【20年7月開業】ACホテル東京銀座の高層階プライムスーペリアキングに滞在

この7月に開業したばかりのマリオット系列のホテルブランドです。欧州旅行のホテル探しをしているとよく見かけるスペイン発祥のブランドですが、日本には今回が初上陸です。

ホテルの立地ですが、東銀座駅が最寄りで、同じくマリオット系列のコートヤードの真横にできて、さらに10月にはその隣にアロフトも開業したので、マリオットユーザーには選択肢が一気に広がりました。

しかし、東京のGoTo解禁前の9月に2度ほど滞在したのですが、ほとんど客がいない様子で、オリンピック需要を見込んでの開業だっただろうにかなり残念な運営状況が見て取れました。

この界隈に泊まる時はいつもコートヤード東武銀座か、いくつかある三井ガーデンホテル系を利用することが多かったのですが、こちらのホテルは新しく設備も充実していて満足度が高いので今後もしばしば使うことがあると思いますので、またGoTo以降どうなったのかは追記していこうと思いますが、ひとまず9月時点での情報を書いておきます。

チェックイン

チェックイン時に、グミ的なものにリキュールをかけたお菓子(写真の台の下段)と枕元に置く匂い袋をいただきました。

コロナでおなじみのエレベーターの搭乗制限ですが、こちらの英語の張り紙だけでした。日本語版がないのはやはりターゲットが海外の方やビジネス層だからでしょうね。

廊下はライティングが暗めでムーディーな雰囲気です。

プライムスーペリアキングの部屋

宿泊したのは12階と13階のいずれも昭和通りに面したプライムスーペリアキングの部屋。1度目の滞在時にこの昭和通りの深夜のトラック音がうるさすぎたので2度目は裏路地サイドをお願いしようと思ったら、裏路地側(見取図の上側)の部屋は全てツインで、表側はキングのみになっているということで、結局2度目も大通り沿いを選びました。笑 結果オーライだったんですが、その話は後述します。

部屋のレイアウト

部屋のレイアウトはこのように洗面所と繋がっているので30平米の部屋とは思えぬ広さを感じます。部屋はやはり新築の匂いがして、どの設備も真新しく居心地最高です。

窓側から。デスクとダイニングテーブルがあり、こちらで昼間仕事をしておりましたが、気分転換するのにちょうどよかったです。

ベッドはいつも紹介している5つ星クラスと比べるとちょと硬くてシーツもゴワゴワ感がありますが、もちろんビジネスホテルよりはグレードが高いです。

テーブルには手書きのメッセージがありました。ウェルカムスイーツは飴菓子です。右下の除菌シートはマリオット、コートヤードあたりでも同じものが部屋に置いてるのを見かけます。

水回り

部屋サイズ重視、欧米のブランドですからバスタブはなく、程よいサイズのシャワールーム。写真に映るハンドシャワーだけでなくレインシャワーも付いていますが、写真の通りシャワー側から離れた所にシャワーの蛇口があるので、誤って冷たい水を浴びるリスクがありません。

特にスペインのホテルでよくこのレインシャワートラップ(シャワーを避けられない位置に蛇口があり、かつ温水と冷水がどちらかわからない)で酷い目に会うので、この辺に日本仕様を取り入れてくれているのには好感が持てます。

トイレはTOTOでした。利用しないトイレットペーパーの収納のされ方もいいですね。(欧米のホテルだとトイレの水跳ねが絶対かかる位置にむき出しで配置されるケースが多いのです)

部屋のアメニティ類

ミニバー

ネスプレッソは赤茶系ですね。この組み合わせはあまり見ないかな。

冷蔵庫にも水が入っていました。夏場はこういうのはうれしいですね。

クローゼット

バスローブに傘、消臭剤に加えてティファールのスチームアイロンまであり、ビジネスホテルとは一線を画しています。

そしてこのホテルで特徴的なのがこちらのシューケアセットです。シューミットだけでなくクリームやブラシも付いており、出張先で疎かになりがちな革靴のケアもバッチリです。

