シェムリアップ国際空港の過ごし方【入出国からラウンジまで】

アンコールワットをはじめとする遺跡群で有名な観光地シェムリアップの国際空港は街の中心部からとても近くにあり、空港と街中の行き来は比較的スムーズにいけると思います。世界的な観光地のため、田舎にも関わらず空港は綺麗で施設も整っておりました。トラベラーにはお馴染みのプライオリティパスが利用できるラウンジも備えていますし、免税店はじめ飲食店も充実していますので少し早めに到着しても快適に過ごせるのではないかと思います。ということでそんなシェムリアップ国際空港の様子をダイジェストしてみようと思います。

入国編

入国審査とビザ

飛行機を降りると、徒歩で入国審査場に向かいます。飛行場を横切れるのは小さな空港ならではですね。

カンボジアは入国に祭して日本人でもビザが必要ですので、事前に入手するのをオススメします(ネットで簡単に入手できます。仲介業者の広告が出てきますが、金と時間の無駄なので必ず直接カンボジア政府のサイトをご利用ください。)が、どうしても時間がなかった方は、入国審査場の右手にビザ発行窓口があるのでそちらに並んでください。ただし世界中からバックパッカーがやってくるので、それなりに時間のロスすることになると思います。ビザをお持ちの方はそちらの列に間違えて並ばないようによく観察して移動するようにしましょう。建物に入って左側の列だと思います。写真を載せたいところですが、入国審査エリアは写真撮影禁止なので写真はないのです。。

荷物を受け取りましょう。アンコールワットの映像がお出迎えです。

荷物が出てくるまで写真撮影などいかがでしょうか。

ATMは出発ゲート側

税関を超えて外に出てもパッと見ATMが見当たりませんが、建物の外に出て右手ずっと奥に進むと出発ゲートの入り口があり、その前に両替所と複数の銀行ATMがありますのでそこで引き落とすとよいと思います。スタバが目の前にあるのですぐわかると思います。バンコクなんかではATMは法外な手数料取られますが、ここでは5%と比較的良心的な手数料なので両替するよりもATMを利用するのが正解です。飛行機の移動で凝り固まった足をほぐすつもりでちょっとだけ歩いてください。

右の通路ずっと奥がアライバルゲートです。ATMは見ての通り壁で隠れているのでこちらにくるまで見えません。色々ありますが、どれでも一緒ですので空いてるところで国際キャッシュカードかクレジットカードで引き落としましょう。

ATMの前にはスタバ。右手に両替所もあります。こちらの入り口の中に入るとチェックインカウンターが並びます。こちらは帰りに必ず通ることになります。

街への移動手段

多くのホテルが空港との送迎を無料で行なっていますので、予約時に到着便名と到着予定時刻を伝えておけばゲートの外でネームカードを持った運転手が待っていてくれると思います。ホテルによってリムジンだったりトゥクトゥクだったりしますが、雨季でなければトゥクトゥクがオススメです。この街はほとんど信号がないのですが、みなさん安全運転なので気持ちいい風を受けて街まで移動できます。ただし、舗装されていない道も多く砂埃が舞うので気になる方はマスクなどしておくと良いかもしれません。とはいえ街中までの時間はほんの15分ほどですので、それほど構えなくても大丈夫です。初めてだとトゥクトゥクに乗るのはちょっと躊躇してしまいますが、タクシーよりも安いですし、まずは空港からの舗装された道で要領を掴んでおけばその後の旅が楽になると思います。

こんな感じでスーツケースを載せて乗り込みます。写真左上側見切れていますが、つり革があるので持っていた方がいいと思います。曲がるときなんかは結構重力がかかるので。

ひとまず空港を背に街中へ。

出国編

出国時はまたスタバの前に戻って来ましょう。タクシーやトゥクトゥクはこのあたりで降ろしてくれると思います。

この空港に就航しているのはLCCばかりでチェックイン時は結構並びますので覚悟しておきましょう。空港の中は割と充実しているので少し早めに行っても良いと思います。ただし、あまり早く行きすぎるとカウンターが空いていないので、定石通り出発2時間前狙いが良いと思います。スーツケースを預けたら出国審査へ向かいましょう。

免税店でシェムリアップ土産

出国審査が終わると正面に免税店が登場します。空港の規模に比べると結構充実していると思いました。街中で買い忘れてもここでお土産は十分揃いそうです。カンボジア版手ぬぐいのクロマーなども高品質なものが並びますが、結構なお値段がします。ナイトマーケットで数ドルで買えてしまうのを見たあとだとちょっとびっくりします。

やはりカンボジアと言えば胡椒ですね。他ではなかなか手に入らないグリーンペッパーなど買ってみてはいかがでしょうか。

そしてアンコールワットの形をしたこのとても素朴な味わいのクッキーなども並びます。街中よりも若干高いかな。

空港内部の様子

この独特の三角屋根の中にお店が並びます。飲食店が充実しているので早めに来ても大丈夫ですね。どこの空港でも見かけるブランドもやはり出店しています。

飲食店の中には吉野家を見かけました。

ゲートの待合スペースはこんな感じですね。出発直前は椅子が不足しますので早めに行くか、ギリギリまで飲食店あるいはラウンジで過ごすのが良いと思います。

空港ラウンジ PLAZA PREMIUM LOUNGE

ちょっとわかりづらい所にありますが、1番ゲートの更に奥に隠れてちゃんとラウンジがあります。プラザプレミアムラウンジとありますね。プライオリティパスと飛行機のチケットを見せると無料で中に入れます。

最近は国内のラウンジは混雑極まりなくもはや大衆食堂の様相を呈していますが、このラウンジはかなり空いていて快適に過ごせましたのでプライオリティパスをお持ちの方はご利用ください。

空港内で過ごせる場所は十分にあるのでパスがない方はあえてお金を払って中に入る必要はないかなとは思います。

ラウンジ内部の設備

ラウンジに入ると手前には個人用に6角形で仕切られたブースが並んでおり、奥にはカウンターテーブルが続きます。左手のフライトの掲示板の横には雑誌や新聞類が置いてありました。

もちろん各席にコンセントが備わっています。カンボジアでは日本のものがそのまま使えますが、電圧は220Vと日本の倍なのでご注意ください。USBチャージャーもあるので携帯の充電なども便利ですね。

カウンターの奥にはソファが並ぶエリアがあります。ここは比較的人が多めでした。こういうスペースは空港内にはここにしかないのでのんびりくつろぐならここかなという感じです。自然豊かな中庭には石のオブジェが配置されています。

テラス席もあります。タバコをお吸いの方はこちらへ。

有料ですがマッサージを受けることもできます。

トイレもこの通り綺麗にメンテナンスされており清潔感がありました。シャワールームも備えていますので、必要な方はどうぞ。

ラウンジ飯

食事カウンターはこちら。麺類、フライなどのホットミール、サラダ、あとはパン系が並びます。

麺類はこちらでオーダーして作ってもらいます。最後のカンボジア料理を味わっていきましょう。

ここはサラダコーナーですね。

アルコール類はフードコーナーの横にあるこちらのカウンターでオーダーします。

さて出国です。見ての通り飛行機まで徒歩です。日本からシェムリアップ の直行便はないので、他の都市を経由して行くことになりますが、この時はタイ・エアアジアでバンコクのドンムアン国際空港から往復しました。ちょうど1時間ほどの旅程になります。

他にもアジア各国からの飛行機が就航しているので、周遊して来るのもいいですが、この街はここだけを目的に来る価値が十分にありますのでぜひ一度は訪れてみてください。

遺跡巡りは前回の記事が参考になると思います。

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