今回はアフターコロナの9月に滞在したインターコンチネンタル大阪の滞在記です。
目次
ホテルへのアクセス
JR大阪駅の中央改札から出て左手、北側にグランフロントの南北館が並びますが、それを突き抜けた先の1階にホテルへの入り口があります。大きなビルを二つ抜けるのでそこそこ歩きます。
インテリアショップACTUSさんの正面、右手の黄色く光る枠の扉の奥にホテルに向かうエレベーターフロアがあります。フロント階は20階です。扉から入ると左右にエレベーターがありますが、20階に向かうのは進行方向右手側だけなのでご注意ください。
フロントのロビーフロアがこちら。かなり広いスペースです。
フロント奥の窓からは現在再開発中の梅北第2期エリアが見えます。ここは完成図を見ると緑溢れる空間で完成が待ち遠しい。ここにも新しいホテルができるらしいですが、まだブランドは未定。
歓談エリアには陶磁器人形メーカー、リヤドロの「The Guest」シリーズの作品など、アート作品が並び華を添えます。
ちなみにリヤドロの工場はスペインのバレンシアにあり、予約して工場見学ができます。僕も昔行ったことがあるんですが、職歴40年とかの職人さんが絵付けする様子など、製造工程を見ることができるのでとてもオススメです。
訪問期はこちら> 【バレンシア】リヤドロの工場見学に行こう
エレベーターホールの方には超巨大なのも。これ、とんでもない値段なんだろうな。
客室フロアの廊下は明るい印象です。廊下に漂う匂いはいい香りです。東京のANAインターコンチとは系統が違う香り。
部屋の扉などいたるところに洗浄済みシールが貼ってあります。これはコンラッドやペニンシュラと同じですね。正直、部屋の入り口のこれにはあまり意義を感じませんが。。。
デラックス ダブルビューの部屋
アサインされたのは25階の部屋。「高層階夜景 デラックス ダブルビュー」という部屋を予約したはずなのですが、32階まである中で、25階ってむしろ低層階では?というモヤモヤが残りつつも、まあいいでしょう。
部屋は一見オーソドックスと見せかけて、ちょっと変わっています。デスクに謎の石材がついております。これで怪我をしてしまう人もいるんだとか。
ベッドは見た目硬そうですが、実際やや固めでした。枕はふんわり沈む系でシーツはすべすべ度高めです。
テーブル上のコンセント類。最近はUSBがないとちょっと不便だなと思いますね。そして一昔前のホテルは無駄にHDMIがついてたりするのです。
今回アサインされた部屋はフロントとは逆側の東サイドのビューですね。阪急梅田駅のターミナルやHIP5の観覧車などが見えます。
少し北側に目を向けると、ホテル阪急インターナショナルの高層ビル(写真中央)が目に入ります。あの下には芸術劇場もあり、ちょっとおしゃれな街区のイメージです。
コロナ対策の除菌セットはこちら。この時の除菌ジェルはリッツカールトン大阪のジュニアスイートに泊まったとき(記事は書いてませんが)のジェルとラベルは違いますが同じ形状のものでした。
ミニバーはこちら。高い位置に冷蔵庫があるのは珍しいですね。洗浄済みシールが貼ってあるので開けませんでした。絶対開ける入り口と違ってこちらのシールは意味があります。
ネスプレッソカプセルは、オレンジ・ブルー・デカフェのブラックと、このクラスのホテルでよく見るオーソドックスな組み合わせ。
下の棚を開けると酒類が充実しております。TWGが箱入りですね、写真撮ったときは気づかなかった。。
クローゼットは収納豊富ですね。小さめのスーツケースならこの中で十分開閉できる大きさです。オープンな棚があるのも置き忘れが防げていいですね。
東京の高級ホテルではおなじみの浴衣ですが、これまで僕が大阪で見たのはここだけですね。
風呂場は、ガラス張りのところを3枚の扉で開閉できるようになっています。これ、実は一番右はガラスがないので、部屋から直接バスルームにアクセスできるようになっています。こういったデザインは初めて見ましたので、最初、一番右の扉が開くとは思いませんでした。
ここから部屋にアクセスできるのですごく便利です。これはいいねって思いましたが、フロントの方曰く、ここが開くせいで部屋を水浸しにしてしまう人がいるんだとか。なるほど、、どんな使い方してんねんって感じですが、子連れだとあるかもしれませんね。
バスルームはこのような様子です。ハンドシャワーの上にはもちろんレインシャワーもついていますよ。
バスアメニティはこちら、米国のアグラリアです。レモンのいい香りがします。インターコンチネンタルでは2013年からこちらのブランドと独占契約をしているとのことです。
バスルームの奥はトイレと洗面台です。白い大理石が綺麗ですね。多少古びても高級感が損なわれないのでこのデザインはいいと思います。鏡につけたシャワーの配置も洒落てますね。ここは裏側も鏡になっていて、トイレから見ると正面が鏡です。よく考えられているなと色々感心しました。
たまにはちゃんとアメニティボックス開けて撮ってみようと思い、分解しました。たまに見かけますが、黒い綿棒がユニークですね。他はまあ普通の品揃え。ヘアブラシがなくクシだけなのは珍しいかな。
フィットネスジム&プールは4階
スパやフィットネスエリアには客室フロアから直接アクセスできず、フロント前のエレベーターで4階まで下りる必要があります。
ジム
ジムエリアは結構広く機材も充実しています。低層階なので外の景色などは見えないのは残念ですが、普通のジムとしては十分な設備。
振動で筋肉を刺激する機材がありました。この写真で写っているやつ以外にも下に何種類かあり、ちょっとトレーニング後の筋肉のほぐしもかねてやってみましたがなかなか気持ちよかったです。筋膜リリースってやつ流行ってるみたいですね。
プール
プールは10x20mとそこそこのサイズで十分泳げます。少し、いやかなりカルキ臭強めです。
プールの奥の方にはこちらの温水のジャグジーがありました。魚の水槽みたいですね。プールとジムはガラス戸で隔たれていてお互い見えるようになっています。
温浴施設
ロッカールームに併設して、大浴場があります。サウナもついていますが、水風呂はありません。
浴場の横には休憩用にこのようなスペースもありました。
コロナでも朝食ビュッフェ開催中
こちらのホテルはビュッフェに行くときは手袋をつけるパターンですね。
やはりこのご時世ですので小鉢に取り分けられているメニューが目立ちます。料理数は十分にあり、通常通りのビュッフェを楽しめると思います。
こちらは卵料理で選んだ「Nokaシェフによるシグネチャーソフトベイクドエッグ スモークサーモン トリュフクリーム」(付け合わせは選べます)。大層な名前で期待した割には微妙なお味でした。。普通にエッグベネディクト出してくれればいいのに。。。
まとめ
以上、大阪グランフロントのインターコンチネンタルでした。グランフロントの北館の吹き抜けエリアの更に奥で、大阪駅から雨に濡れないまでも上下しつつ結構歩きます。それでもやはり大阪駅からのアクセスはここが一番。
今回は東向きの部屋で高さはともかくいい景色でしたが、このホテルの北側はグランフロントのオーナーズタワーがあり、南はグランフロントの北館のタワーがある(ややこしいな)ので、南北の部屋のアサインだとちょっとカーテンを開け放して過ごせないかなと思います。
しかし、水周りも含めた部屋のデザインはユニークで結構好みでした。これまで食わず嫌いをしていましたが、ここも今後の大阪滞在時の有力候補になるかなと思います。