【世界最高層のルーフトップ】バンコクのルブア・アット・ステートタワーに滞在

ルーフトップ天国のバンコクでも最も有名な世界最高層の247mの高さを誇るルーフトップバーを持つ高級ホテル、ルブア・アット・ステート・タワーのスイートルームの滞在記です。

ホテル自体は2003年開業とやや古く、最新の5つ星と比較すると見劣りすることは否めないのですが、ルーフトップバーは確かに他の追随を許さない見事な絶景で一見の価値があります。

バーの案内には要予約との記載がありますが、ホテル利用客だったからか予約なしでもルーフトップバーを利用できたので、あわせてレポートしたいと思います。

ホテルへのアクセス

最寄りのBTS駅はサパンタクシン駅です。雑多な商店が並ぶ道を5分ほど進むとホテルのビルに着きます。バンコク市内は夕刻の帰宅ラッシュの時間帯は大渋滞が発生するので、スワンナプーム空港からこのあたりまでは2時間はかかることを覚悟しておきましょう。提示されるタクシー料金は600バーツくらいでしょうか。

電車でアクセスする場合は、この道を歩いてのアクセスです。駅からも特徴的なドーム型の天井が見えるので迷わずたどり着けると思います。

見ての通りかなり大規模なホテルにもかかわらず、ホテルのフロントの窓口が少なく、オペレーションもイマイチだったので、チェックイン、チェックアウトはかなり並ぶことを覚悟しましょう。できればピーク時間を外して到着することをおすすめします。

長い廊下に、ホテル内部には大きな空洞部がありました。

スーパーシティビュー・スイートバルコニーの部屋

ベッドルーム

部屋は思ったよりは綺麗でしたが、シンプルな家具に一昔前の小さな液晶テレビと2000年代のホテルという感じです。DVDプレイヤーがテレビ台の下にありました。

広い部屋ですが、出入り口のドアについた鏡がよりいっそう部屋を広く見せてくれています。

部屋からの眺望(バルコニー)

バルコニーと言いつつ、バルコニーの窓には鍵がかかっていて外に出ることはできませんが、同意書にサインすれば解錠してもらえるそうです。周りの建物から頭ひとつ抜けているので高層階からの眺めはいいと思います。

ベッドルームとキッチンスペースの間に、部屋のサイズ感と比べてやや小さめのクローゼット。

かなり薄手のバスローブでした。

棚の中にはシューケアグッズや服用のブラシなど。

リビングルーム

部屋の入り口すぐのエリアがリビングスペースになっていました。窓がなく、照明が弱いのでちょっと薄暗い空間でした。なんとなく通路脇にある応接エリアのような印象であまり居心地はよくなかったですね。。

テーブルにはルーフトップのTHE DOMEの写真集が置いてありました。

キッチンスペース

キッチンがありましたが、調理道具などは用意されていないため使い道がありません。電子レンジがあるので、買ってきた料理を温めるくらいはできます。

戸棚にグラスとカップは用意されています。

用意されていたお茶は、5つ星ホテルでは珍しいTWIINGSの紅茶。コーヒーはネスプレッソではなく、インスタントコーヒーです。

高級ホテルで飲み比べてわかった美味しいお茶まとめ

大きな冷蔵庫には缶ジュースが並んでいました。

バスルーム

バスルームはバスタブとシャワー室が分かれたタイプ。90年代後半から2000年代初頭のホテルでよく見るオーソドックスなレイアウトですね。バスタブにシャワーカーテンがついていないのはちょっと珍しいですかね。

アメニティはエレミス(ELEMIS)が採用されていました。ホテルではあまり見ないですが、イギリスのスキンケアブランドです。日本だとロクシタンジャポン社が取り扱っているみたいですね。

ルーフトップバー THE DOME AT STATE TOWER

64階にチャオプラヤー川に面したDistilというルーフトップバー、逆サイドの63階には上の写真で赤く光っているバーエリアが併設されたSIROCCOという屋外レストランがあります。エレベーターに乗る前にバーかレストランか利用先を聞かれ、案内されます。

スカイレストラン シロッコ SIROCCO

僕は逆サイドのバーを利用しましたが、こちらのバンコク市内側に面したレストランエリアにも見学させてもらえました。結構風が強いのでここで食事するのはあまり快適そうではありませんが、、体験としては面白いかもしれません。

屋外レストランの上ではバンドの生演奏が。

スカイバー ディスティル Distil

写真右手奥に見えるバンコク最高層のマハナコンタワーもそれほど高く感じないほどの高層でガラス張りの壁面のカウンターを利用してドリンクをいただけます。もちろん価格はそれなりで、ドリンクのお値段はビールでも1000バーツくらいはしましたかね(現在1バーツ 4円ほど)。

パーティー席もあり、そこそこの収容面積があります。

室内席もありました。まあまあいい雰囲気です。外は結構風が強いので、室内で快適に過ごしつつ、気が向いたら外に出てみるというような利用方法もありかもしれません。

さて、ルーフトップからの景色ですが、対岸のペニンシュラ、手前のシャングリ・ラ、マンダリンオリエンタルなどの高級ホテル、そして最新の巨大デパート、アイコンサイアムや、そこに併設されたリッツ・カールトン運営の2棟の高級アパートなどなど、川沿いの一等地の都会的な景観が光ります。

南側を見るとアジアティークの観覧車なども目に入ります。日が沈む頃には派手に光るディナー船などの遊覧船が行き交うのも目に入りますね。

プール &フィットネス

プールがあるのは低層で、東側にあるので夕方は日光を避けて楽しめます。変わったレイアウトですが、そこそこの広さがあります。

フィットネスエリアもそこそこの規模感。全面ガラス張りでプールサイドを眺めながらワークアウトに励めます。

プールサイドのテーブル席は、朝は朝食ビュッフェ会場になります。

朝食

ビュッフェ会場は結構混雑していました。ホテルの規模からするとちょっと席数が少ないかなという印象ですね。食事の種類はまあまあ豊富なので満足できると思います。この写真のエリアと、さらに室内にもビュッフェ台がずらっと並びます。

ホットミールもいろいろ。ちょっと変わったインド風の食材などもありましたかね。

まとめ

数えきれないほどあるバンコクの5つ星ホテルの中で、その有名度の割には比較的リーズナブルな値段設定のホテルなので、見てきた通り部屋の設備の古さは否めません。

が、ルーフトップは一度見てみる価値はありますし、広いプールサイドでのんびりすごす休日も過ごせます。最寄りのサパンタクシン駅からは最新買い物スポットのアイコンサイアムへの無料送迎船も出ていますし、観光するにもまあまあ悪くないホテルかなと思います。

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