フォーシーズンズ丸の内 新幹線の見える部屋に滞在

ホテルにチェックイン

こちらのホテルは2002年の開業と、ここ数年、同クラスのホテルがいくつも開業している東京駅界隈のホテルの中ではかなり古い部類に入ります。もちろんその年季は感じるところは多々あるものの、今なお十分に5つ星クラスの存在感を示しています。

東京駅の八重洲南口方面です。同じく八重洲のシャングリ・ラとは逆サイドにあります。

エントランスはこちらの専用路を進んだ奥左手です。路地の入り口にFOUR SEASONS HOTELと大きく書かれた看板があるので間違えないと思います。

ホテルの1階入り口すぐにフロントがあります。チェックインして、映像が流れる大きな円柱の横を抜けてこのエリアでエレベーターを待ちます。

客室階のエレベーターホールはこのような様子です。エレベーターのボタンがでかい。インパクトのあるアートとモダンな絨毯。フロアはちょっと古い旅館のような匂いがします。外資系ホテルでその系統の和の匂いを感じるのは珍しい。

デラックスキングの部屋

こちらは新幹線の線路に面した部屋です。

ルームキーは東京駅舎のあしらわれたデザインがかっこいいです。

到着が夜遅かったのですでにターンダウンされておりました。部屋は十分な広さです。部屋の奥の柱がなかなかのインパクトです。

フォーシーズンズグループはエコのため紙の削減中ということで、机上のコロナ対策について書かれた紙以外は、部屋の案内やルームサービスなどは全てwebで見るようになっておりますとのこと。先日オープンした大手町の方は紙だらけでしたが、、きっとオープン向けの一時的なものなのでしょう。

ベッドリネンのクオリティはさすがです。シーツはすべすべ、ベッドはふかふかで枕もボリュームがありながらも沈み込むタイプで、同じ5つ星クラスのホテルの中でも最高級だと思います。

窓の外に新幹線の線路を挟んで丸の内方面が見えます。線路の下は駅の執務室ですかね。夜通し灯りがついていて、夜中も安全運行のために働いてる方がいるのだなと妙に感慨深いものがありました。

左奥の方には小さく東京タワーも見えますね。

コロナ禍の除菌3種の神器(マスク、除菌ジェル、除菌シート)揃いぶみです。バスルームでボディローション見かけないなと思ったらなぜかこのセットの中に入っていました。

不思議なところからテレビの音が聞こえるなと思っていたら、ベッドサイドの机の下にスピーカーが隠れていました。逆サイドには定番のBOSEがあり、立体感のある音響です。

クローゼットはシンプルに物置きでした。アイロンやシューケアグッズなどがないのは珍しいですね。

なんだかよくわからない写真になってしまいましたが、こちらは鏡だけが収納された扉です。

ミニバーですね。缶の天然水は大手町のフォーシーズンズと同じもの。右上、プラスチックカップがビニールに入っていました。コロナを気にする人向けですかね。しかしプラ削減とか言いつつこういうのがあるのはポリシーのブレを感じる。

ネスプレッソのカプセルは薄茶系。ヴォリュートのデカフェは定番ですし、ローマはたまに見かけますがちょっと珍しい組み合わせかな。

最近、コロナ禍の影響で冷蔵庫を空にするホテルもある中で、この通り目一杯入っておりました。フォーシーズンズ オリジナルのジュースも見当たりますね。

この冷蔵庫、ロゴを見たらnational製でして、これまた年季を感じました。そういえば我が家の電子レンジは20年もののnationalがまだまだ現役で使えているので、さすが日本クオリティだなと改めて思います。

