マリオットを続けます。今回は名古屋駅直結の超高層ビルに入るマリオットです。東京と比べて高層ビルの少ない名古屋でひときわ高い建物なので、ここから見下ろす景色は国内ではなかなか経験できないものになります。
その分、他のホテルと比べてお値段も張るのですが、新幹線から降りてそのままホテルまで濡れずにアクセスできる便利さからビジネスユースにも大活躍できるホテルです。
僕もこれまで何十回とお世話になっていますので、これまでなんとなく撮りためていた写真をお蔵出ししつつご紹介してみます。携帯の写真なので画像は粗めです。
新幹線からは、中抜けの通路を歩くと案内が出ているので迷わないと思います。1Fからエレベーターで15Fに登るとフロントです。フロントでチェックイン後、8機もある客室専用のエレベーターに乗り換えて部屋にアクセスです。
大規模ホテルなのでフロントはいつも混雑しています。エリート会員レーンもありますが、オペレーション上、そちらも使って回しているので、その恩恵を感じられることはなかなかありません。
フロント階にはラウンジが複数あり、またオフィスエリアなどへのアクセスも兼ねているのでかなり広いです。ここはフロント正面の扉ですが、ここを出て右手にはビジネスフロア用の大量のエレベーターがあり、ここから高島屋などの方面に出られるので便利です。
ただ、このエレベーターかなりひどい仕様で、どれが止まるかわかりづらく、しかもすぐに閉まるので頻繁に乗り損ねます。素直にボタンを押したところが開くのを大らかな心で待つのが正解です。
目次
ホテルの部屋詰め合わせ
コンシェルジュフロア
コンシェルジュフロアと銘打たれた部屋へは、エレベーターホール前のカードリーダーに部屋のカードキーをかざさないとアクセスできない仕様です。全体にカラーリングがこちらの写真のようになっています。
方角別ホテルの部屋紹介
西側の部屋
名古屋の繁華街である伏見や栄方面とは逆側のビューですね。眼前に高層ビルが全くなく、素晴らしい見晴らしが期待できる方角です。こちら側の部屋にアサインされることが多い気がします。
いかがでしょう。ちょっとこの写真は曇っていますがそれでも見晴らしは素晴らしいですね。そういえば40階の高さまでくると小雨がぱらついていてもちょっと分からないです。防音性能は決して低くはないのですが、見ての通り新幹線の線路に面しているので電車の音は結構聞こえます。
コンシェルジュフロアの部屋の作りは大体こんな感じです。デスクがあるかないかが大きめサイズの部屋かどうかの違いだと認識しています。
SPGゴールド以上の会員にはお水が2本用意されていると思います。
ターンダウン後はパジャマとチョコレート1片とスリッパが用意されています。大体このホテルに到着するときはターンダウン後なので見慣れた光景です。パジャマの沈み込みでわかる通り、ふわふわの掛け布団です。寝心地は申し分なし。
ただ、おそらくリネンの洗剤の匂いだと思うのですが、ちょっと柑橘系の香りに混じってカビ臭さを感じてあまり好みでありませんでした。一時期、リニューアルと共にいい香りに変わったのですが、また最近は元に戻ったような気がしています。ただ、以前よりは香りが弱まった印象。慣れただけかもしれませんが。。
コンシェルジュフロアではなく、ノーマルの部屋はこんな感じです。ちょっと一昔前感を感じるデザイン。こちらは31階のフロアでした。改装後はコンシェルジュフロアが増えたようで、プラチナ会員だと、最安値の部屋を予約していてもこのタイプの部屋にアサインされることはなくなりました。
南側の部屋
35階には36階とつながる階段があるのでこのフロアはちょっと特殊ですが、こちらは南側、東京方面の新幹線の路線が見える部屋です。15階のラウンジが改修時に、一時的に36階に臨時のラウンジが用意されていたことがあります。
部屋からの景色。モード学園のあの奇抜なビルが目立ちます。ちなみに15階のクラブラウンジもこちら側の眺望です。
部屋の設備は同じですね。
北側の部屋
この方角は眺望がイマイチです。隣接するビルがオフィスなのでカーテンも開けっ放しにしずらい感じ。
部屋の内装はこちらも同じですが、少し小さい部屋なので大きなデスクがありません。
東側の部屋
こちらの方角も正面のビルが邪魔をしているのでなかなか開けた眺望とは言いづらいです。ただ、北側の部屋からも見えた名古屋大ビルヂングは見応えありますし、ビルの横からは遠くが見えなくもないので、高層階ならそれほど悪くはない感じ。
部屋の設備
部屋タイプは色々ありますが、部屋の設備類はほぼどれも一緒なのでまとめてご紹介。
バスルーム
向きが違うことはありますが、バスルームはこのようにシンク横にシャワールームとトイレ。写真には写っていませんが、逆サイドにはバスタブがあります。超高層なだけあって、シャワーのお湯が出るのはちょっと時間がかかります。
