ザ・リッツ・カールトン シカゴのスイートルームに滞在

観光名所が比較的集中している湖畔の街シカゴですが、シカゴ川の南北に美術館や超高層の展望台などが分かれているので南北いずれを拠点にするかで滞在体験が変わります。今回は、その北側を散策する拠点として選んだリッツ・カールトンの滞在記になります。

ホテルへのアクセス

最寄駅は地下鉄レッドラインのシカゴ駅。空港からおよそ1時間程度。駅からは徒歩5分強の距離感です。

ホテル周辺にはシカゴ現代美術館や展望台のあるCHICAGO360、少し足を伸ばせば海軍埠頭などがあり観光にも悪くない立地です。ただし、シカゴ美術館やフィールド自然史博物館、そしてシカゴ名物の古き超高層建築群などのシカゴ観光のメインエリアからはやや離れた位置にあります。

街中ではすでにマスク着用義務がなく、街中のマスク着用率は2−3割といったシカゴでしたが、ホテルのスタッフもマスク着用義務がないのか、マスクをつけていない人をちらほら見かけました。

12階にあるフロント階に上がると広いロビーバーとレストランがあります。

白基調の客室フロアの内装。大阪のリッツ・カールトンに近い雰囲気ですかね。

エグゼクティブ・スイート ミシガン・アベニュービューの部屋

南西方面を向いた角部屋のスイートルームへのアサインでした。31階建ての19階と中層のフロア。

リビングルーム

リビングにはチェアが豊富で気分に合わせて体勢を変えられます。長時間フライトで寝不足気味なのでソファでついうとうとしてしまいました。

リッツ・カールトンおなじみのブルーのメモ帳。ちゃんとUSBチャージャー付きの機材もあります。

部屋からの眺望

ホテルの中では高層フロアでの滞在とはいえ、超高層ビルの街シカゴではビルに囲まれてしまいます。

南西の方角にビルの谷間に小さく佇むウォータータワーという19世紀の歴史的建造物が見えました。

この部屋からは見えませんでしたが、北側にはシカゴ360という展望デッキのある建物があります。めちゃくちゃ揺れる高速エレベーターでちょっと怖かったですが、シカゴ北部を見渡せるので高いところが好きな方はぜひ!

東の方角にはビルの奥に湖畔の埠頭が見えます。足元には公園もあり、ジョギングをしている人や設置されたアスレチック設備で筋トレに勤しむ人が大勢いました。このあたりはコンドミニアムも多くあるようです。

アメリカは中国と同様、街中のクラクションがひどいのですが、防音はしっかりしていて静かでした。

ミニバー

部屋の入り口からリビングに進む通路部分にミニバーが用意されているのはリッツ・カールトンでよく見かけるレイアウトです。

冷蔵庫の品揃えは缶類が多めでしたね。

ベッドルーム

ベッドルームにもカウチソファが置かれていました。ベッドはやはりリッツ・カールトン品質。ふかふかで寝心地良しです。

ターンダウンサービスはちょっと雑な印象。ブラインドは下がっていたものの、カーテンはこの通り中途半端に開いたまま。

やはりベッドルームで採用されているオーディオはチボリですね。

高級ホテルで採用されているオーディオ機器まとめ

バスルーム

もちろんダブルシンクです。写真に写る奥の扉がクローゼットになっています。ちょっと珍しいレイアウトですね。

クローゼットはちょっと手狭。ここに大きめのスーツケースを入れるのは難しいかな。

アメニティはもちろんいつものアスプレイで統一かと思いきや、ボディソープだけ別のものでした。GILCHRIST & SOAMESというロンドンのブランド。少し香りが異なりますが、なんでまたこれだけ違うものを採用しているのか謎です。

ヘアドライヤーはアメリカらしい無骨なデザインのシンプルなもの。ちなみにアメリカの電源コネクタは日本と同じです。(ただし、電圧が2倍なので変電機能のないものを刺すと壊れるので注意)

アメニティ類は、歯ブラシや髭剃り、それにスリッパもないので持参必須です。アメリカでは5つ星ホテルでもこれらがついているホテルは滅多にお目にかかりません。

プール・フィットネス施設

スパフロアにはプールとフィットネスジムがもちろんついています。

プールは8時-20時の利用時間でしたが、今回の滞在では利用していません。レーンが分かれたタイプなので、レジャー利用よりもしっかり泳ぐのに適していますね。

そこそこ広いジムでした。他では見たことがないこんなボールを使ったアクティビティができるマシンがありました。

朝食レストラン

リッツ・カールトンはプラチナ以上の会員でも朝食サービスはありません。こちらのエッグベネディクトとオレンジジュースでチップ込みの55ドルのお支払い。当時のレートで130円ほどだったので7000円ちょっと。まあ、正直高いです。。

しかし、そもそもインフレと円安の二重苦で、今、アメリカでかかる食費は体感値としてなんと日本の2−3倍といったところです。街中で油断してハンバーガーを食べたら5000円とか普通にかかったりするので、それを考えるとそこまで高すぎるわけでもないのかなという気もします。。

マリオットプラチナ以上の会員サービス

僕は最上位のアンバサダー会員としての滞在でしたが、特典は上の写真のカードが提示されました。が、16時までのレイトチェックアウトについてはホテル側からの提示はなく、こちらから要求して延長してもらいました。

よく見たら20%の食事のディスカウントはall Food and Beverageって書かれてますね。レストランの利用は対象外のような気もしないではないですが、朝食の割引が可能なのかちゃんと確認すればよかった。。。

ちなみに欧米のマリオット系列のホテルではこのようにサービスの要否を聞いてくれないことがよくある(日本やアジア圏だと必ず聞いてくれます)ので、チェックイン時に必ず確認することをおすすめします。。

まとめ

正直、リッツ・カールトンとしてはサービスレベルは低いかなという印象でしたが、まあ、アメリカなのでこんなものかなという感じです。ホテル自体は1975年の建築となかなか年季の入った建物ですが、それにしてはずいぶんと綺麗な内装だったのはうれしい誤算でした。

ホテルのすぐ斜め向かいにシカゴ現代美術館があるのですが、突然のすさまじい豪雨で少し足止めをくらいました。シカゴの街は風が強いことで有名ですが、まさにその洗礼を受けた格好です。

こういった豪雨を避けるのになるべく駅近のホテルを選びたいところですが、あのレベルの雨だと駅近とはいえ傘は全く役に立たないなと思いました。ポンチョや雨ガッパを持って行くとよいかもしれません。

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