ザ・リッツ・カールトン大阪の滞在記まとめ

大阪のリッツ・カールトンの記事をいくつか書いてきたので、この記事でまとめておきます。

特徴的な外観の超高層ビル1棟丸々使ったぜいたくなホテルですが、1997年開業とちょっと古いこともあり、再開発が進む梅田地区周辺には並び立つ高層ビルがどんどんできているため低層階だとちょっと眺望が微妙かもしれません。

大阪の5つ星ホテル情報はこちら >【アフターコロナ】大阪の5つ星ホテルおすすめランキング

ホテルへのアクセス

最寄りの大阪駅からは地下道でアクセスできるものの、ちょっと距離があるので夏場は結構汗をかいてしまいます。

伊丹空港からのリムジンバスはホテルのすぐ隣のハービスプラザ(東側のENT)のバス乗り場に到着するものがあるので、空路でアクセスされる方は電車よりもリムジンバスを選ぶのがよいと思います。

大阪駅地下は巨大な迷路なので地下を歩く場合は標識など見ながらルートを外れないように気をつけましょう。こんな不思議な動物たちが戯れる広場を通れば正解です。昔はここ水が流れていましたが、いつの間にやらこんな姿に。

外にアクセスする出入り口はこちら。飲食店などが豊富な福島駅方面に行くのであればここから外に出て歩きます。ライオンが寝そべってますね。

こちらは1階にあるオーナーバー。この時は空いていましたが、休日の昼間はピアノの生演奏の中、アフタヌーンティーを楽しむ人で満員になっていることもしばしば。

オーナーバーやショップを抜けて行くとこちらの広間に出ます。右手にフロントがあり、英国王室御用達で、リッツ・カールトンのバスアメニティに採用されているアスプレイのショップがその正面に出店しています。

館内にはヨーロッパの近世の美術品が至る所に飾られていますので、興味のある方は鑑賞して楽しめると思います。フラワーアレンジメントも見事です。

エレベーターホールまで全体に貴族趣味なヨーロピアンクラシックタイプの装飾です。90年代までの高級ホテルはこの手のデザインが多いのですが、そんな時代背景を感じます。

客室フロアの廊下の先には窓があり光が射し込む廊下でした。白基調でフロント階とは雰囲気が大きく変わります。

ホテルの部屋タイプ

部屋タイプ一覧

部屋タイプ広さ
スーペリア43㎡
デラックス52
ジュニアスイート65㎡
エグゼクティブ スイート77㎡
ジャパニーズ スイート100㎡
ザ・リッツ・カールトン スイート233㎡

高層階のスカイビュールーム、また、クラブアクセス付きのクラブルームがそれぞれ選べます。これまで、デラックスタイプとジュニアスイート、エグゼクティブスイートに滞在しましたので、下記リンク先に記事を載せています。

記事を比較していただければわかる通り、どの部屋もインテリアデザインや設備はほぼ同じです。やはりエグゼクティブスイートは少し設備がグレードアップしていますが、価格差ほどの差があるかというと・・・

デラックスルームの宿泊記

https://trimskip.com/the-ritz-carlton-osaka-deluxe/

ジュニアスイート & エグゼクティブスイートの宿泊記

部屋からの眺望

ここに載せるのはいずれもスカイビューレベルの眺望なので頭一つ抜けていますが、低層階になると周りのビルに阻まれると思ってください。

北側の眺望

梅北エリアが見渡せます。JR大阪駅や梅北再開発地区の工事状況が手にとるようにわかります。数年後の姿を想像しながらこの景色を眺めるのはわくわくします。

西側の眺望

大阪湾に流れ着く淀川の先、工場エリアの遠景に夕日が沈んでいく様子がきれいに見えます。

東側の眺望

足元の雑多な北新地から東梅田・北浜方面が見渡せます。大阪城公園は見えますが、大阪城はビル阻まれて見えません。この写真の左側に高層ビルがあるのでちょっと視界は阻まれます。

南側の眺望

電通関西支社跡の工事が気になる足元の堂島エリア、その先にフェスティバルゲートの姉妹等、さらにそのずっと奥にあべのハルカスが見える大阪市内全景が目に入る景色です。

朝食はイタリアレストランのスプレンディードで

朝食については、下記記事を参照ください。コロナ禍において、工夫されている様子が伝わるかと思います。

プール&フィットネス

プールは3レーンありますが、1レーンは会員専用なので使えません。コロナ後、会員以外のプール利用を長期に渡って停止にしていた唯一のホテルがここ大阪のリッツ・カールトンでしたが、21年7月には再開されています。

フィットネスもまあまあ充実していますしきれいですが、ここはフィットネス用に上履きが必要なので余計なコストがかかりますね。。サウナはちゃんと水風呂もあるのでよかったのでが、ここはちょっと狭かったのでタイミングによっては順番待ちになってしまうと思います。

クラブラウンジ

クラブラウンジのフードプレゼンテーションの様子はこちらの記事にまとめました。ラウンジからは南東側の眺望が見えるので、クラブルームに滞在される方は違う方角を希望するのがおすすめです。ここはアフタヌーンティーのメニューが充実していますね。

マリオットプラチナ特典

下記は提示されたMarriott Bonvoyのプラチナメンバー特典のリスト(1滞在につきいずれか1つ選択)です。東京と相変わらずリッツ・カールトンは渋いですが、朝食の優待が無難ですかね。グルメショップには変わったお土産もあったりするのでそれもありかもしれません。

  • スプレンディードでの朝食を30%優待(2名まで)
  • オーナーバーで利用できる2000円分のクレジット
  • グルメショップで利用できる2000円分のクレジット
  • インルームダイニングで利用できる2000円分のクレジット
  • ESPAスパトリートメントの15分延長

GoTo時は大混乱

最初の緊急事態宣言後、GoToトラベル開始直後の夏休みは大混雑していて、当時滞在したときにはチェックインも部屋の準備ができてないということで待たされましたし、コロナで従業員を減らしつつ、お盆休みの異様な活況で回せてなかった様子が伺えました。

ターンダウンサービスをスキップされたり、帰り際に廊下でスマホいじってる従業員に出くわしたりと、色々あって普段のリッツの体験からするとちょっと全体的にモヤモヤの残る滞在だったというのが偽らざる事実です。

あとは他の部屋からの振動や音を感じるのもかなり気になりました。このホテルは古いので致し方なしなんですが、子供が走り回ったりするのもこのホテルに限らずあの時期はよくありました。このホテルは価格帯的にGoToトラベルで普段は高級ホテルに縁のない人たちに手が届いてしまうので、そういう意味ではホテル代が安くなるのはうれしいものの、サービス水準が著しく損なわれてしまうのは大きなデメリットだなと思います。

まとめ

コロナの影響はまだしばらくありそうですが、スパエリアが再開したことでホテルの価格に十分に見合う滞在体験ができるホテルに戻ったなという感じです。東京や京都ほどではないにしても、大阪市内でも新しいホテルが着々とできてきている中、やはり古いホテルになってきた感は否めませんが、それでもやはりリッツ・カールトンの存在感はまだまだ健在です。

とりわけ朝食サービスは、給仕の拙さは気に掛かるところはありつつも毎度パワーアップしていく様子に好感を持っています。個人的には梅田エリア滞在時には今後も積極的に使っていきたいホテルの一つです。

大阪の5つ星ホテルについては、下記記事も合わせてどうぞ。

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