【アフターコロナ】スワンナプーム国際空港からの最速移動法など

気づけば当ブログのバンコクでのホテル滞在記事もそこそこの数になってきましたが、バンコク訪問もかなりの回数になっておおよその勝手もわかってきました。コロナ禍前後ではいろいろな面で違いがあるのですが、検索上位に出てくるブログ記事を読んでみると少々情報が古いと感じるので、バンコク訪問初心者に向けた記事を書いてみたいと思います。

入国審査の流れ

飛行機から降機後、パスポートコントロールで入国審査を受けて入国後に手荷物の受け取りという手順は万国共通です。案内に沿って空港中央部のパスポートコントロールエリアに向かいましょう。

入国審査場では「All Passport」と記載されたレーンに並びます。コロナ中はガラガラでしたが、世界的に旅行需要が爆発している現在、結構並ぶことになると思いますが、日本人であれば審査自体はパスポートを見せるだけで終わると思います。

まれに帰国便を聞かれることがあるので、念の為に帰りの便の情報も手元に用意しておくと慌てなくて済みますね。わざわざ紙に印刷しなくてもスマホのスクショとかで大丈夫です。

なお、コロナ禍中に入国前の税関申請カードが廃止されています。以前は入国前に必ず記入が必要でしたが、申告するものがなければ事前に記入する必要がなくなったので手続きが少しスムーズになりました。

最安値での両替と格安SIMの確保

入国後にまず行うべきは、タイバーツの現金と現地SIMの入手です。

バンコク市内は基本的にどこでもクレジットカードが利用できるので、実は現金レスでもそこそこ過ごせるのですが、タクシー移動をするならカード利用ができないこともありますし、メトロの券売機は現金のみ、さらにチップ文化もあるのでやはり多少の現金は入手しておきたいところです。

実は他の都市と異なりバンコクは空港での両替が最もレートが良いので、以下で紹介する両替所を利用するのをおすすめします。ヨーロッパなどと違ってATMは結構な手数料が取られてしまうので、現金での両替の方がお得です。

ということで、以下の手順で空港内でさくっと入手してしまいましょう。

荷物待ちの間に格安SIMをゲットしよう

バンコク市内はほぼ全域で5GまたはLTEが利用できます。旅行客向けのSIMカードは他の通信手段に比べて圧倒的に格安で利用できます。ただし、携帯端末をSIMフリーにしておく必要があるので事前に携帯キャリアで手続きをお忘れなく。

空港内を歩けば、メジャーな現地キャリアがあちこちに出店しています。どこを利用しても大差ないと思うので、すいているところを見つけて手続きすれば基本的に問題ありません。

が、個人的には手荷物レーンのそばにタイのトップブランドのAISが出店しているので、手荷物がレーンに出てくるのを待っている間にセットアップしてしまうのがベストだと思います。

みんな手荷物レーンに我先にと向かうので、いつも空いているというのがポイントです。

入国審査に時間を取られなければ、優先的に荷物が出てくるプライオリティタグ付きの手荷物でも、手荷物が出てくる前に携帯が使える状態になる可能性が高いです(厳密にはタイ航空のファーストクラス利用の場合はちょっと勝手が違いますが、たぶんこの記事の読者ではないはず)。

店のスタッフからは滞在日数を聞かれると思うので、その日数に合わせた使い放題または1日1GB程度のプランをおそらく提示してくれるでしょうから、それを選べばあとは携帯を渡すと目の前でものの2、3分でSIMカードを交換して設定してもらえます。

ちなみに参考までに僕が利用したことのある15日間の使い放題は699バーツでした。現在のレートだと2800円くらいですかね。

【利用法解説】海外旅行では海外SIMカード利用がお得

ゲートを抜けたらまず地下へ向かおう(最安両替)

SIMカードをゲットして2階にある到着ゲートを出た後は、すぐそばにあるエスカレーターを降りて地下に向かいましょう。到着ゲート付近にも両替商やATMはありますが、レートは不利な上に混みがちなのでスルーしてください。

駅改札側からの写真

地下に降りると鉄道(SUBWAY)の表示を目印に歩きます。動く歩道がある微妙に傾斜した道(上の写真)の奥に見える切符売り場をに向かって右手の通路をさらに奥に歩いて進んでいくと、下記写真の出店エリアが見えますが、ここに安い両替商が軒を連ねて店を構えています。

市内の両替よりもここの方がレートが良いので、必ず最低限の両替はここで済ませていきましょう。※コロナ中に移転したので、古いネット情報では別の地点が紹介されていたりしますが、現在はそこにはないので要注意です

