ブリュッセルのグランプラスから少し北にあるブティックホテルです。4つ星ホテルですが、僕がこのブログのタグ付けに利用しているtravelweekly.comではレベル8と、ベニスのウェスティンや香港のWあたりと同ランクと評価されています。
観光の目玉であるグランプラスも徒歩圏内で、そこまで行く間には小便少女やヨーロッパ最古のアーケード街ギャルリー・サンテュベールなどもあり、SPG系列(今はマリオットグループですが)でホテル選びをするなら断然有力候補になるのではないかと思います。もう1ランク上げるならグランプラス裏のホテルアミーゴなんかがオススメですが、こちらのホテルでも十分満足できると思います。お値段もかなりリーズナブルですし。
1700年に創立されたというベルギー王立歌劇場(モネ劇場)。写真右の道の奥、左折するとすぐにホテルがあります。
ホテル入り口。正面には道を挟んで歌劇場の背面があります。狭い道なので魚眼レンズなしには全貌は撮れません。
小さなホテルなので、レセプション前もこじんまりしていますが、天井高があるのでせせこましい感じはしません。レセプジョンの飾りつけも凝っていたのでぜひ訪れた際には注目してください。奥にあるのは朝食会場でもあるレストラン。
エレベーターの奥、階段に向かう間にビジネススペース。
廊下の天井ランプにはロゴマークがあしらわれています。このデザイン、あちらこちらで目にしました。
廊下にはファッション広告に使われていそうな写真が飾られていました。
エレベーターホール前。製氷機はこちらにあります。
ドミニカンロフトルーム
最上階の5階の部屋でお隣にジムがありました。
まあ、観光で歩き回るのでジムには行きませんでしたが。
部屋はジュニアスイートっぽいサイズ感。入ると賛美歌的な音楽が流れておりました。テレビ画面も人の顔と例のロゴマークが映し出されており、なんだか宗教的な雰囲気を醸してきます。さすが歌劇場の裏手のホテルだけあって(なのかどうかはわかりませんが。。)いい音響設備でした。
ロフトルームだというのでどんな感じなのかと結構楽しみにして行ったんですが、単に入り口から段差があるだけでした・・・なるほどそうきたか。。
程よい存在感のデスクスペース。まあまあ作業スペースもあり悪くないです。
机上にはおなじみネスプレッソ。
はい出ました冷蔵庫入りのプリングルス。
音響には手持ちの機器を繋げることができます。お水は瓶入り。
テレビの左右に窓辺スペースがあります。
この窓辺の空間が最高です。一日ぼけっとしていられる。
ただ、目の前にどんっと歌劇場が鎮座しているので眺望はもう一つでした。歌劇場の下段の窓ですが、よく見ると上側が引いて開くようになっています。こんな作りは初めて見た。
横向いても眺望はこんなもんですが、夕暮れ時の空模様はまあまあでした。
存在感のあるソファ。硬くて座り心地はいまいちでしたが、歩き疲れて気づいたらここで寝てしまっていました。床には例のロゴマークが。
広いバスタブでした。アメニティとか水回りの作りはやっぱり4つ星ランクだなという感じがしますが、清潔感があり全然問題なしです。
逆サイドにはシャワースペースも付いております。
クローゼットも広々。大荷物を余裕で並べられます。
朝食
朝食は1階、レセプションの奥のレストランスペースでいただきます。
全面ガラスで繋がる中庭から落ちる光に朝を感じます。中庭スペースはそれなりに広さがないと狭苦しく感じますが、2階までぶち抜いて広い全面ガラスを使うことで、うまく広さを演出できています。設計の勝利って感じがしますね。
決して広くはないですが、天井が高くてとても心地よい空間です。2階に出窓がありますが、あの辺の部屋も宿泊できるようになっているんですかね。ちょっと行ってみたい気もします。
奥に料理が並びます。朝一番乗りでした。
品数はそれほどでも。まあ、小さなホテルですから。とはいえ朝食には十分。
もちろんホットミールもありますし。
フルーツも色々あったと思います。
そして卵料理を選びます。
いつも通りのエッグベネディクト。ここのはサーモンバージョン。もちろん美味でした。
冒頭にも書いた通り、このホテルはグランプラスあたりを中心に観光するなら有力候補になるホテルだと思いますのでぜひご検討ください。
ブリュッセルからわずか1時間、ブルージュ観光がおすすめです。