイドにドライサウナとスチームサウナがあり、サウナで温まった体をプールでクールダウンできます。そのためかプールの中にジャグジーエリアがついています。ただサウナの温度設定は80度弱とかなり低めでしたのでサウナー勢にはちょっと物足りないかもしれません。

フィットネスエリアはこちら。機材が所狭しと並びます。やや狭いですが、134室のホテルにしては充実していますね。

逆サイドにはストレッチスペース。

更衣室の横に温浴設備もついていますので、冷えた体はこちらで温めましょう。

まとめ

以上、高騰する京都のホテルの値段設定を一気に吊り上げた元凶とも言えるリッツ・カールトンです。最安の部屋でも1泊10万円超というのは、高級ホテルの居並ぶ東京ですら繁忙期のアマンくらいですからいかに高騰しているかがわかります。

しかし、くやしいかなやはりそれに見合うだけの滞在経験ができるのも確かでした。まだまだ開業ラッシュが続く京都なので、値崩れしてくれることを期待したいところですが、一方でこれだけよい立地でこのクオリティですから、期待薄かなと思いますし、キープし続けて世界に向けて京都ブランドを喧伝して欲しい気もします。

いずれにせよまた京都滞在時に滞在することがあるだろうなと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください