JWマリオット・シンガポールのスイートルームに滞在

前回のニューヨークに引き続き、今回はシンガポールのJWマリオットの宿泊記です。

海外進出する起業家や最近ではYoutuberなどのフリーランス定番のタックスヘイブンの地となっているシンガポールですが、今や日本よりもはるかに豊かな国になってしまいました。コロナ規制完全撤廃後の訪問では、昨年の香港の件もあってか中華系の人口割合がまた増えた印象があります。

今回のJWマリオット・シンガポール・サウスビーチは、高級ホテルが立ち並ぶエリアのマリーナベイ北岸の一角に2017年開業した比較的新しいホテルです。価格高騰の著しいシンガポールでも、アジア圏ならではの充実したビュッフェやインフィニティプールなど、都市型リゾートを満喫できる施設でしたので早速レポートしていきたいと思います。

ホテルへのアクセス

チャンギ国際空港からはタクシーで30分弱。地下鉄でのアクセスは、プロムナード(Promenade)駅から少々距離はあるものの、ショッピングモールを通れば雨でも濡れることなくホテルまで到達できます。ただし、巨大なモールが複数あり、ホテルへの案内はないので迷うかもしれません。

東側にあるショッピングモール、サンテックシティからの連絡橋から見たホテルの外観です。

5棟のビルが立ち並び、湾曲した屋根で囲われた巨大なスペースの一角にホテルがあります。

ホテルの周辺にはいくつものアート作品が並び、スタバなどの飲食店も出店しています。雨の中でも濡れずに遊び回れます。

フロント階にはクリスマスツリーが早くも飾られていました。コンクリート剥き出しの近代的なデザインです。

フロントの上のフロアから別棟のクラブラウンジやプールなどにアクセスできます。この空間、イギリスのカビの匂いのような香水の香りが漂っていました。ビッグベンの足元、ウェストミンスター橋のあたりを思い出します。日本人的にはあまり心地よい香りとはいえないと思います。。

デラックススイートの部屋

20階、北東の角部屋へのアサインでした。

リビングルーム

部屋の入り口を進むとリビング、その先の廊下を通ってバスルーム、ベッドルームというレイアウト。

インテリアの配置がユニークですね。コーナールームでないのにテレビが壁面でなく窓側にあるのは他では見た記憶がありません。デスク配置など、一人で利用するには使いやすくはありましたが、ファミリーやカップルでの滞在にはやや使いづらそうな印象です。

デスク上のウェルカムスイーツボックスの中身は定番のマカロンやシュークリーム的なものにチョコレートと盛りだくさん。ついつい糖分を摂りすぎてしまいます。

リビングの窓からは、目の前に巨大ファサードでつながった北側のオフィスビルが目に入ります。テレビ台を窓際に置いてあるのはこの視界を防ぐための配慮なのかなとか思ったり。グローバル企業が入っているようだったので、このホテルもビジネス客が多いのでしょうね。

ベッドルーム

廊下を渡った先のベッドルーム。深夜も外のクラブの重低音が聞こえたのが残念でした。。

東側の窓の外は足元のコンベンションセンターの建物、その先にはマリーナスクエアや高級ホテル群、さらにその奥には観覧車(シンガポール・フライヤー)や3連棟の上にプールがあるマリーナベイサンズなどなどが目に入ります。

キッチンスペース(ミニバー)、クローゼットなど

リビングに隣接したキッチン風のミニバースペース。

ミニバーにはもちろんネスプレッソ。

用意されているお茶はもちろん定番のシンガポールブランドTWGです。

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ベッドルームにつながる廊下のクローゼット。もうひとつ部屋の入り口吹人にも小さなウォークイン風クローゼットもありましたが写真撮り忘れました。。バスローブやスリッパは肌触りよく上質なものでした。

部屋の入り口横にはパススルーボックスがありました、が、ここの内扉の鍵壊れていました・・・

バスルーム

廊下の途中を曲がった奥にはバスタブとその両脇にシンク、その手前にシャワールームとトイレがあるというこれまた珍しいレイアウト。鏡だらけで自分が映らないように写真を撮るのがかなり難しい。。(というか不可能だったので、加工で消しました。笑)

アメニティ類はもちろんJWマリオット御用達のアロマセラビーアソシエイツのセットです。前回のアメリカと違って、歯ブラシやシェーバーなどのプラスチック製品も一式揃っています。ただ、ここはバスアメニティは個包装ではなく大きなボトルで持ち帰り不可のものでした。

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ドライヤーは変わった形のもの。寝ぼけてたのでブランドを確認し忘れました。。

トイレはTOTO製の自動開閉タイプが採用されていました。なぜかトイレの流すボタンはDURAVIT製。このパターン、マレーシアでも見かけますが謎です。DURAVIT製をあとからウォシュレットに変更したとかなんでしょうか?でも便器を交換しないといけないほど年季のあるホテルでもないですしね。

部屋の入り口側、リビングからアクセスしやすいトイレはこちら。やはりTOTOとDURAVIT併用でした。

プール&フィットネス

このホテルは屋外プールが2ヶ所ありました。

南館 18階 FLOW 18

まず、フロントがあり、宿泊棟でもあるサウスタワーの18階の外周を囲う形でプールエリアがあります。プールは東側の端にありますが、しっかり泳ぐにはやや手狭なサイズ。両脇はプールが浅くなっていて、水につかりつつ椅子に座ってドリンクを飲む宿泊客など見かけました。

プールサイドにはテーブル席がずらりと並びます。

もちろんバースペースも。

散策すると卓球台やリゾート風のソファスペースもありました。

さらにビリヤード台やサッカーゲーム台も揃っています。

東館 6階

2階からスパの入るイーストタワーに移動すると、その上層階6階にもプールがあります。こちらもそれほど広くはありませんが、そこそこ距離があるのでガッツリ泳ぐならこちらかなという感じです。

南側の戦争記念公園を挟んで、ラッフルズ・プレイスあたりの金融街の高層ビル群を見張らせます。

こちらもバースペースはかなり広め。

プールサイドには、仕切られた個別ブースが並ぶので、エクスクルーシブな環境で過ごせますね。

クラブラウンジ

クラブラウンジはアフタヌーンティー、カクテルタイム、朝食の3回のフードプレゼンテーションが楽しめます。ラウンジアクセスの部屋の宿泊またはマリオットのプラチナ以上の会員が対象ですね。今回の滞在は深夜着だったためカクテルタイムは利用できませんでしたので、朝食とアフタヌーンティーの様子をお伝えします。

朝食

朝食はエッグステーションでは麺類のサービスもあり、そこそこ充実しています。料理のバリエーションは洋食が中心、コーンフレークの種類がかなり多かったですね。

アフタヌーンティー

朝はチーズやサラダが並んでいた棚にケーキ、サンドイッチや果物が陳列されていました。

他にもスナックやアフタヌーンティー定番のスコーンもありました。これ一通り取っちゃうと夕食が食べられなくなりそうです。なかなかの充実ぶり。

まとめ

ユニークなデザインのホテルで楽しい滞在でした。

フロントエリアの匂いや夜中の騒音(寝れないほどうるさくはないですが)など、改善してほしい部分はなくもないですが、総じて満足度の高い滞在でした。ここはまた利用してもよいかなという印象です。次回滞在するときにはカクテルタイムも楽しみたいなと思います。

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