JWマリオット・クアラルンプールのジュニアスイートに滞在

JWマリオットの宿泊記を続けます。今回はマレーシアの首都、クアラルンプールの中心地にあるJWマリオットです。前回のシンガポールの隣国ですが、ホテル料金は1/3と破格の値段で宿泊できます。

ホテル周辺に立ち並ぶデパートの品物などを見ていると、ほとんど日本と物価差がないと感じるくらいに発展が進んでいるクアラルンプールですが、食事に関しては安く済ませることも可能で何よりもホテル料金が格段に安いので、コロナ明けで価格高騰が著しい国内旅行をするくらいなら、少し足を伸ばして贅沢ステイを満喫するのにももってこいです。

ちなみにビッグマック価格で比較してみると、やはりマレーシアはまだ格段に安いですね。

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ということで、そんなクアラルンプールのJWマリオットの滞在レポートを書いていきます。

ホテルへのアクセス

ホテルの立地はクアラルンプール中心の繁華街ブキッビンタン。さらにその中でも高級ブティックが並ぶエリアに同じマリオットグループのウェスティンやリッツ・カールトンと軒を連ねています。

中央の建物がJWマリオットですが、足元にはルイ・ヴィトンやロレックスなどなど高級ブランドの店舗が入る商業施設と接続しています。また、隣のリッツ・カールトンへは建物を出ることなくアクセスできるようにもなっていました。リッツ・カールトンの滞在記はまた別途書きます。

ジュニアスイートの部屋

L字方のレイアウトのホテルです。FIRE EVACUATION PLANと書かれている部分にプールテラスがある配置ですね。今回のアサインはそのプールテラスに面した角部屋のジュニアスイートの部屋でした。

入り口を進むと左手にバスルーム、右手にクローゼット、その先を進むと部屋があるオーソドックスなレイアウト。

と思いきや、部屋の奥にダイニングスペースが隠れたちょっと変わった部屋の配置です。インテリアはそれぞれそれなりのサイズ感ですが、部屋が広いので閑散として見えます。

デスクはもう一回り大きくてもよかったですが、コンセントもたくさんあって、横の台もモノを置くのにちょうど良くて使い勝手は悪くありませんでした。

ベッドは枕の数が多めです。3列に並んでるのを見ることは他では記憶がないですね。

コネクティングルームだったので、扉から隣部屋の音が結構聞こえました。。夜中にずっと激しい咳をしていたのが聞こえたのでちょっと嫌だなと。ちなみに体感では街中のマスク比率は4割程度、レストランやホテルの従業員でもマスク着用していない人も結構いるという感じでしたかね。

コロナ対策グッズは消毒シートが用意されていました。

ダイニングスペースの奥にミニバーが収まっています。このくらいこぢんまりしたスペースが案外落ち着きます。広い窓があるので、カーテンを広げれば意外と狭さも感じません。

窓の外、足元にはプールが見えましたが、正面は絶賛開発中の高層ビルの工事が目に入ります。左側正面の建物はお隣のリッツ・カールトンです。

冷蔵庫の中もちょっと閑散としています。割と定番のものが並びますが、ビールが1種類2本しかないあたりにイスラム教国感を感じなくもありません。

カプセルタイプのエスプレッソマシーンはネスプレッソではないタイプ。ちょっとコーヒーの味はイマイチでした。コンセント利用の際はスイッチをオンにしないと通電しないので充電する際などはご注意ください。

お茶類はクアラルンプールでよく見るディルマの紅茶に、煎茶など用意されていました。華僑が多い国ですが、ホテルで見る緑茶は中国茶よりも日本茶の割合が高いように思います。

クローゼットはこのサイズのものが2つ。収納力は十分です。スリッパ、バスローブ、シューケアグッズなど定番のものが揃います。

バスルーム

マレーシアのホテルはトイレの蓋が開けてセットされているケースがほとんどなんですよね。浴室風のシャワールームがありますが、浴槽はちょっと小さめでした。足が伸ばせないサイズ感。

化粧台が洗面所に独立してあるのは珍しいですね。

バスアメニティはもちろんアロマセラピーアソシエイツのものが用意されています。シンガポールとは違ってここは個包装でした。その他アメニティは歯ブラシ、櫛、髭剃りなどなど定番のセットが一通り揃っています。

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ドライヤーはパナソニック製が採用されていました。

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到着日の夜遅くにメッセージカードと共にウェルカムスイーツが届きました。プラチナ以上の上級会員特典は他にラウンジアクセスとスナック or 1000ポイントだと思います。

そういえばスーパーで値段を見ると意外とフルーツが高いんですよね。ドラゴンフルーツとか1つ500円くらいでしたし、りんごとかも南国では採れないでしょうから結構高いんじゃないかなと。

プール&フィットネス

プールはビルの谷間に。クアラルンプールは雨季は連日雨が降りますが、日本とは違って何日も雨が続くということはほぼなく、激しいスコールが夕方にあり、夜にもしとしと雨が続くこともありますが基本的に午前中には晴れるので昼間は日光浴を楽しむことができます。

気温は30度を超えますが、雨の前後以外は意外と湿度も高くなく日本の夏よりも過ごしやすいです。

ジムの機材は若干少なめですが、一通りの筋トレはできるようになっていました。

クラブラウンジ

ラウンジは低層の2階にあります。朝食、アフタヌーンティー、カクテルタイムと3回のフードプレゼンテーションが用意されています。ラウンジのサイズは結構広めで席間のスペースもゆとりがあってよかったです。

フロアには外が見える窓はありませんが、フロア中央の吹き抜けから下を眺められる席がありました。

カクテルタイム

ワインやサングリア、カクテル類などが並びます。

料理は日替わりでカレー類や肉料理、寿司やサラダなどが並びます。調理ステーションもあり、夕食に十分な分量で味もそこそこでした。日本ではあまりない味付けのカレーが美味しくてついつい食べすぎてしまうのでご注意を。

朝食

朝食もサラダ、パンを中心にまあまあ十分な品揃えです。もちろんエッグステーションもありますが、焼き加減は日本のホテルで出てくるようなクオリティは期待しないでおくのが吉です。マレーシアでオムレツを頼むと、見慣れた形ではなくお好み焼き状になって出てくるのはそういう文化なんですかね。

アフタヌーンティー

アフタヌーンティーの時間帯は、朝食やカクテルタイムとは別のスペースにケーキとコーンフレークが並んでいました。

まとめ

3つ続けて書いてきたJWマリオットですが、やはりコスパ面では圧倒的にここが一番ですね。アメリカはほんとどうにかしてほしいですが、、アジア圏はどこも日本の影響を受けたサービスクオリティの高さが際立ちます。ここのラウンジのスタッフもきさくで結構いい印象を受けました。

記事中にも書いたとおり、雨季でもタイミングを見計らえば案外雨も避けられるし、寒い冬に日本を抜け出して暖かくすごすおこもりステイにもってこいのホテルのひとつです。

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