今回は新幹線利用に至便の品川駅に直結するインターコンチネンタルの宿泊記です。品川はビジネス街なので観光向けというよりはビジネス向けのホテルかもしれません。
ビジネス向けとしてはちょっと高いですが、都内の5つ星ホテルの中では格安の部類です。都会的な眺望も楽しめますし、ここは朝食のクオリティも高いので新幹線移動前後で利用するホテルとしてはとても使い勝手がよいホテルかなと思います。
目次
ホテルへのアクセス
品川駅港南口から屋根付きのロータリーを通ってアクセスできる好立地です。ただし、このあたりは大企業のオフィスビルが軒を連ねるため、朝夕はサラリーマンの人の流れがすごいので、移動タイミングは少し注意が必要です。
品川駅前はこのようにビル街に囲まれた緑あふれる広場がありますが、ホテルはその広場に面した写真中央正面のビルの高層フロアにあります。
ホテルのフロントは26階にあり、こちらの2階または1階のエレベーターでアクセスします。
フロント階でチェックイン後、ホテル内部を向いた専用エレベーターで客室階に向かいます。
デラックスルームの部屋
ビルをぐるっと囲って、外周に沿って部屋が並んだぜいたくなレイアウトです。微妙に湾曲しているので部屋ごとにサイズが異なるようです。今回は最上階の32階へのアサイン。
部屋はモダンなデザインで、ベイフロントや赤坂のインターコンチネンタルよりも新しく少しグレードも高く感じます。都内の5つ星ホテルの中では若干見劣りがするかなという印象。カーテンの開閉は手動です。
品川駅側を向いた部屋へのアサインでしたので、駅舎を挟んで正面、高輪口側のマンモスホテル品川プリンスが見えます(昔よくお世話になっていました)。写真のもう少し右手には以前このブログでも取り上げたことのあるプリンスさくらタワーなどもあります。
まあ、この立地なので電車の音はかなり聞こえます。
部屋への通路に沿ってミニバーエリアがあります。ネスプレッソと並び赤ワインが置いてありましたが、ちょうどこの位置に冷蔵庫の熱の排気口があり、ワインが温められていましたが大丈夫でしょうか。。
冷蔵庫の品揃えはこちら。カロリーメイトが置いてあるのは珍しいですかね。オランジーナの缶は初めて見ました。
棚を開けるとミニチュアウイスキーやジン、ウォッカなど。定番ですね。
お茶類は定番のTWGが採用されていました。紅茶が4種類も用意されているのはこの価格帯のホテルでは珍しいと思います。
バスルームは、意外と広いバスタブが用意されていました。ユニット風で狭い空間ですが、ガラス張りでそんなに圧迫感はありません。
便器の配置に工夫が見られますね。インターコンチはどこもトイレスペースを狭めに設定されている気がします。その分、バスルームを広くという設計思想のようですね。
ドライヤーは高級ホテルでは珍しいテスコム。やはりビジネス層がターゲットのホテルですかね。
バスアメニティはインターコンチネンタル共通のセット詰め合わせです。柑橘系の香りのするアグラリアです。
収納スペースはちょっと狭め。ですが、ちゃんとアイロンセットが用意されているのは好印象です。ここに空気清浄機もありました。
パジャマはこちら。
音響はBOSEの新しいタイプの角形モデル。高級ホテルの定番です。
朝食ビュッフェ
朝食はフロント階のレストランで。ハーフビュッフェスタイルでした。インターコンチネンタルはコロナ禍でもビュッフェスタイルは堅持し続けていました。ビュッフェ台に並ぶメニューはそれほど品数はありませんが、ビュッフェの雰囲気は楽しめるかと思います。
ドリンクも自分で入れるのではなく、コップに注がれてビニールで覆われていました。
ビュッフェとは別にメインの料理が選べます。こちらはキャビアのオムレツですね。他にも高級ホテルといえばのエッグベネディクトなどいろいろ種類が豊富にあり、しかも追加オーダーも可能という太っ腹ぶり。朝から満腹になりますね。ここの朝食はかなりコスパがいいと思いました。
フィットネスエリア
フィットネスは客室のカードで自由アクセスできるスタイル。更衣室等はないので部屋で着替えて行きましょう。一通りの機材は揃っていました。
まとめ
本格的な5つ星のサービスを期待すると物足りなさは否めませんが、冒頭にも書いた通り新幹線移動を前提にすればベストなホテルのひとつです。品川駅前はいろんなお店も軒を連ねており、ホテルが接続するデッキを使えば雨の日でも傘無しでそこそこ歩き回れるのもポイントが高いかなと思います。
いろいろと使い道のあるホテルなので、都内観光の拠点の一つとして検討してみてください。その他、東京の高級ホテルは下記記事でまとめていますのであわせてどうぞ。
東京の高級ホテル特集