複数店がありますが、レートはほぼ誤差なので空いている店を選べばよいです。

市内への移動方法

おすすめはローカルタクシー

チケットシステムが導入されて以降、発展途上国あるあるのぼったくりタクシーに引っかかるリスクは現在はかなり低くなっています。

タクシーの表示案内に沿って1階の出口を出ると、上記写真のようにチケット発行機が並んでいるので、ここでチケットを受け取りましょう。チケットにナンバーが表示されているので、そのナンバーのレーンに向かうと担当のタクシーがいます。

乗車時に行き先を伝えて、値段を確認してタクシーに乗り込みます。僕の経験上はアソークあたりの市内中心部で500バーツ、さらに先のチャオプラヤ川沿岸あたりまで行くと600バーツを提示される感触です。交渉すれば多少安くなるんでしょうけど、、まあ、そのくらいなら妥当かなと。

ちなみに到着時間は時間帯で大幅に変わります。空いていれば市内中心部あたりまでなら1時間程度、混んでいると2、3時間かかることもあります。特に夕方以降のラッシュ時には市内に入って高速を降りた先は、歩いた方が早いような大渋滞になります。

割高だけどリムジンもあり

やたらとあちこちにカウンターがあるAOLというリムジンサービスは、ちょっといい車種のタクシーサービスです。最安の車種で1200バーツで市内まで行けます。市内であれば基本固定料金です。まあ、タクシーと比べると倍以上と高額ですが、その分、高級車が使われているのでシートはちゃんとしていてきれいで快適なので、ひどいタクシーに当たるリスクを考えると利用価値はありますね。

鉄道移動

移動時間が全く読めないタクシーよりも意外とおすすめなのが鉄道移動です。

市内への玄関口マッカサン駅までの1時間強の経路が35バーツとタクシーの1/10の値段で行ける上に、渋滞がなく時間も定刻通りと計画を立て安いという圧倒的なメリットがあります。

バンコクの鉄道は治安の悪い都市の列車と違って、日本の電車と遜色ないクオリティで安心して移動できます。やはりスーツケースを持った乗客が多いですが、学生とかサラリーマンも乗車してくる普通の列車なので、専用のスーツケースラックなどはありません。

空港鉄道は市内中心部からは微妙に北部に外れているので、アソークあたりに行くにはマッカサン駅からメトロに乗り換える手間が若干あり、スーツケースなどはセキュリティゲートを通さないといけなかったりするのが面倒ですが、とはいえハズレのタクシーで2時間過ごすよりはずっとマシだったりはしますね。

特にバンコクは駅直結のホテルも多いので、ホテル選び次第ではかなり有力な移動手段になると思います。

バス移動

特に利用するメリットを感じないのでエアポートバスは利用したことがありません。
値段は鉄道と同程度ですが、到着時間が読めない上に、どうしてもバスは降りるタイミングがわからなかったりもするので初心者向きではないかなと思いますね。。

目的地がドンピシャの場合は考慮の余地があるという感じでしょうか。

ホテル宿泊の選択肢

どちらかというと帰国時に利用することになるホテルかもしれませんが、深夜着で市内まで移動するのがつらいという場合は、空港直結の4つ星ホテルがあるので合わせて簡単に滞在記を載せておきます。

ノボテル:ホテル直結の4つ星ホテル

空港内の案内にもNOVOTELの案内表示がありますが、上で書いた両替所の道をさらにずっっっと先まで歩いて行くとホテルに到達します。結構距離はあります。ホテル内にはいくつかレストランがありますし、空港にも飲食店やコンビニはいくつもあるので食事にも困らないですね。

部屋はちょっと古くて薄暗い感じですが広々しているので一晩過ごすには悪くはないかな、と。

そこそこ広いプールもついているのでひと泳ぎしてみても良いかもしれません。

その他の選択肢

ノボテルに向かう寂しい通路のところどころにカプセルホテルみたいなのがあります。そういえば昔、一度だけ羽田のカプセルホテルを使ってみたことがありましたが、他の部屋のいびきがひどくて2度と使わないと思った記憶があります。。

おまけ:コロナ禍中のPCR検査場の様子

蛇足ですが、日本入国にPCR検査が必要だった頃は空港のPCR検査場が利用できました。

パスポートを提示して料金を支払い、上記のエリアで順番を待ち、個室に入って鼻の奥に綿棒を差し込まれて終わり。24時間以内にメールで連絡という段取りでした。

市内でも検査を受けられるところはありましたが、数倍高かったと思います。逆に日本の場合は空港の検査場がめちゃくちゃ割高だったので、その違いが面白いなと思いました。

まとめ

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