クラリオンホテルサイン ストックホルムの尖ったホテル

ストックホルムはなんとなく僕の中では大阪の船場エリアとイメージがかぶるのですが、おそらくガラス張りの重厚感のある建造物が多いからのような気がします。

そんなストックホルムの、やはりガラス張りかつ角のあるデザインが目を引くクラリオン系列のホテル です。

ちょっと斜めに出っ張ってる建物です。特徴的な外観なのでまず見落とすことはないでしょう。

ホテルへのアクセス

ストックホルム中央駅から余裕で徒歩圏内ですが、観光地のガムラスタンだったり、繁華街方面からは遠ざかる方面にあるので観光にはやや不便に感じるかも。駅前のノルディックライトも同じくらいの価格帯で素敵なデザインなので、次に行くときはそちらに泊まろうと思っています。

ホテルの客室

部屋はミニマルな作り。北欧風。華美さは全然ないですが、エッグチェアがリッチな気分にしてくれます。


部屋からの眺め。5つ並んだビルのあたりが繁華街です。歩くと20−30分くらいだったでしょうか。結構疲れます。目の前が公園で高い建物も周りにないので、9階からですが十分に視界が開けていて気持ちがよかったです。

高層階に泊まったのに、目の前が高い建物で遮られて残念な景観ということも都会ではよくありますが、ここはその心配は一切ありません。ちなみに休日には公園で何かイベントもやっていました。

部屋での夕食。近くのスーパーで入手してきた量り売りの惣菜です。ちょっと貧相に見えますが、いやいやなかなか美味しかったです。

基本的にどこの国に行っても、一食は必ずスーパーの惣菜を買って味わうことにしています。普通の人がどんなものを食べているのか、文化を舌で知る。まあ何より安い上にハズレなしですから。ちなみに左下の団子は多分トナカイ肉だと思います。

クラリオン系のホテルは、アメニティがソープしかないみたいなので要注意。歯ブラシセットは必携です。

ホテルの内装デザイン

エレベーターは3基ありますが、どれに乗るかで中の雰囲気が違います。流れる音楽も別で遊び心があります。

寒そうだから行かなかったけど、こんなバーラウンジもあります。夏は気持ちいいんでしょうね。

ロビーが開放感抜群です。全面ガラス張りで目の前の公園の借景でコーナーに行っても全く狭さを感じさせないところはうまく作ったなと感じます。正にエッジの効いたデザインです。

フロント前も所狭しとエッグチェア、スワンチェアが並びます。ちなみにエッグチェアやスワンチェアは、コペンハーゲンのラディソンブルのためにアルネ・ヤコブセンによってデザインされた椅子です。

フロントの先にはダイニングエリア。見ての通りカフェ兼雑貨屋風の楽しげな空間。やはりヤコブセンのセブンチェアが使われています。

朝食

朝食ビュッフェはなかなか充実しています。

ヨーグルトもいろんな種類があったり。

魚のマリネがあるのも北欧風。色んな種類があってどれもなかなか美味しい。

パンもいろいろ揃っていましたよ。

ごちそうさまでした。

まとめ

ここは4つ星ホテルで、部屋のサイズも決して広くないのですが、全面ガラス張りの外観からわかる通り、部屋の窓がとても大きいので全く狭さを感じません。近年の厳しいと聞くストックホルムの住宅事情の中、部屋からこれだけ広い公園が目の前に見えるというのもレアなのではないかと思います。

観光には至便という訳ではないですが、まったり過ごすには良いホテルだと思います。

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