リッツカールトン大阪では、20年9月現在、朝食ビュッフェはやっておりません。その代わりに和洋食からのプレートメニューでの提供になります。
※ 21年11月、緊急事態宣言解除に合わせてビュッフェは復活していましたのでビュッフェの様子を後ろに追記しました。
朝食の料金は、マリオットプラチナ会員特典の30%割引で3100円と提示されたので、およそ4500円ほどとなかなかのお値段です。これだけ出すからにはチョイスを失敗したくないと思いますので、この記事では和洋食それぞれの写真を載せてみようと思います。
目次
朝食会場は1階のスプレンディード
料理の前に、朝食会場ですが、1階にあるイタリアンレストラン、スプレンディードになります。客室フロア行きエレベーターとフロントの間にあるので迷うことはないでしょう。席数は66席あるそうで、いくつか雰囲気の違う空間に分かれます。
一番ゴージャスなメインエリアはいつも人がいっぱいで写真は撮らなかったので公式サイトの写真をお借りします。このように大きなシャンデリアのあるちょっとゴージャスな雰囲気で、ヨーロッパの貴族気分が味わえると思います。
こちらの写真のようにちょっとカジュアルな雰囲気のエリアもあります。特にドレスコードなどないので、服装もカジュアルで大丈夫だと思います。
朝食の時間は通常、6:30から10:30までです。8月のお盆の滞在時は、チェックイン時に目安の朝食時間を聞かれました(その時間通りに来なくても良いということでしたが)が、9月の滞在時にはそんなことはありませんでした。
9月の朝食メニュー
こちらのメニュー表通りアメリカンまたは和食から選べます。冷たいドリンクとコーヒー or 紅茶の記載はアメリカンの方にありますが、もちろん和食を選んでもオーダーできますのでご安心ください。
アメリカンブレックファースト
まずはアメリカンの方から。こちら、8月と9月で少しサーブのされ方に変化がありましたので並べてみます。
20年8月時点
まず、上の写真が8月の滞在時のメニューです。いたって普通な盛り付けだと思います。お味の方は文句なしですが、他の同クラスのホテルと比較するとやや質素な印象を受けました。
そしてこの時はGoToキャンペーン開始後、一気に客が増えたタイミングでもあり、少しサーブが間に合ってない様子もあり、ちょっと待たされました。
20年9月時点
一方で、こちらが9月に滞在した時のメニューです。
まず目につくのが1皿増えた左下のプレートです。チーズや生ハム、サーモンなど、ビュッフェでおなじみの小品が並びます。これくらいの分量になるとかなり豪勢な朝食という感じです。
次に気づくのは、パッケージに入ったシリアルとヨーグルトです。なるほど、これはwithコロナ時代っぽい感じがします。通常でこれだと手抜き感が出てしまいますが、感染対策にもなっている安心感も出ますし、これもいい改善に思えます。
そしてこのヨーグルトですが、東京のリッツ・カールトンでも同じパッケージを見た(というか食べました)ので、グループで統一してきたのかもしれません。シリアルのパッケージもちょっとおしゃれでいい感じですね。
さらに、パンを包む布の包み方が違います。今回のは開いた状態で撮っていますが、8月の方はポケットティッシュのような手の込んだ包み方をしているのに対して、9月の方は単に2つ折りです。
もちろんティッシュ包み(と書くと安っぽい)の方が見栄えはいいんですが、ちょっと取りづらかったりするのでむしろ9月の方がいいですし、きっとその分給仕のための手間は減るので、サーブが早くなるでしょうね。
あ、あとオムレツがトリュフ入りでした。8月の時は何種類か選べましたがトリュフはなかったような気がします。ただ、ここはもともとトリュフオムレツで有名ではあるので、8月もそうだったかもしれません。すみません、ちょっと記憶が曖昧です。。
ともあれ、こうやって比べてみると随分と良い変化があり、オペレーションの改善と顧客満足の向上に向けて試行錯誤している様子が伺え、非常に好感が持てました。また次回行った時にどんな変化があるのか楽しみです。
追記 21年7月時点
ということで、しばらく後の再訪時のメニューです。やはりまた少しパワーアップしている様子でした。まず1プレートではなく前菜から順番にサーブされるようになっており、ヨーグルトは開封された状態のものが出てきます。シリアルはなくなりましたが、卵料理にはエッグベネディクトが追加されていました(クオリティはこのブログで紹介している5つ星ホテルの中では低い方でしたが…)。また、パン類はリッツ・カールトンライオンがあしらわれたアフタヌーンティー風の3段皿で提供されるので華やかな雰囲気です。
GoToがなくなって混雑が減ったためか、手がかかる給仕スタイルに変化しておりました。
和食朝食
和食の方はこちら。このようにオーソドックスな献立でした。もちろん朝食の量としては申し分ないんですが、ハルカスのマリオットなんかは1尾で出てきますから、それに対抗して欲しいところではあります。
追記 アフターコロナのビュッフェの様子
冒頭に書いたとおり、21年11月の緊急事態宣言の解除とともにアイキャッチ画像のように飾りと化していたビュッフェ台に料理が復活していました。野菜やフルーツ、ハムなどのコールドミールが並びます。
こちらはホットミールのエリア。ハロウィンの名残が残ります。
パンの品揃えはこちら。オーストラリアのビアレンバーグのジャムがずらっと並びます。高級ホテルでよく見るブランドです。
和食ももちろんあります。あとスパークリングワインもあったので朝からアルコールというぜいたくな休日も過ごせますね。国内で朝からアルコールがあるのは珍しいと思います。
おまけ: インルームダイニングのハンバーガー
インルームダイニングでハンバーガーを頼んでみました。チーズバーガーですが、中の具材は別盛りで自分で載せるパターン。フレンチポテトとならぶ野菜類はピクルスでした。