ベルリン リッツカールトン スイートステイとベルリンフィル鑑賞

ベルリンのリッツカールトンから少し西に歩くと、フェルメールを2点収蔵する絵画館をはじめ複数の美術館とベルリンフィルが鎮座するアートなエリアがあります。

僕が訪れたのはちょうど去年のクリスマスのタイミングで、普段はクラシックを聞くことはほとんどないですが、美術館巡りと合わせてせっかくの機会なのでベルリンフィルを予約して行ってきましたのでその記録です。

ベルリン中央駅

ホテルへはベルリン中央駅からタクシーで10分ほど、大きな公園の地下を抜けて10ユーロ弱でいけました。

入り口ではクマがお出迎えです。

スイートの部屋

アサインされた部屋は、ちょっとわかりづらいですが上の写真内側右上角のスイートルームでした。内庭向きで眺望はありませんが、部屋は快適そのものです。

リビングエリアです。

部屋のソファには電源コネクタがたくさん。デスク横で地味に便利でした。

別アングルからリビングをもう一枚。テレビ横の扉はベッドルーム。奥の扉は入り口ですが、入り口入って右手にはトイレとクローゼットがあります。ちょうど真ん中の棚はミニバー。

ミニバーを開くとちょっと見慣れないタイプのネスプレッソが置かれていました。

ちょっと使い方がわかりづらく、少し戸惑いましたがなんとか抽出できました。

ミニバー下の冷蔵庫の中身はやはりドイツらしく素っ気ない感じ。

ベッドルームもそこそこの広さがあります。

化粧台にもなるデスク。

ベッドは最高にふかふかでした。僕の経験上では過去最高と言っていいと思います。このベッド買いたいって思いました。うちで使ってるやつも結構柔らかいですが、これは圧倒的でした。普段固いベッドで寝てる人は腰が痛くなるかもしれません。

奥に見える扉はクローゼット。これまた広々です。

ベッドサイドに置かれていたこのハイテク機器にはいろんなタイプのコネクタ電源があってとても重宝しました。

ベッドルームのさらに奥にはこちらのバスルーム。変わった形のバスタブです。

もちろん横にシャワールームとトイレもあります。

トイレは2つ。

ドイツ語のプライバシーカード。

ホテルの施設

クリスマスツリーとお菓子の家がグランドフロアにありました。

フロント階のラウンジ。飾られているオブジェたちがセンス抜群。

ピクトグラムが独特でした。

廊下は白基調の上品なしつらえ。

スパ・ジムは地下にありますが、レジデンス用らしき扉とこちらに行く扉が分からず結構迷いました。プールは小さいですが、強めの水流を流すことができる場所があったのでそれに逆らって泳ぎ続けることができました。水質もよかったと思います。奥の扉の先には休憩スペース、シャワールームなどあり、さらにその先にはサウナも。

正面が普通のサウナで左はミストサウナでした。

こちらのメッセージの通り、クリスマスということで朝食がなんと13時半までと、もはや朝食と言っていいのかという時間まで延長されていましたので、朝行くとほとんど先客がおりませんでした。

朝食会場前のピアノはドリンク置き場に。賛否ありそうですがこういうの僕は好きです。

会場横には食事に飽きてしまった子供達のための遊具も。

普段はパーティー会場に使っていそうな部屋でした。真ん中がサラダバー系で奥がホットミールだったと思います。

いつものエッグベネディクトは普通にビュッフェに並んでいたので、パンケーキをオーダーしてみました。

ベルリンフィルハーモニー

ベルリンフィルや絵画館の方面には、目の前のポツダム広場ではなく、ソニーストアなどがあるこちらのエリアを抜けて行きます。ちょうどクリスマスのタイミングで飾り付けとライトアップが綺麗でした。

道を渡ればすぐにそれとわかる外観です。このちょっと変わったデザインは以前から見てみたかったのですが、現地で見てみると期待していたほど印象的ではなかったです。

世界三大オーケストラと言われるくらいですし、もちろんそれなりに期待して行きましたが、見事に期待値を超える演奏でした。

音響的には思っていたほど大きくなく、腹の底に響くような感じではないものの、それでも迫るものがありました。演奏のクオリティは言うまでもなく、それにも増して個々の演奏者に華があります。演奏を見ていて全く飽きない。

中でも指揮者の前の一人、ソリストって言うんでしたっけ?の人の演奏はやはり飛び抜けて華がありました。指揮者も何を言っているかは分からないですが観客を盛り上げて場の空気を作って演奏に引き込む。と、音だけではない色んな楽しめる要素があるんだなというのも発見でした。

これが数千円で体験できるのならもう滞在中毎日来てもいいなと。またベルリンに来るときは絶対に再訪したいと思います。いやー、ベルリンヒル来日コンサートとか言って日本でウン万円もかけて見に行く人の気持ちがようやく分かった気がします。

演奏は撮影禁止でしたので、途中休憩時のホワイエの様子を載せておきます。演奏時間がサイトには書いてなかったのでどういう流れなのかわからず困りましたが、1時間、15分休憩、さらに1時間という感じだったと思います。

ちなみにチケットはベルリンフィルのサイトに行くといくつか予約チケットサイトへのリンクが用意されており、そのどれかを選んでWEB予約ができます。サイトによって予約できる席が違っていたりしたので見比べつつ一番いい席を選べばいいと思いますが、僕はclassicticというサイトを使いました。

印刷したQRコード付きのチケットを会場に入る際に見せる運用になっていたと思います。休憩後に入る際にも提示する必要があるので無くさないようにしましょう。

僕が選んだ席は中央ど真ん中の一番見渡せるところで一番高いチケットでしたがそれでも数千円でした。オーソドックスにいい席でしたが、もっと前の席の方が迫力はありそうだなと思ったのと、楽団の後ろ側の席もどんな見え方がするのだろうか気になります。

なお2、3ヶ月前の予約時はスカスカでしたが、当日は満席になっていたので、当日席もあるという話ですが、渡独予定が決まったら早めに予約しておくと良いと思います。

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