各種ホテル格付けで最高評価を受け続けるバンコクの老舗最高級ホテル(1876年開業)のマンダリンオリエンタルは無数にあるバンコクの5つ星ホテルの中でも群を抜いた価格設定で別格の存在感を示しています。
とはいえ、ぶっちゃけ老舗というだけで高価格設定なホテルも数多くあり、正直、そこまでの期待感は持っていませんでしたが、宿泊してみるとその評価に納得です。確かにここは最高峰だと思い知りました。
宿泊したリバーウイングは2019年に改装されており、最新鋭の設備が整っています。スタッフのホスピタリティも高くて満足度の非常に高い滞在が楽しめました。
目次
ホテルへのアクセス
ホテルはチャオプラヤー川のほとりにあり、BTSのサパーンタクシン駅の先にある船着場からホテル専用シャトル船でアクセスできます。
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巡回している船をしばし待ちましょう。長くても15分ほど待っていればこのデザインの船が到着するので乗せてもらいましょう。もちろん乗船料はかかりません。
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日本人には専任の日本人スタッフが接客対応してくれます。
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フロアのエレベーターサイドにはバトラーが常駐しており、部屋内のボタンを押すと駆けつけてくれます。
リバーウイングの部屋
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今回の滞在はリバーウイングのホテル敷地内を見渡せる方角の部屋へのアサインです。
ベッドルーム
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高級感あふれるインテリアデザインです。リバーサイドということで魚や船がモチーフのオブジェクトがあふれます。部屋の角が斜めに切り取られていますが、そこに鏡を配置して部屋を広く見せつつ、ミニバーエリアもも設けるといううまい設計。
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ベッドやテーブルなど、すべて床下が見えています。ほこりがたまらないように掃除が大変そうですが、高級感抜群です。このデザインはなかなか採用しづらいと思いますが流石です。
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ウェルカムギフト
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ウェルカムスイーツはマカロンとみかん。このマカロン、今まで食べた中で一番美味しかったかもしれない。部屋の案内後、バトラーさんがウェルカムドリンクも持ってきてくれます。
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コロナグッズはこちら。マスクと消毒シートでした。
部屋からの眺望
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足元にはプール、右手にチャオプラヤー川が見えます。
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ホテル全体の鳥瞰図です。スパ施設などは川の対岸にあり、ホテルの専用船で送迎してもらえます。
部屋の付帯設備
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スーツケース台は入り口そば、バスルームの正面に配置されたオーソドックスなレイアウトです。台の下にも棚や収納スペースがあり、そこそこの荷物量に対応可能で、その左右にクローゼットがあります。
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スーツケース台が外にあるのでクローゼットは狭めです。が、中にはシルク製のスリッパやヨガマット、シューケア、衣料ケアグッズなどなど充実した品揃えです。
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クリーニングも種類別に袋が分られています。これは高級ホテルでもなかなか見ませんね。
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滞在中に利用できるプールバッグも。こういうのは南国のヴィラ系のホテルで見ますが、リゾート気分になります。
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部屋の片隅に化粧台。バニティセットが収納されています。
ベッドサイドには定番のBOSEの円柱タイプのオーディオ。その横にあるのはワイヤレス充電器。貴金属ケースがあるのも地味に便利です。時計はアナログ式で貴金属ケースとお揃いのカラー。アナログ時計はチクタク音が気になって寝れないので電池外してしまうのですが。。
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ベッドサイドの棚の中に絵ハガキや便箋、封筒などコロナ禍以降、廃止の方向に進む紙のグッズがしっかり用意されています。
ミニバー
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冷蔵庫も最新の引き出しタイプ。
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コーヒーはネスプレッソのプロフェッショナルタイプが採用されています。このタイプのマシンは水がたっぷり入っていないとランプが赤く点滅して動かないので要注意です。たまにみかけるのですが、この仕様がわからず壊れていると思ったことが何度もありました。。(普通のネスプレッソマシンは水が入ってなくても動くので・・・)
ネスプレッソのカプセルに、お茶は定番のTWGが採用されています。TWGのティーバッグは6種類も用意されていました。
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ミニバーの棚を開いていくとグラスやアルコール類、スナックなども一通り充実した品揃えです。
バスルーム
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シンク台の正面だけでなく、バスタブのある側面にも全面に鏡が配置されたありそうであまり見ない鏡の使い方が見事です。バスルームもすごく広く見えますね。
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バスルームのコンセントはシンク台の棚の中に隠されています。これは説明を受けないと永遠に探すことになりそうです。部屋への案内時に教えてくれるので、ちゃんと説明を聞きましょう。
アメニティは日本のマンダリンオリエンタルでもそうでしたが、プラスチックを排した木が使われたものが揃っています。レモングラスのいい香りのLABOTTEGAのボディローションは金属チューブ入りです。
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バスローブはシルク製。吸水性はありませんが、部屋着としての着心地はよかったです。
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バスアメニティ類はシャワールームに固定式でした。個包装でないのはちょっと残念ですかね。
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ドライヤーはスイス製のヴァレラ。前回のWバンコクでも採用されていましたね。
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便器はTOTO製。センサー付きの自動開閉タイプです。自動開閉のタイプは日本の高級ホテルでは定番ですが、海外で見たのはこのホテルくらいですね。写真では伝わりづらいですが、便器のサイズは他で見たことがない大きなサイズでした。
屋外プール
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プールは向こう岸は浅く、手前側が足が届かない深さになる深さが変わるタイプ。
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夜のライトアップも綺麗です。
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プールサイドでのんびり過ごす休日もいいですよね。バンコクの雨季はスコールが毎日ありますが、日本の梅雨のようにずっと降っているわけではないので雨季でもタイミングを見てプールを楽しめるのがいいところです。
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レストランに隣接した少し小さめのプールもあります。こちらは浅いので子連れが多くいた印象です。
THE VERANDAH (ベランダ)のディナー
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マンダリンオリエンタルのレストランは、ミシュラン2つ星のル・ノルマンディが有名ですが、この滞在ではビーチサイドのヴェランダというレストランでいただきました。
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テラス席もあり、ランチもやっていて気軽に入れる雰囲気のレストランです(が、お値段はお気軽ではありません。笑)
グリーンカレーと焼き豚。焼き加減といい、味付けといい最高でした。カレーの奥の筒におかわりのご飯が入っています。
朝食ビュッフェ
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ヴェランダの先、船着場エリア付近に朝食会場があります。チャオプラヤー川に面したテラスです。量、質ともに文句なしでバンコク最高、つまり世界最高峰ですね。量的にはもちろんドバイやマカオあたりのマンモスホテルには敵いませんが、料理のクオリティ面では圧倒です。夕食は食べすぎないように、お腹を空かせて行きましょう!
まとめ
今回滞在したリバーウイング以外のオーサーズウィングとガーデンウィングも一足早く改装済みということで、そちらのサイドにも泊まってみたいと思わせる大満足の滞在体験でした。
冒頭でも書いた通り、バンコクのホテルでは他の追随を許さない価格設定ですが、とはいえ世界の主要都市の最高級ホテルと比べればリーズナブルなので、コスパは決して悪くないと思います。最新鋭のホテル設備もさることながら、スタッフのホスピタリティも高く、このホテルは完全オフでぜひおこもりステイを満喫したいホテルですね。
スパも利用してきたので、次回はその体験記を書いてみようと思います。