帝国ホテル大阪のリバービューから見る桜ノ宮の満開の桜

まだ大阪のホテルを続けます。今回もまたまた名門の帝国ホテル。今年、25周年ということででかでかとアピールしていましたが、100周年とかならともかく、今時ホテルは古さをあんまり推さない方がいいと思いますが。。

前回のニューオータニ滞在時は桜はまだまだ見頃には遠かったですが、この滞在時には桜の名所、その名も桜ノ宮公園の桜が満開でホテルの部屋からお花見ができました。

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ホテルへのアクセス

ホテルの立地は、観光にもビジネスにも不向きな大川のほとり。電車でのアクセスが悪いので、せっかくどこへ行くにも路線がうまく通っている大阪の鉄道を活用しづらいのが大阪観光の拠点としては致命的な悪条件ですが、その立地の悪さをカバーすべく、大阪駅からシャトルバスが往復運行しています。およそ15分ほどの距離です。

バスの発着場所はJR大阪駅中央口裏のエキマルシェという商店街を抜けて外に出た高架下のこちらのエリアになります。このバス停は、ウェスティンやリーガロイヤル、ハイアット・リージェンシーなど他のホテル行きのバスも停まりますが、特に現地に標識などはないので、どこで待てばいいかは案内の方がいると思うので聞いてください。一応、この写真に映る博多一幸舎さんの前あたりだと思っていればよいかと思います。

どのバスかはこのようにデザインで一目でわかるのでご安心ください。IMPERIAL HOTELと書いてあるバスです。くれぐれも似たカラーリングのWESTINに乗らないように。

なお、ホテルから駅に戻るときはこちらの待合室でバスの順番待ちをします。コロナ禍で客数が少ないですが、繁忙期は結構待つ可能性がありますので、時間には余裕を持っていきましょう。

ホテルのチェックインは2階。かなり広いスペースです。さすが381室の巨大ホテルの面目躍如。

スヌーピーとコラボしているようで、そこかしこで見かけます。奥のお土産ショップでもスヌーピーグッズは買えるのでお好きな方はどうぞ。そういえば子供の頃、ずっとベッドにスヌーピーのぬいぐるみがいたなと思い出しました。

ちょっとユニークなのがエレベーターに空気清浄機がありました。各ホテル工夫されていますが、ここまでやってるのは他では見たことがない。

廊下はこちら、ザ・ホテルって感じですね。阪急インターナショナルに似た感じですね。というか90年代前後に建てられた高級ホテルはだいたいみんなこんな雰囲気ですかね。

スーペリアダブル リバービューの部屋

アサインは18階建ての15階。東向きのリバービューの部屋。

コロナグッズはこちらのアルコールウェットティッシュでした。

リビングエリア

古めのホテルでスーペリアでイメージする部屋の広さよりは少し広い印象です。アメニティが入っている引き出しが少し開けられているところとか、古風なデザインとか名門高級ホテルという雰囲気。

別アングルから。

デスク上には各種案内のタブレットがあります。USBチャージャーがついているのはありがたいです。前回のニューオータニといい古いホテルだとないケースが多いので。

寝巻きは東京のホテルのようにパジャマではなく浴衣でした。ていこくほてるって書いてますね。

スリッパはビジネスホテルにありそうな薄いやつでした。

空気清浄機をお願いしたらサンヨー製でした。そういえばうちの空気清浄機も2代前はサンヨーだったな(つまり、大丈夫か?)と思いましたが、問題なく快適にすごせました。

入り口そば、クローゼットの横に謎なくつろぎスペースが。手提げ鞄とか置くところですかね。あと、そういえば朝に配達される新聞は無条件に読売新聞でした。

窓からの景色 大川をはさむ桜ノ宮の桜

リバービューの部屋からはこちら景色が見えます。この絶景を見るために泊まる価値のあるホテルだと思いました。なお、南側には桜の名所としてさらに圧倒的知名度を誇る大阪造幣局があるのですが、事前に問い合わせたところ残念ながらこのホテルには南向きの造幣局が見える部屋はないということでした。

夜桜もライトアップされています。コロナ禍でなければ宴会する方々がいるのでしょうけどね。ちなみに昼間の大阪城公園はお花見客でいっぱいでした。。。

なお、シティビューの部屋でもホテル前の公園の桜はこのように見えると思います。まあ、こちらはあえて見に来るような景色ではないと思いますが。ちなみにこの写真は別館のスポーツセンターに向かう渡り廊下の窓から撮った写真です。

ミニバー

お茶の品揃えは今時の5つ星ホテルと比べると種類が少ないですね。ネスプレッソもなくインスタントコーヒーです。

お水は帝国ホテルオリジナルラベル。

冷蔵庫はからっぽでした。

バスルーム

バスルームは古めのホテルでありがちなトイレ一体のユニット式。内壁はここも縦縞のデザイン。

ユニークなのは風呂場はしっかり日本式のお風呂です。

風呂から覗くとこんな感じ。ちゃんと扉を閉められるので心置きなくじゃぶじゃぶできます。日本人にはうれしい仕様。

アメニティ類はこシンクの上にのようにまとめられています。

朝食 カフェ クベール

2階のフロントエリアを客室用エレベーターから逆サイドの一番奥まで歩くと朝食会場があります。本来は3つのレストランで2つはビュッフェ形式になだ万の日本料理があるのですが、コロナ禍においてはこちらの会場でのセットメニューの提供のみとなっておりました。当面続くようです。

道すがら下を眺めると、従来はビュッフェ会場であったと思わしき閑散としたエリアが。こちらはブフェ&ラウンジ・ザ・パーク。ザ・パークというだけあって、窓の外、桜ノ宮公園の川辺に咲く桜が最高です。

こちらの会場内も旧来のビュッフェ台と思わしきスペースはスタッフの作業台に。

お料理はまずはヨーグルト。

そしてオーダーの卵料理とパンの盛り合わせ。エッグベネディクトがないのでオムレツにしました。うーん、まあ、見て味が想像できる通り、ごく普通。4つ星ランクから下手すりゃ食事自慢のビジネスホテルくらいかな。。

フィットネス&プール・浴室・サウナ

プールは撮影禁止でしたので今回はお写真ありませんが、こちらの写真の奥に映る別館に右上の渡り廊下を通って会員制のフィットネスがあります。別料金かかります。利用者はご老人が多かった印象ですね。あかりの灯ったフロアがプール階だと思いますが、全面窓でかなり開放感がありました。インストラクタから使用レーンが指定されたように思います。サウナはやや手狭でしたかね。それに比べて浴場は水風呂含めて大きかったと思います。

まとめ

タイミング的に桜の満開時期だったので、正直、割高だと思いつつ行ってみた帝国ホテルでした。古い割にやや強気の値段設定なんですよね。ブランドにあぐらをかいているというか。。想像していたほどひどくはなかったので桜が見れたのも込みで十分満足はしていますが、この価格帯だったら大阪で他にもっとアクセスも食事も設備もいいホテルがいくつもあるのを知っているので、たぶん僕はもう行くことはないかな。

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