コンラッド東京のスイートルームから浜離宮とお台場を望む

部屋からの浜離宮恩賜庭園の眺望が売りの新橋・汐留エリアにあるコンラッドは、2005年開業で都内の高級ホテルでは比較的古い部類に入ってしまうホテルですが、開業15年ですから設備もまだまだ十分現役です。

ホテルへのアクセス

最寄り駅は汐留です。ホテルは浜離宮恩賜庭園の真横に位置するPedi汐留というモールの上にあります。すぐ隣には電通本社ビルのあるカレッタ汐留や汐留シティセンターなどなど、多くの商業施設が全て地下道で繋がっており食事にも困らない立地です。

新橋駅・汐留駅から徒歩地下からアクセスする場合は、Pedi汐留の入り口前のこちらの写真奥に見えるエスカレーターを上がってください。

地上にはこちらの入り口が構えています。車止めは逆サイドです。

ホテルのレセプションは28階です。2Fのエレベーター前にはクリスマスツリーが飾られていました。もうそんな季節ですね。

エレベーターご利用時のエチケットと書いていますが、ほとんどエレベーターとは関係のない記述な気が。。

客室階の廊下です。左右両側に部屋があり、まっすぐ長い廊下になります。黒基調でいい雰囲気です。

はいはい、意味あるか分からない清掃済みシールが貼ってありました。

スイートルーム

アサインは34階の部屋でした。ラウンジ付きの部屋は37-38階の高層階になります。+13000円でとレコメンドされましたが、今回は朝早くからの移動を予定していたのでパス。また今度行ってきます。

部屋からのベイエリアの眺望

リビング、ベッドルームどちらからも浜離宮が真下に見える絶景です。周りには高層マンションがあちこちに見え、都会的な風景の中のこの庭園の姿は実に贅沢です。紅葉狙いで行ってみたんですが、今年は随分暖かかったのでまだ色づききっていませんでした。例年ならもう散っていてもおかしくない時期なのに。

夜は浜離宮は真っ暗闇ですが、一方で奥のお台場のフジテレビやレインボーブリッジのライトアップが映えます。まだまだiPhoneのカメラだと暗めの夜景は捉えきれないですね。実物は断然綺麗ですのでぜひ行って確かめてください。

リビングルーム

部屋の様子をレポートしていきます。まずはリビングルーム。リビングスペースの奥にデスクもあるので、浜離宮の緑を眼下に仕事も捗ります。

冷蔵庫の品揃えはこちら。ウォッカやジンも冷やされています。

ネスプレッソのカプセルはこの組み合わせ。オレンジと紫がくると真ん中は黒のパターンが多い気がしますが、こちらはグリーンが選ばれており、やや薄めの組み合わせになっております。

一転、お茶は黒いのが並びます。笑 コーヒーカップも黒。

棚の下はこんな感じ。ブルーの箱の中にはウイスキーのミニボトルが並んでいました。

ターンダウンの際には、氷とお茶セットがテーブルに用意されます。部屋に初めからあった黒ではなく、白のTWGの紅茶です。

ベッドルーム

ベッドルームへはテレビを挟んで左右にアクセス扉があります。ベッドは最近の高級ホテルのトレンドからするとやや固く感じます。枕はふかふかで低反発気味の触感。

コンラッドダッグとコンラッドベアがベッドの上でお出迎え。このダッグ、音が鳴りますのでお子さんがいると鳴らしまくってうるさいでしょうから覚悟ください。

ベッドサイドにチェアがあるのはいいですね。やはりここでも緑を見ながらの読書など最高です。

クローゼット

部屋の入り口そばのクローゼットも広々。奥の扉からバスルームにアクセスできます。

都内の高級ホテルでは珍しく浴衣がなく、パジャマだけです。まあ、浴衣よりパジャマの方が過ごしやすいので全く問題ありません。

バスルーム

ベッドルームの隣にバスルームがあります。こちら、床暖房付き。風呂の右手側がトイレです。背面、鏡に映る扉が先ほどのクローゼットの扉ですね。

バスアメニティは大阪のコンラッドと同じくシャンハイタンのマンダリンティーです。万人受けのする香りだと思います。

withコロナ3点セット(除菌スプレー、除菌ウェットティッシュ、マスク)揃い踏みです。

バスタブはちょっと狭いですね。風呂場は写っていないですがレインシャワーもあり、バスタオルで見切れている奥にバスソルトが置いてあります。

トイレはやはり少し年季を感じます。タンク付きのレバー式。

スイートなので、入り口そばにももうひとつトイレがあります。

セリーズでの朝食ビュッフェ

朝食会場は28階、客室階行きのエレベーター横にあるオールデイダイニングのセリーズのビュッフェです。ビュッフェを中止しているホテルが多い中、こちらは通常営業です。

ビュッフェ台は写真右のレーン奥までと左側にもあり、和洋揃ったなかなかの品揃え。

ビュッフェ台に向かう際は、マスクの着用と、こちらのビニール手袋の着用または大阪のコンラッドでも目にした左手前の使いづらいトング持ち用のカバーを使います。

ビュッフェ台では、お盆を持つ手にビニール手袋をして、素手でトングを掴んでいるおっさんがいたので、逆やろ!って心の中で突っ込んで参りました。笑 みなさま気をつけましょう。

ビュッフェとは別でオーダーする卵料理は、今回はいつものエッグベネディクトではなく、おすすめ一番人気というロブスターオムレツをオーダー。

ダイニングスペースはこのように天井高があり開放的。右手には虎ノ門ヒルズが写ってますね。

コロナ中、多くのホテルはビュッフェからプレート式の朝食に変更されていましたが、都内の高級ホテルの朝食は下記記事にてまとめていますのであわせてどうぞ。

コロナ禍でも朝食がおいしかった東京都内の高級ホテル総まとめ(ビュッフェもあり)

29階の水月スパ&フィットネス

フロント階の一つ上のフロアに25mのプールがあります。プールはオフィス街サイドに面しているので眺望は望めませんが、都会感があってこれはこれで面白い体験だと思います。2階層ぶち抜きで天井高がある上に、天窓があるので外レーンで背泳ぎで遊泳するのが気持ち良いです。

この写真奥の窓からはスカイツリーも見えます。

逆サイドから。左上のガラスの向こうはフィットネスです。プールエリアは結構カルキ臭は強いかな。

歓談スペースも。水泳帽はプールサイドにありますのでご利用ください。

フィットネスジム

ジムスペースはちょっと手狭ですね。都内の5つ星ホテルでは一番狭いかも。それだけに、ランニングマシンの間にガラス板を置いてあるのがユニークです。一つ飛ばしで使えるようになっているケースが多いのですが、ここはそれをすると数が足りないのかもしれないですね。

温浴施設とサウナ

サウナはドライサウナとミストサウナがあり、それぞれ頑張れば10名ほど入れそうな広さです。温度設定は低めですので長居できますが、水風呂がないのが残念。ジャグジーの風呂が個々人用に区画分けされています。

更衣室の裏側にはこちらの休憩スペースがあるので、サウナ後、シャワーを浴びてまったりと過ごせます。

まとめ

期待通りの景観で大満足の滞在でした。やや古い部類のホテルになるとはいえ、さすがはコンラッド品質です。15年前の水準では最高峰ですね。5つ星クラスの中では都内では少しお値段が安いのも魅力的ですので東京滞在の有力候補になるホテルだなと思います。

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