過去何度か取り上げた大阪のリッツ・カールトンですが、今回はエグゼクティブスイートとジュニアスイートの部屋をまとめて取り上げてみます。
その他の情報はこちらをご参照ください。 > ザ・リッツ・カールトン大阪の滞在記まとめ
目次
ジュニアスイートの部屋
このときは26階の北向きの部屋へのアサインでした。
入り口を入ってベッドルームとバスルームの間のエントランススペースは広々。クローゼットもこのスペースにあります。スーツケースなどは部屋に持ち込まずにここで広げられるので便利でした。
化粧台やミニバーなどもこのスペースにありました。(ミニバーは右の壁の中)このホテルはじゅうたんのデザインがかっこいいんですよね。
ミニバーの品揃えはこんな感じ。ネスプレッソとTWGのお茶類、そして4本置かれているお水は無料です。消費した分はターンダウンや清掃時に補充されます。
リビング&ベッドルーム
部屋のインテリアはデラックスルームと同じ。ただし、部屋の広さは一回り大きいですね。
ただ、惜しいかな正面のダイビルも超高層ビルなので眺望はありません。本当はクラブレベルでのステイだったので、まわりのビルから頭一つ抜けた高さのスカイビューフロアの部屋を用意いただいていたのですが、ちょっと早く部屋に入りたい事情があって無理を言って空いている低層階にアサインしてもらいました。ちょっと残念ではありましたがやむなし。。
しかし、ベッドのクオリティはさすが安定のリッツ・カールトン品質。僕はリッツ・カールトンのベッドの硬さ具合が一番好みですね。ただ、ヨーロピアンクラシックのインテリアは姿勢良く座らないと過ごしづらいので、そんなに好きではありません。もうちょっとだらけさせて欲しい。。。
ターンダウン時に時計の向きがベッド側に向けられるのがこのホテルの特徴です。他には水や氷、チョコレートが用意されていたり、枕が倒されていたりとごく普通のターンダウンサービスです。
バスルーム
バスルームは白基調でレイアウトもデラックスルームと同様でした。
独立したシャワールームもありますが、ここのシャワーは小さなレインシャワーだけなのでちょっと使い勝手がイマイチです。トイレは自動開閉のTOTO。
アメニティ類についても、リッツ・カールトン御用達のアスプレイに加えて一揃えデラックスルームと同様でした。
エグゼクティブスイートの部屋
リッツ・カールトン大阪は37階建てのビルなので、今回の36階のエグゼクティブスイートの部屋は最高層の一つ下層ですね。北と東に面したコーナールームです。
リビングルーム
部屋はこちらのリビングの先にベッドルームやバスルームがある形。
26階のジュニアスイートの部屋で視界を奪っていたダイビルは左下に。この高さだと北方面は遮るものなく、梅北再開発2期の様子がしっかり見えます。ウェスティンやインターコンチネンタル、写真には映っていませんがヒルトンなどもこの視界のうちに入ります。
一番左に映る新十三大橋の左の護岸区域が淀川の花火大会会場なので、この部屋からしっかり見ることができそうですね。
窓側からのアングル。右奥の鏡の左側にトイレ、右側が部屋の入り口です。ソファに前の客の香水の匂いががっつり残っていました。。このホテルこのパターン多いんだよな。他のホテルでそういう経験は一切ないのですが。。
各部屋共通のデスクです。最近、コロナやエコを理由に紙類を省くホテルが多くなってきましたが、このホテルは従来通り大量に置いてあります。
このホテルのコロナ対策グッズはマスクと消毒ジェルに加えて巾着袋があります。これはどの部屋も共通ですね。大阪のホテルは消毒液がスプレーではなくジェルタイプが採用されることが多いように思います。この写真に写っているタイプのやつをよく見ます。
ミニバーや冷蔵庫の品揃えはデラックスルームと同様。ビール4銘柄が揃い踏み。缶コーヒーが入っているのは珍しいです。
ジュニアスイートの部屋まではなかったウェルカムスイーツ&フルーツと手書きのメッセージカードがありました。
クローゼット
クローゼットスペースはリビング、ベッドルーム、バスルームにアクセスする廊下部分にありました。このエリアでスーツケースを広げても通路の邪魔にならないくらいの余裕があり、ちょうどよい広さでした。
クローゼットの中はジュニアスイートと同様ですね。金庫の向きが違っているくらい。パジャマがハンガーにかかって用意されているパターンって他のホテルでは記憶にないのですが、結構使い勝手よいのでありだと思います。
そういえばターンダウン時に普通はパジャマがベッド上に用意されるんですが、このホテルはパジャマはこのままですね。
ベッドルーム
ベッドルームは北と東に窓があるコーナールーム。こちらにもデスクとソファがあり、広さ的にはデラックスルームに匹敵する広さがあります。5つ星クラスのホテルで空気清浄機がデフォルトでセットされていることは少ないのですが(もちろんお願いすれば持ってきてもらえます)、各部屋にあらかじめあるのは花粉症の身には大変助かります。
窓から見える夕日に染まった北西の空。淀川を挟んだ先のビルの輝きが絶景でした。梅北再開発2期エリアが完成するとまたガラリと変わった景色になるんでしょうね。楽しみです。
東側の窓の先は梅田の高層ビルに阻まれますが、頑張って南側を向いてみると、足元の北新地や堂島、その先のコンラッド大阪が入るフェスティバルゲートや、奥にはあべのハルカスも見切れていますが視界に入りました。残念ながら大阪城は高層ビルが間に入るので見えません。
バスルーム
バルスームの広さは若干、先程のジュニアスイートよりも狭いのかな。設備は特に違いはありません。
ジュニアスイートまでの部屋にはなかったバスソルトが用意されています。
その他のアメニティ類は他の部屋と一緒でしたが、ドライヤーがダイソンでしたね。(他の部屋はパナソニック)
高級ホテルで採用されている安心高品質のヘアドライヤーまとめトイレ
部屋に入ってすぐ、リビングの隣にあるトイレ。こちらはシンク付き。もちろんTOTOの自動開閉式の便器です。
バスルーム奥にもトイレがあります。同じくTOTOの自動開閉式。
まとめ
今回はリッツ・カールトン大阪のスイートタイプの部屋の紹介でした。
ヨーロピアンクラシックのデザインは好みが別れると思いますが、こういうタイプが好みであれば十分満足できる品質だと思います。昨年書いたデラックスルームの部屋と見比べていただければわかる通り、インテリアデザインはサイズが違うことを除けば同じなので、2人で泊まるなら、このホテルはデラックスルームを選んでも十分じゃないかなと。
ということで、このホテルは部屋タイプより部屋の眺望を重視して選びたいので、ぜひ高層階(30階以上)の北側の部屋、もし高層がだめなら南西側の部屋をリクエストするのがおすすめです。