セルリアンタワー東急ホテルのクラブルームに滞在

今回は再開発が進む渋谷のセルリアンタワーです。今年開業20周年ということで東京の老舗ホテルになってきましたね。超高層ビルが次々と完成していく渋谷において未だ堂々たる威容を誇るタワーホテルで、比較的低層建築が並ぶ渋谷エリアでは遠くまで見通せる眺望が期待できる立地です。

パーティ会場などはこれまで何度か使ったことはあるのですが、今回、滞在するのは初めてでした。それでは早速見ていきましょう。

ホテルへのアクセス

ここ最近の高級ホテルは駅直結が多いので、それらと比べるとやや歩きます。といっても渋谷駅から5分ほどなので余裕で徒歩圏内ではあります。少し坂道を登るので夏場は少々汗だくになります。そして渋谷駅からは首都高を横断するためにどうあがいても高架を渡る必要があるので大荷物だとちょっと大変かもしれません。

個人的におすすめはGoogleマップで渋谷ブリッジ21と記載のあるところの橋を渡るルートですかね。ここは対岸にエレベーターがあるので比較的楽ではないかと。

それにしても久々の渋谷でしたが、ずいぶん様変わりしましたね。昔の感覚で歩くと一瞬で迷子になる。。ただセルリアンタワーのあたりは比較的昔の面影を保っているように思いました。

ホテルレセプションは1階で天井高のあるフロア。上で書いた渋谷ブリッジ21のところからは2階に到着するので案内に従って下のフロアに降りてください。ここはいくつかレストランやカフェが入っています。

フロアは落ち着いた雰囲気。部屋の扉とかはやはりひと昔前の素朴なデザインです。

スーペリアキング(エグゼクティブフロア)の部屋

35階のラウンジがあるエグゼクティブフロアの滞在でした。見取り図の左、大きな区画がラウンジですね。緊急事態宣言中ということもありラウンジも客はまばらです。

リビングエリア

数年前にリニューアルされているため部屋は意外と今風のデザインです。テレビも大きいですね(古いホテルは大概テレビが小さい)。

デスクスペースをこんなところに置いてあるレイアウトはあんまりないパターンですね。普通は空気清浄機があるあたりにあると思いますが。ただ、この位置にあればデスクに向かった時に壁ではなく窓の外が見えるので悪くないと思いました。

コロナグッズはウェットティッシュとマスクケースでした。マスクケースが用意されているホテルは比較的少ないと思います。

ミニバーには定番ネスプレッソ。お茶類はホテルオリジナルのパッケージでした。

緊急事態宣言によりラウンジのアルコール提供が停止されているため、ミニバーのアルコールも無償提供となっております。ペリエ缶のデザインが村上隆コラボです。こんなのあるんですね。

クローゼットはやや手狭。このクラスのホテルにしては珍しく衣料消臭剤がありました。

東京の高級ホテルはどこも必ず浴衣があるのですが、ここは珍しくパジャマだけ。

部屋の音響機器はボーズ定番の四角タイプの新しい機種ですね。

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部屋からの眺望

ちょうどホテルの真上を飛行機が羽田空港に向けて降下しながら飛んでいくので、飛行機好きの人には絶好の撮影スポットになると思います。この写真のど真ん中を飛行機が進んでいく感じですね。(何度も飛んでるのでいつでも撮れるから後でと思っていたら、そのまま写真取り損ねてしまいました。。)

遠くお台場の方に目をやるとフジテレビ社屋なども見えました。右手の方に目を凝らすとすごく小さいですが横浜のランドマークタワーなども視界に入ります。

窓の左端の方に東京タワーや六本木ヒルズも。建築中の巨大タワーは麻布台の再開発A棟です。これは完成時日本一の高さ325mになる予定ですが、かなりの高さになってきました。何度か過去の記事でも言及していますが、これはいろんなところからの東京タワービューを損ねてしまいそうなんですよね。。特にリッツ・カールトン。。。

バスルーム

バスルームは風呂場がちゃんとあるパターンですね。シングルシンクですが広々した手洗いスペースも好感です。

バスアメニティはロクシタン。グレープフルーツ系の爽やかな系統の香りでした。他に一般的なアメニティグッズに加えて洗顔グッズやバスソルトなどもあります。

ドライヤーは定番のパナソニックでした。

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バスルーム奥にトイレです。もちろん便器はTOTO。

クラブラウンジ

ラウンジでテーブルにアクリル板があるのは他では見たことがないなあ。やっぱり無粋な感じがします。というか、見ての通りここで密になることは絶対にないのでいらんと思うのですよ。。

アフタヌーンティー、カクテルタイムとこぢんまりしたビュッフェ台につまみやお菓子などが並びます。手前の機器はビュッフェの定番になってしまったビニール手袋を自動で開いてくれるマシン。これ割と普及してきましたが、ビニールの外側を素手で触れずに済むのでまだ採用していないホテルは早く導入すべきと思います。(もしくは意味ないからビニール手袋やめたらいいのに)

まあ、夕食にするには物足りないので外に出かけることをおすすめします。右上のドリンクはノンアルコールのモクテル。各ホテル、オリジナルのモクテルレシピを開発していますが、ここのは爽やかな甘いスパークリングジュースですね。

お茶は定番のTWG。ドリンク類はオーダーすると入れてきてもらえます。ソーサーやポットもかわいいのでぜひお好みのものを頼んでみてください。

ラウンジからの遠景には富士山が映ります。夏場はもやでなかなか見えないようですが、夕方、運良く少し姿を現してくれました。

一休のダイヤモンド会員特典でロクシタンのアーモンドのバスアメニティをいただけました。これ香りといい塗り心地といいめちゃくちゃ好みなんですよね。ちなみに丸の内のフォーシーズンズのアメニティにはこれが採用されています。

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プール&フィットネス

スパエリアは3階にあります。タオルなどは更衣室やプールサイドには用意されておらず、受付で渡されたものを使うというスタイル。サウナは無理なく八人くらい入れるサイズですが1人ずつの使用で45分までという運用になっていました。水風呂がなくシャワールームだけなのでサウナの後、プールに行くのが正解ですね。サウナは予約制ではないのでタイミングは見計らいましょう。

ということでプールがこちら。3レーンと並みのサイズですが体感ではもっと広く感じました。レーンが区切ってないからですかね。フロアが広いからかもしれません。それもあってカルキ臭もまったくしませんでした。

更衣室にマッサージ機などあるのですが、カバーが被されて使用禁止になっていました。

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朝食

朝食はラウンジでいただくこともできますが、インルームで和食のメニューを選択しました。西京焼きに牛しぐれ煮とおかず豊富で満足です。ちょっと珍しい黒豆の納豆だったかな。

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まとめ

老舗ホテルと言いながらも2014〜2019年にかけて客室などリニューアルされていて全く古さを感じさせない良いホテルでした。コロナ対応はやや過剰かなと感じる部分もありますが、手抜きよりは良いことでしょう。あまり渋谷に行くことはないのですが、ここはお値段もリーズナブルですし、また使っても良いホテルだなと思いました。

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