その昔、ストーンヘンジとその周辺をドライブしてみた

前回の投稿でイギリス写真を漁っていたらストーンヘンジの写真を見つけたので、折角なので載せてみます。

ロンドンに遊びにいったついでにバスに乗って行ってみる方も多いと思います(ロンドンからだと2、3時間くらいでしょうか。)が、僕の印象では大満足して帰ってくる人と行かなくてよかったという人が見事に分かれる場所です。

行かなくてよかった派の人は、ただの石が転がってるだけじゃん的な身も蓋もないことをおっしゃる方や、あるいは飛鳥の石舞台と一緒やんってのたまう方もいらっしゃいますが、なんであんなところにあんなバカでかい石を積もうと思ったんだろうみたいな考古学的ロマンに思いを馳せて感動できる人も結構いると思います。

僕はまあ、どちらかというと後者側なのですが、それにも増してあの石ころが転がっているだだっ広い草原風景が感動的でした。僕的にはいつかああいう見渡す限り地平線な中で寝っ転がって見たいという長年の夢を思わぬところで叶えてくれたということでとても素敵な思い出の場所です。天気はイマイチでしたけれども。

さて、前置きはこの辺で写真を見ていきましょう。


ふむふむ、紀元前3000−1600年頃に作られたそうです。そしてその真の目的は未だ謎なまま、と。
16歳以上が大人料金のようです。値段は変わってる可能性大いにありですので現地でご確認ください。確かチケット買うのに並んだような気が。スミマセン、うろ覚えです。。


こんなトンネルをくぐっていきます。どこに行くのかとちょっとワクワクしました。


トンネルの先にはこんな絵が。アトラクション風。この先にどどんとでっかく出てくるのでしょうか。


と思いきや、地上に出るとこんな感じでだだっ広い草原の先にちょこんといます。ゲートの外もこんな草原が広がっているのであまり変わり映えはしませんので、そういうところも不満派のみなさんの不興を買ってしまうところでしょうか。でもこんな天気ですら清々しい景色でしたよ。きっとこの風景は今も変わらず、でしょう。


石の近くには寄れませんが、ぐるっと大きく一周するルートが用意されています。石の風化具合が違うので、みる方向によってだいぶ見え方が変わります。


この手の観光地は大抵みんなが写真を撮る場所、アングルが同じなので、そんな観光客側の絵面がなんともシュールで面白い。ここも石にだいぶ近づける場所があるので、その辺りが撮影スポットでした。周回はそこそこの距離があるので大体最初の方で写真撮り飽きて後半は素通りみたいな感じになっていきます。


敷地(?)の外側もずっとこんな感じの風景。真奥のラクダみたいな形の森が気になります。今もあんな形なのでしょうか。


駐車場の横はだだっ広い牧場が広がっていて、羊が放牧されていて楽しげです。


羊の背中に鳥がとまっている写真がいくつもありました。居心地いいんですかね。不思議。


さて、ストーンヘンジはここまで。観光バスのルートは知りませんが、僕は自分で運転してきたので、他にも寄り道をしてきました。こんな一本道を飛ばします。晴れてたら気持ちいいだろうな。ストーンヘンジにいた時は幸い雨はやんでいてくれましたが、運転中は結構降ってたと思います。


さて、ストーンヘンジからほど近くにあったオールドセラムという遺跡です。はい、マイナーですね。

橋の先に少しだけお店が並んでたような気がしますが、自信なし。


橋の横を見ると昔の堀の跡のようです。こういう感じになっている遺跡ってあんまりないような気がします。なんだか草千里を思い出しますね。


石垣の跡っぽいのがありました。


住居だか城だかの跡ですかね。犬の散歩をしてる人もいましたよ。


遺跡の外はこんな牧場風景が。こちらでは豚が放牧されていました。結構大きな豚。3匹のかわいいオオカミって絵本が昔流行りましたが、あれに出てくるような強そうなブタでした。


奥に見えるのはソールズベリーの大聖堂です。結構大きな尖塔で遠くからでも見えます。ちょっと休憩しようかなと思ってソールズベリーにも立ち寄って見ましたが、街中が渋滞していたので辟易して素通りして帰ったのを思い出しました。

イギリスはこういった田園風景をすごく大事にする国なので、こんな感じの風景を味わいたい方は、ぜひ観光に訪れる時は車を借りて遠出してみることをおすすめします。ラウンドアバウトの入り方はちょっと慣れがいるかもしれないですが(ルールが分かればすごく便利な仕組みです)、車は左通行で右ハンドルと日本と同じなので、ヨーロッパの大陸側より断然運転しやすいです。天気は、まあ、期待しないでおきましょう。

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