パジャマとスリッパももちろんあります。棚の一番上の段は貴重品ボックスです。前に引き出すと入り口が出てきます。

洗面台

病院の薬のようなデザインのバスアメニティ類。

その他アメニティ類はこのように洗面台の下にオーガナイズされています。

部屋からの眺望

こちらが昭和通り側の景色です。都内の幹線道路なので一日中車が絶えません。とりわけ深夜の時間帯は大型のトラックが頻繁に通り、12階の部屋に泊まった1度目の滞在時には夜中にその音で目覚めて寝れないという憂き目にあいました。

しかし、2度目の滞在時には全くそんなことはなく、むしろ静かな夜を過ごせてなんでだろうと思ったんですが・・・

その原因は、こちらの空気孔です。たまに高層ホテルで見かける悪しき設備ですが、12階にこやつがついており、開口していなくてもここから音が漏れていたようでした。。13階の端の部屋にはこれがなくとても快適に過ごせたので、静かに眠りたい方はホテルにこれが付いていない部屋をリクエストすることをおすすめします。

マリオットのプラチナ特典

マリオット・ボンヴォイというマリオットの会員であればちょっとしたサービスを受けられますが、特にプラチナ以上の会員の特典は他のホテルと同じくレイトチェックアウト朝食の無料特典に加え、ホテルクレジット(確か1泊当たり2000円分だったかと)、追加ポイントウェルカムドリンクから1つ選択できます。

ウェルカムドリンクはいくつか種類が選べたと思いますが、コエドビールとつまみのセットを選んでみました。

銀座なのであえてホテルで食べなくてもお店はたくさんあるのですが、クレジットを選ぶならこういったちょっと手の込んだスペイン系のメニューが1階のダイニングでいただけます。まあまあ美味しかったので出かけるのが面倒なら割とありです。

朝食

朝食会場は1階です。ヨーロピアンモダンがコンセプトのデザインだそうです。朝食は9月現在、和食か洋食からのチョイスになっていたのですが、写真左奥のエリアにちょっとしたビュッフェ台でフルーツやサラダ、パン類などが用意されており、またライブキッチンで追加オーダーができるようになっております。

和食メニュー

洋食メニュー

洋食はフラメンカエッグというスペインの卵料理がメインです。

ビュッフェ

銀座のはちみつ、、以外の写真撮ってませんでした。スミマセン。。。ライブキッチンではフラメンカエッグや他にもうどんやフォーなどがオーダーできるようでしたが、メインメニューだけでも十分なボリュームです。

フィットネス

地下1階にフィットネスがあります。それほど機材はありませんが他で見たことのない変わったものもあり、一汗かくには十分です。

水とタオル、除菌グッズなどはこの通り。

14階 ルーフトップテラス

3台のエレベーターのうち、一番右のものだけが屋上まで行けました(確かそうだったと思う)。エレベーターはルームキーをかざすと部屋の階が光りますが、合わせて地下と14階にもアクセスできます。

屋上からは銀座の風景が見えますが、写真奥手に東京タワーも見えますね。この時は残暑厳しく、ものの数分で退散しましたが夕涼みには悪くないですね。テーブルとチェアしかありませんでしたが、そのうちルーフトップバーやイベントなど開催されるようになるのでしょうか。

まとめ

このホテルの登場で、僕的に選択肢が少なかった銀座界隈のホテルに新しい有力な滞在先ができました。正直、コスパを考えるなら、現在の値段設定だとお隣のコートヤードの方に分があるかなとは思いますが、空気孔のある部屋にさえ当たらなければ文句のつけようのないホテルなので、僕は今後も度々訪れると思います。

なので冒頭にも書いた通り、また新しい発見があれば追加レポートしていきたいと思います。

2 COMMENTS

マルリン

こんばんは。ランキングから来ました。
素敵なホテルですね。
とまってみたいな~。
天井の高い空間、いいですね。
参考になりました。ありがとうございました。

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TRIM

>マルリンさん
わざわざコメントありがとうございます!!参考になったと言っていただけて、とてもとても励みになります。今後も色々とアップしていくのでまた気が向いたらご訪問くださいね。泊まった時にはぜひ感想など教えてもらえると嬉しいです。

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