【再訪】パラッツォ ヴェーナルト ラグジュアリーホテル ベネチア スイートルーム滞在記

ベネチアのアートビエンナーレを見るため、僕がライフワークとして2年に一度訪れているベネチアですが、前回、2017年に滞在した時にとっても居心地がよかったのでフロントのお姉さんとまた来るねと約束して早くも2年がたちました。今回はちょっと奮発してスイートルームに泊まってきたのですが、期待を裏切らず大満足の滞在ができました。隠れ家的にこれからも永く使っていくつもりなのであまり広めたくない気持ちもあるのですが、とてもいいホテルなのでしっかり宣伝してみようと思います。

ちなみに前回のスーペリアルームの滞在記はこちら。

ホテルの内部探訪

ホテルの立地は前回の記事の通りで、Sスタエ駅からの徒歩がおすすめです。また、目印の落書きも健在でしたのでそのあたりは上の記事を見てください。前回は慌ただしかったのでホテルの中をほとんど見なかったんですが、実はこのホテル、貴族の邸宅を改装してできたということで結構見所があリますので、そのあたりからレポートしてみたいと思います。

一応、こちらが入り口です。前回の滞在時にはなかったミシュランをはじめ、格付け機関の照明が貼られています。ごちゃごちゃしてちょっと興ざめですが、ミシュラン1つ星を獲得したこのレストランのディナーがこれまた素晴らしいので、別途記事を書こうと思っています。 →書きました

さて、こちらはフロント前のエリアです。前回訪問時と変わらずの佇まい。グーグルマップだとわかりづらいのですが、裏庭はグランドカナルに繋がっておりまして、つい先日世界的なニュースになった1.8mの高潮できっとこのフロントエリアは完全に水に浸かってしまったであろうことが想像に難くないです。調度品など無事だったらよいのですが。ちなみにレストランはこの写真の奥右手側にあります。

フロントがこちら。変わらぬ雰囲気で、コメント帳も健在。

フロントを抜けた裏庭がこちらです。緑に溢れたとても心地よい空間ですが、夏場は蚊に注意です。アートの街のホテルらしくいろんなオブジェが所狭しと並んでいます。ここでずっとぼーっとしているのも贅沢な時間の使い方だと思います。なお奥の鉄柵の右手を見るとすぐ近くにSスタエ駅が見えます。

裏庭の奥、グランドカナルを背に向けてホテルを写した写真がこちら。ホテル予約サイトでもこのアングルの写真を見ますね。庭の左右は別の建物で、ホテルは正面の三角屋根のところだけです。前回のスーペリアルームは左側の2階(ヨーロッパ式の1階)窓のところで、今回のスイートは右上、木が被っている窓の部屋でした。

さて、外の緑を堪能したら2階に行ってみましょう。古めかしいエレベーターもありますが、ろうそくの並ぶ階段をかつてここに暮らした貴族に思いを馳せながら登ってみるのも楽しげです。

階段の上、お香が炊かれてなんだか厳かな雰囲気が漂います。

夜、照明の当たる本棚はインパクト抜群。ちょっと悪趣味なデザインですが、廊下に本棚を配すセンスは好きです。

廊下の先には貴族趣味全開の部屋があります。かつての社交場でしょうか。

変わったレイアウトのスイートルーム 204号室

ここからは部屋の写真を並べます。上の見取り図の左上のややピンクがかった一角の部屋204号室です。なぜか男女のトイレロゴのようなマークの位置が入り口。なお、先ほどの社交ルームは202と203の間の部屋です。

まず特徴的なのがこのリビング。部屋を入って右手、部屋というには狭い空間ですが配されたソファとその上の棚、こじんまりとしたテレビにその前に置かれた小さなテーブルと、お一人様のために用意された部屋かと思うほど使い勝手よし。なんだかワクワクする空間です。

スーペリアルームの時のプラムに加え、ウェルカムシャンパンが用意されました。とりあえず外出前に1杯、2杯と楽しみました。

このリビングの窓の外には、裏庭とその奥のグランドカナルが見えます。お隣の建物の雑然とした様子とのギャップがなんともベネチアらしい風味を醸します。

リビングの奥、飛び出た区画に並ぶ2つの部屋。その一つはこちらのウォークインクローゼット。これまたテンションの上がる空間です。スーツケースから荷物を取り出して並べてしまいたくなる。ここだけでも部屋として成立している超贅沢な部屋。

そのクローゼットと並ぶ角部屋は書斎です。2面採光。部屋サイズにちょうど収まったテーブルが大人男子の心をくすぐります。書斎、夢の書斎ですよ。レストランのメニューも置かれています。実はルームサービスで下のミシュランスターレストランの料理をオーダーすることも可能なのです。

別アングルから。USBチャージャーもあり便利に使えますが、リビングとのこの距離感もいいですね。こういうレイアウトの家に住みたいと思いました。

書斎の窓からの眺めがこちら。

宿泊特典で、いろんなところで広告を見るFONDACO DEI TEDESCHIという有名なデパートの10%割引券がもらえました。ラウンジやルーフトップテラスへの優先アクセスと書いてあるので、もし買い物に行かれる方はご活用ください。

こちらがリビングを通り見取り図上で204と書かれている部屋のベッドルームです。リビングよりもベッドルームが広いというのがまた憎い演出。

言うまでもなく寝心地抜群のベッドにシーツです。同じベネチア最高峰のダニエリやグリッティパレスに勝るとも劣らない最高水準。さらに言えば、この木目調の部屋の質感がとても居心地がよく、この雰囲気は他では味わえないと思います。この居心地の良さは写真ではお伝えしきれないので、ぜひ一度ここで過ごしていただきたい。床のフローリングは結構ツルツル滑るので履物にはご注意です。

バスルームはスーペリアルームとほぼ同じ感じでした。

アメニティも2年前と変わらずETROのオリジナルパッケージで、エトロは他でもたまに見ますが、他にはないとてもいいフローラルな香りです。基本的に匂いのあるものは好きではないのですが、ここのシャンプー類はすごく好きです。

他にもシンク下の漆塗り調の箱に入ったタオルやらなにやらの道具類なども同じです。なお、写真にはマウスウォッシュは写っていますが、イタリアのホテルには歯ブラシはありませんのでご持参ください。

中庭で迎える朝食

そして前回も一押しした中庭で迎える朝食が最高なのです。この写真左手に入り口の門があり、右手にホテルの建屋、フロントがあります。前に広がるテーブル椅子もしくは奥のガラスの向こうにあるレストランで朝食をいただくことになりますが、このレストランの給仕さんがそのまま朝も給仕してくれていたので、なんだか顔なじみになります。

前回とはちょっと違うテイストのエッグベネディクトでした。もちろんいうまでもなく美味しいです。焼き立てのパンも絶品です。食器類も星付きレストランで使われるものがそのまま使われており、高級感溢れるデザインです。客室がそもそも少ないので、大規模ホテルのようにせわしない感じとは無縁のこの空間で心ゆくまで贅沢を堪能できると思います贅沢を心ゆくまで堪能しましょう。

前回の滞在時も大満足でしたが、勝手も分かって今回はさらに満足度の高い滞在ができました、馴染みになったスタッフとまた2年後に来るねと約束してホテルを後にしましたが、また次回訪れるのが楽しみなホテルです。

このホテルに併設するミシュラン1つ星レストランの記事はこちら。

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