当ホテルはリノベーションされ、セントレジスの運営に移管されています。
そのリノベーション後の滞在記はこちら >>
セントレジス・ベニスの最上階テラスルームに滞在
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※18年冬追記: 2018年8月にこちらのホテルは閉業したようです。リノベーションされるという情報もあるので、立地的には希少なので開業されたらぜひ行ってみようと思います。
※19年夏追記:どうやらセントレジス になるようです。19年夏時点ではまだ未開業ですが、リノベーションされている風なので内装に関してはこちらの記事はあまり参考にならないかもしれませんが、テラスの様子は変わっていなさそうなので眺望は参考にしていただいてよいと思います。
こちらが19年夏の参考画像。グランドフロアのレストランが営業しているように見えました。本記事で宿泊した部屋は5階(日本式の6階)で、柵のあるテラスのもう一つ上のフロアで右上のうっすら青白い光を発している部屋ですね。
以下は2017年時点の情報です。
今年のベネチア旅行では発売日に買ったCanon 6D Mark Ⅱ で4Kのタイムラプスを撮ろうと思い立ちサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂狙いでウェスティンを選び、コスパ悪いのは承知の上でテラスルームに1泊してきました。
ホテルは高級ブティック街のちょっと奥まった路地の先の広場奥にあります。初めてだとちょっと迷うかも。
路地の途中にはこんな感じで看板が出ているので信じて向かえばたどり着けます。
ちょっとニガテなゴージャス系。。ホテルの接客レベルは悪くはないけどもう一歩。客数が多いからか追っついてない感じがしました。
エレベーター。上の階層が下に表示されているという珍しいパターン。
テラスルーム
部屋は南向きの552号室。日本語表示が日本人客の多さを物語っています。実際、宿泊客は日本人、中国人が多かった印象です。
部屋は、まあ普通。安定のウェスティン品質ですが、やはりコスパは低いと言わざるを得ないですね。立地+テラス代に10万円くらい乗っかってる感じでしょうか。。
のんびり景色眺めながら日光浴しようと思ってたのに塀が高くて座ると肝心の景色が見えないという。。
あえて高層階にしてくれたのだろうけれど、今改めて見直すと多分下の部屋も同じクラスの部屋っぽいので替えてもらえば良かった。まあ、結局、街に繰り出したのでほとんど部屋にはいなかったんですが。
ちなみに左上手前に見える建物は、旧税関倉庫を改装した安藤忠雄のデザインによるプンタ・デラ・ドガ―ナという美術館。今年はこことグラッシ館の2箇所でやっているダミアン・ハーストの「Treasures from the Wreck of the Unbelievable」という展示がアートビエンナーレを差し置いてアート界の注目をかっさらってしまったということで話題になりました。実に金がかかっている壮大なコンセプトで、商業的とかチープだとかいう批判はあるみたいですが、楽しめる展示会だと思います。ぜひ今年ベネチアに訪れるなら見に行ってください。
テラスから立ち上がってみる見晴らしは最高です。聖堂への光の当たり具合が刻々と変わり、見飽きません。ヴァポレットが着くたびに流れる人の動きを一日中眺めていられそうです。ただし、椅子に座っていると見えない。。。
ともあれ、目的のカメラのセッティングは問題なし。聖堂と美術館の入り口あたりが収まるように設定してひたすら放置です。
左に視界を移すとサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会が見えます。そう、ザ・ベネチアな景色を独り占めできてしまいますのです。
夜景。灯りが控えめなのでライトアップされたランドマークとともに星空もちゃんと見えるのがベネチアのいいところです。
夜明け。街灯が消える直前。ベネチアは夜中まで人が出歩いていますが、早朝はほとんど人がいないので早起きして歩き回ってみるのもオススメです。
ちなみに肝心のタイムラプスは日が沈むところまでは完璧に撮れていたんですが、夕食から帰って来たらなんと電池切れで星空が浮かび上がって来たところで終わってしまっていました。。。。なんて凡ミスをと悔やむに悔やみきれませんが、またいつかリベンジに、、は多分行かないかな。
部屋にコーヒーがないなと思ったら、こんな紙が入ってました。他のホテルで普通にポット置いてましたけど。。でも確かにここで火事がおきたらとんでもないことになると思うので納得しないこともない。
ビデとトイレのこの感じ、イタリアだなと一目でわかる特徴的なつくり。
どう考えても使いきれない量のETROのシャンプー類。リッチです。が、ちょっと好きでない香りのやつでした。
クローゼットは手狭なので大荷物だとちょっと不便な気がします。
朝食と絶景
まあ充実はしていました。朝からついついシャンパンも飲んでしまい。。
テラスの席に座れば聖堂を正面に見上げられます。さすがに部屋からの眺めの方が優ってましたが、他では見れない景色なのでぜひ窓際に陣取リましょう。でもゴミ運搬っぽい船がずっと視界ど真ん中に停泊していたのが興ざめでした。
ちょっと全体的にネガティブなことばかり書いたような気がしますが、まあ、観光地価格のベネチアでもさすがに十数万出しているのでもうちょっと期待していましたから。これが5、6万くらいだったら大満足なんですが、なかなかそううまくはいかないようです。もちろん景色は最高でしたよ!
ベネチアは今後もなんども訪問することになるので、また次回からも色々開拓して行こうと思います。
このホテルに近い立地の5つ星ホテルは、同じくマリオット系列のグリッティパレスのレポートも書いていますのでご参考に。
セントレジス・ベニスの最上階テラスルームに滞在