でも冷蔵庫は新しい方が電気効率が圧倒的に良いはずなので、エココンシャスをうたうのであれば更新しても良いのではないかとは思いますが。

バスルーム

バスタブを挟んで左右にトイレとシャワールームのあるレイアウト。このバスルームの配置の仕方はちょっと独特ですね。

シャワールームの方は古めの高級ホテルにありがちな小さなレインシャワー。

洗面台は洒落ていますがシングルシンクでちょっと手狭です。

アメニティ類は木箱に収納されています。ブラシが木になっていた大手町のフォーシーズンズ とは違って普通のプラスチックタイプ。このクラスのホテルにしてはちょっと簡素ですね。

バスアメニティはロクシタンのアーモンドというブランドです。その名の通りちょっと甘い香りが漂うのですが、これは万人受けする匂いだと思います。

トイレがTOTOではなくLIXILでした。都内の5つ星ホテルでは初めてお目にかかりました。流すスイッチがボタンではなくレバーなのも珍しいですね。まあ、だからといって機能的に問題があるわけではございません。

ジムと温浴施設

スパエリアは7階にあります。アメニティやお土産など販売している受付で案内していただきます。

ジムはそれほど広くないですが、54室しかないことを考えると、設備の数は十分かなと思います。僕が入った時は独占状態でした。

ストレッチゾーンや筋トレ器具類もこの通り。

こちらは温泉だそうです。狭く暗いのでちょっと秘境感が漂いなんともいい感じでした。人とバッティングしなければ最高ですが、8時以降は混むようですのでタイミングはご留意ください。この右手にシャワーブースとミストサウナがあります。

浴室の外にはこちらの休憩スペースがあるので、水風呂はないものの、クールダウンを挟んでサウナを楽しむこともできます。なお、土日祝前日はお一人45分までの利用をお願いしますということでした。

水とナッツ類が用意されていました。ニコライ・バーグマンのボックスフラワーが地味に高級感を演出しています。

MOTIFで朝食

朝食会場は、スパと同じく7階にあるフランス料理のMOTIFというレストランになります。現在はビュッフェスタイルは停止しており、和食か洋食から選ぶスタイルになっています。

バーカウンターの前の椅子は取っ払われていました。

このように豪華な雰囲気のレストランです。花飾りも洒落ていますね。

やはりこちらからもJRの線路が見えます。新幹線の往来が見られるのでお子さんがいたら食事どころじゃないでしょう。笑

今回は和食を頼んで見ました。魚とお新香と温泉卵に味噌汁とオーソドックスなメニューですね。右端で見切れていますが、カフェラテを頼んだらスープサイズの大きなお椀に入って出てきました。お茶碗より大きいの分かりますかね。ちょっと笑えるくらい大きかった(褒めてますw)。

コロナ禍以降の東京都内の高級ホテルの朝食については、下記記事にてまとめていますのであわせてどうぞ。

コロナ禍でも朝食がおいしかった東京都内の高級ホテル総まとめ(ビュッフェもあり)

まとめ

現在、プラレール付きの子連れ向けのプランがあるということで、小さな男の子と家族連れで滞在されているお客さんを大勢見かけました。設備に関してはあちらこちらで古さは感じるものの、クオリティは5つ星を名乗るに相応しいものでしたので快適な滞在ができると思います。

新幹線サイドの部屋は列車が通り過ぎる音が聞こえるので静かな環境を求めるなら最新鋭の防音が施されたホテルにするか、シティサイドの部屋を選択するのが良いと思いますが、しかし新幹線を部屋から眺めながら過ごすというのがむしろこちらの部屋の売りではあるので、やはり男の子がいるなら有力候補になるのかなと思います。

立地的には、東京ステーション、シャングリ・ラと並びここも東京駅至近なので新幹線で旅するならベストポジションですので、その点でも候補に上がるホテルではないでしょうか。

なお、今回も一休で予約して行ったんですが、特典の提供がなく、おそらく僕がダイヤモンド会員だと認識されていなかったぽいです。。当日の夕方に予約したのでまあそういうこともあるかなとは思いますが、そういう訳で特典のウェルカムアメニティが何だったのかレポートできないのは残念でした。。

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