個性的なヴィラがしのぎを削るプーケットの中でも、宙に浮くマッチ箱をイメージしたという独特の外観が人気のリゾートです。
プーケットはバンコクとは違ってタクシー料金がかなりお高いのですが、こちらのヴィラまでは空港からは800バーツでおよそ40分くらいの道のりです。空港を出てすぐのところにタクシー手配のカウンターがあるので、そこで行き先を告げると番号札を渡されます。場所ごとに一律で値段が決まっているという仕組みです。バンコクを経由して来ると、あまりのぼったくり料金にびっくりしますが他に移動手段はないので諦めましょう。
おそらく大丈夫だと思いますが、プーケットには似た名前のナカアイランドという同じくSPG系列のホテルがあるので、そちらに向かわないように手配の際は念のため注意しましょう。
一番上の社(やしろ)のような場所がフロントです。開放感抜群。屋外にフロントがあるのは初めて経験しました。フロントのお姉さんが日本語で接客してくれましたが、「マンシツデレイトチェックアウトハデキマセン」って言われてしょっぱなからちょっとネガティブな印象に。英語で言われていれば、じゃあしょうがないよね、で別になんの印象もなかったと思うんですが、、日本語だとどうしてもちょっとした言葉のニュアンスが気になってしまう。海外で日本語が通じるというのは心強いのでしょうが。うーん、接客って難しいですね。
おなじみVOSSの水が出されて、結構のんびりと待たされます。準備ができたらバギーで送ってもらえるので、このフロントからの絶景を堪能しましょう。
目次
1ベッドルームプールヴィラの部屋
案内されたのは1204号室。部屋番号の前2桁が海抜を表しているそうで、海から12メートルの高さらしい。プライベートプール付きで部屋がせり出しているのがわかるでしょうか。
プールの中から。ゴミも浮いてないですし綺麗な水でした。深さもそこそこ。一日中、浄水器の音が轟々と鳴り響いています。
テラスからの写真。眺望はいいのか悪いのか微妙なラインでした。部屋によっては周りから丸見えだったり、結構当たり外れがありそうです。奥の池の前にあるのがビーチフロントヴィラのようですが、庭は広いものの周りからかなりまる見えで、それだったらいっそ広々した外にいた方がいいかなって印象です。3ベッドルームは東側のフロントの丘にあるので見晴らし良さそうでした。大勢で行くならそちらでしょう。スイートは、下で紹介するバーの建物の中にあり、普通のホテルって感じだったのであえてここまで来て選ぶ部屋じゃないなと思いました。
部屋のウェルカムフルーツ。ドラゴンフルーツを見ると南国に来たなって気分になるのです。
全面ガラス張りなので、カーテンを開けるとなかなかの開放感。ただ、外から丸見えになるのでほとんどのヴィラはカーテンが閉まっていました。遮光カーテンがゴツいので全開にしてもこの写真のように存在感ありまくりなのがちょっと残念。ブラインドで全開できるようにすればいいのにと思いました。
部屋からのプライベートプールの眺め。
ミニバーのドリンクは飲み放題とのことでした。
アメニティ。柑橘系の強い香りの石鹸が洗面台には置いてありました。
部屋の裏側にトイレとシャワー室。夜こちらサイドにいくのは結構灯りが暗かったです。
あんまり使い道がなさそうですが、トイレ、シャワーの正面外にはバスタブも。
ヴィラ探索
せり出しているマッチ箱を下から見上げるとなかなかのインパクトです。僕の泊まった部屋は微妙でしたが、前が開けているとテラス席は浮遊感あると思います。まあ、外から丸見えになってしまいますが。開放感とプライベート感のバランスはなかなか難しいところですね。
丘陵にずらっと同じ外観が並ぶのは見応えあります。リゾート感と秘境感。
大きなブランコがいくつかありました。結婚式とかやっていそうな雰囲気です。
謎なスペース。遠くからも見えるなかなかインパクトのある建造物なのでアイコニックな何かでしょうか。
上のエリアに行く階段には消費カロリー表示が。こういうのいいですね。頑張って登ろうって気になります。
海辺には広い共有プールも。プライベートプールでも十分ですが、こちらはかなりの広さがあるので、思い切って泳げます。
夜もいい感じです。ここにはあえて載せないですが、このインフィニティプールの海側のライトアップされた木の水面への映り込みがとても綺麗でした。
フロントからの写真だと思います。屋根の上の芝生がいい感じ。この景観はユニークですね。怒られそうですが、上に登ってバーベキューとかしたら楽しそう。それぞれのヴィラの屋根上で住人が思い思いに楽しんでいる様子を想像するとなんだか浮き浮きします。
要所要所に置かれたこのボタンでバギーを呼び出します。結構、バギーが稼働しているので。ひょこひょこ歩いていると通りがかりで「乗ってく?」と声をかけてくれたりします。
パトンビーチまでは見えないですが、そちら方面に巨大客船が停泊しているのが見えました。
夜。灯りは灯っていますが、星空が十分に見える暗さです。
スカイラウンジ THE MEKA
昼間の写真ですが、真ん中やや上の建物の屋上にバーラウンジがあります。階段から歩いても行けますが、もちろんバギーで送迎してもらえます。建物全面のコンクリ枠がせり出しているところは人口滝らしいですが、滞在中に水が流れているところは見ませんでした。
入り口は現代風。
日が沈んだくらいのタイミングは空いていました。
虫除けを忘れて行くと蚊に刺されまくります。。痒がっていたら、店員さんがスプレーを持って来てくれました。ありがたやー。
料理の味も悪くなかったです。
ちなみにバーの下の階にはジムもあり、エレベーター前にはこんなサンドバッグが置かれていました。エレベーター待ちにストレス発散してくださいってことでしょうか。でもこんなとこで叩かれたら結構うるさいと思う。。
朝食
会場はこちら。THE NAVAというレストラン。
広々してます。テラス席も使えるので朝日を浴びながらの朝食を楽しみました。
タクシーからソンクラン体験
ホテルのエントランスのタクシーが汚れており、受付のお姉さんたちの顔も何やら白い粉がまぶされていると思ったら、ちょうどソンクラーンというタイの旧正月の日で、街中は水の掛け合いのお祭り騒ぎでした。白いのはチョークらしいです。
町中に狙撃手がおります。
車の荷台に大勢で乗って構える集団や、この写真のようにプールを準備したり風呂桶やドラム缶に水を溜め込んで待ち構える住人たちも大勢。
この通り、至る所で水を浴びせられます。売店では水鉄砲が売られているので、年に一度のお祭り、ぜひ防水対策万全で参加してみてはいかがでしょうか。
まあ、僕はタクシーの中から見てるくらいがちょうどよかったですが。