あとシャワールームの扉が外開きなので、いつも足元のタオルが引っかかってずれるんですよね。扉からちょっと離して置くのがコツです。
アメニティ類
このセットが定番です。たまにちょっとグレードアップされたアメニティの部屋にアサインされる時がありますが、どの部屋なのかはリサーチ不足でわからないです。。
石鹸類はマリオット定番のTHANNですね。ちょっと強めの柑橘系の香り。
ミニバー
ミニバーのコーヒーは以前はドルチェグストでしたが、去年のある時期からネスプレッソにかわりました。エスプレッソ好きとしてはこっちの方がありがたいです。
プラチナメンバーのウェルカムギフトは、1000ポイントまたはドリンク+おつまみのセットです。この時はビールとフルーツ盛り合わせを頼んだんだと思います。ラウンジが閉まってからホテルに到着することも多いので、時々このセットで喉を潤します。
コンシェルジュラウンジ
以前は正直、マリオット系でもしょぼい部類に入るラウンジで、とてもラウンジ飯で夕食を済まそうという気にはなれませんでしたが、昨年の新装後、一変しました。まずはいくつか写真を並べてみます。
いかがでしょうか。なかなか雰囲気のよい空間です。ドリンク類も充実しておりますし、それほど広くはないのですが、窓が大きいので開放感あります。
お一人様で使えるカウンターもあります。
シャンパンアワーのホットミールはこのように色々と小分けにされて供されます。どれも結構美味しいです。ビジターだと6000円かかるそうですが、飲み放題、食べ放題でかつ客層も良いので静かで雰囲気ある空間であることを考慮すると全然高くない気がします。
※コロナの影響で、この提供方法は20年9月現在変更されています。詳しくは後述する記事を参照ください。
ちなみにこちらが昔のラウンジの様子です。かなり変わりましたね。
朝食会場 オールデイダイニング バーゴラ
15階の見取り図ですが、上のコンシェルジュラウンジとは逆サイド、右上に朝食会場があります。もちろんラウンジで朝食もいただけますが、料理の種類はこちらの方が多いです。
広いので奥に案内されると料理を取りに行くのに結構歩きます。和洋食が並び、もちろんエッグステーションでオムレツも作ってもらえます。八丁味噌や名古屋飯もあります。
※アフターコロナでちょっと様子が変わっていたので、朝食に関する詳細は下記の記事をどうぞ。コンシェルジェラウンジの情報もこちらに記載しています。
15階のロビーラウンジ シーナリー
ロビーラウンジですが、ここはホテルのWiFiも使えますし、騒がしくもないので商談にも使えます。ちょっとお値段はかかりますが、名古屋駅はすぐに入れて軽く話のできるカフェが少ないのでここは意外と穴場だったりします。
スパエリア
ジム、プール、サウナなどのスパエリアは18階にあります。15階のフロア奥から専用のエレベーターでアクセスします。場所はちょっとわかりずらいというか知らないとたどり着けないですが、上の見取り図のシーナリーの右奥にエレベーターがあります。ジムは24時間営業ですが、プールは21時まで、サウナと大浴場は22時まで、それぞれ営業1時間前に受付終了ですのでご注意ください。
受付で利用目的を告げて、靴箱の鍵をもらってアクセスします。
まずはシャワーを浴びて中へ。シャワーキャップとゴーグルは中で貸し出してもらえますので持参しなくても大丈夫。
ホテルのプールとしてはかなり広い部類です。全力で泳げます。水質ももちろんとても良いですし、設備も全体的に手入れが行き届いており、文句のつけどころがありません。
左の丸いところと手前のエリアが温水のジャグジーになっております。ひと泳ぎした後、永遠に浸かっていられる。監視員さんが写っていますが、多分この写真を撮った時は誰もいませんでした。タイミングもあるとは思いますが僕が泳ぎに行くときは大体独占できているイメージです。浴場の方は結構人がいるんですけどね。
こちらは上の見取り図でウォームルームと書かれた部屋。暖かい。
サウナも併設された大浴場から出た後は、こちらの休憩室でのんびりできます。マッサージ機も1台ありますし、奥の暗い部屋のソファにはテレビも付いています。
季節の飾り付け
最後に、このホテルではロビーのところに季節によって様々な飾り付けがなされます。いくつか写真があったので載せておこうと思います。
節分の頃の写真ですかね。大量の可愛らしい人形が吊るされていました。
信長、秀吉、家康の鎧武者姿。
こちらはクリスマスツリー。
以上、年々活気付いている中部地方ですが、ここマリオットは名古屋を訪れる際にとても便利なホテルです。
ホテルにはここでご紹介した以外にも、バーやレストランも入っていますし、外に出れば新しい出店もどんどん増えていますから何度行っても飽きずに過ごせると思います。また、僕も今後もこちらのホテルには永らくお世話になることと思います。