こちらは大阪のリッツ・カールトンの最上階、デラックスルームの滞在記です。
旧記事の内容は大幅に加筆して別記事にまとめ直しました。デラックスルーム以外の情報はこちらでご確認ください。
> ザ・リッツ・カールトン大阪の滞在記まとめ
目次
最上階37階のスカイビュー・デラックス・キング・コーナールーム
GoToトラベル開始後のお盆の時期の大混雑により、今回はレイトチェックアウトは13時までと塩対応でした(マリオットのプラチナ以上の会員は部屋に空きがあれば16時までの権利があります)。
リビングルーム
お隣の部屋と比べるとすごく狭い部屋に感じますが、52㎡と都内の5つ星の標準サイズと同等で十二分の広さがあります。むしろ一人だと広すぎるくらい。
部屋全体に強烈なポマードの香りが漂っていましたが、どうやら前の客の残り香でした。この広さで残ってるってどんだけ強い香水振りまいてるんだと。。。
なにはともあれ、この立地では一番視界が開けている北側の景観です。
写真中央部の大きな空き地は大阪最後の大開発と言われる梅北2期(1期は右手に並ぶグランフロントのビル群)の開発が進んでおります。ちょうどこの滞在の頃に地下から1500体もの江戸時代の遺骨が見つかったとかいうニュースが流れていましたね。
この視界からは、左手の門型の梅田スカイビル手前に建つ白いビルのウェスティン大阪や再開発地区右手、グランフロント4連棟の奥から二つ目のインターコンチネンタル大阪の2つの高級ホテルが見えます。足元はJR大阪駅の電車のホームも見えますね。
西側は隣に背の高いビルがあるのが残念ですが、遠景に大阪湾に抜ける淀川を望めます。天気がよければ夕日が綺麗でしょう。
デスクの上にアフターコロナの定番となった消毒ジェルとマスクに加えて巾着袋が用意されていました。(消毒ジェルは9月以降は違うタイプのものに変わっていました)
デスクのコンセントはこちらに。USBも直接繋げます。古いホテルだとUSBの差し口が用意されていないケースが多いのですが、さすがリッツ・カールトンです。
オットマン付きとなしのソファが2台。ヨーロピアンクラシックデザインで、クッション性が少ない貴族用の椅子なので現代っ子にとってはくつろぐには硬すぎるのが難点です。
こちらはソファからの眺め。ソファからだとテレビがちょっと遠いですね。
クローゼットはこちら。パジャマがタンス収納ではなくこうやって吊るされているのはこのホテルだけじゃないかなと思います。東京のリッツ・カールトンは襟なしでしたが、こちらは襟付き。
ミニバー
ミニバーです。東京とは違って缶のボトルではなくペットボトルの水が置かれていました。もちろん定番のネスプレッソがあります。ポットがデロンギです。これはちょっと珍しいかも。
棚の中身はこちら。右下のネスプレッソのカプセル、1つ穴が空いてる。。以前、パリのプリンスドガルの時も同じことがありましたが、、穴が空いてるということはわざわざネスプレッソの空カプセル入れから取り出してここに置き直したということな訳で。。。
気を撮り直して冷蔵庫の中身です。缶コーヒーが入ってるのも他では見ない品揃えですね。ちょいちょい個性を出してきます。笑
バスルーム
白で統一された空間。97年開業ですからやはりちょっと一昔前感はありますね。シャワーカーテンがバスタブの内側と外側の2重になっています。このあたりはビジネスホテルとは一味違います。
アメニティセットは高級感のあるシルバーに統一されたパッケージに入っております。シャンプー等はリッツ・カールトン御用達のAsprey(アスプレイ)です。ホテルのフロントの前にAspreyのショップが出店しています。
逆サイドです。こちらのシャワールームにはハンドシャワーがなく、小さなレインシャワーだけだったのでちょっと使い勝手が悪そうで使いませんでした。
トイレはもちろんTOTO。自動で開くタイプです。
まとめ
部屋の設備に関しては総じて不満はありませんが、やはり古いホテルなので廊下の外の音は結構聞こえます。もちろんビジネスホテルのようにとなりの部屋の音が聞こえたりはしないのですが、とりわけ部屋の開け閉めの振動は結構気になるので、その点は最新鋭のホテルには見劣りするかなとは思います。それを除けば総じて満足できた滞在でした。