ビルバオといえばグッゲンハイム美術館。そのすぐ真横にあり、美術館側を向いたスイートの各部屋からは部屋にいながらにして美術館を見下ろせるということで大人気のホテルです。ぜひともそれを味わってみたかったのですが、僕が行ったとタイミングではグッゲンハイム側の部屋は満室で、残念ながら側道に面した部屋になりました。。
ロビーの前にはこんな感じでデザイン椅子が所狭しと並んでいます。
予約サイトで見たこの構図。何だろうと思ったら、石が積まれているのです。外観は直線的ですが、内装のこのうねうねがグッゲンハイムの象徴的な外観と調和しているかのようです。
コレだけのボリュームがあると、鉄網が破れたらえらいこっちゃやなぁとか考えてしまいます。それはそれでコンテンポラリーアートっぽいシーンにはなりそうですが。将来いつかの取り壊しの時まではそんなことがありませぬように。
部屋の設備は申し分なし。もちろん満足です。満足なんです。窓の外さえ見なければ・・・
まあ、外に出れば目の前なのでそこまでこだわることもないですけどね。
全体的にシンプルな作りでした。バスルームとの間のガラス越しにはブラインドが挟まっていました。
デスクはこんな感じでサイドテーブルもシンプルです。で、もしやと思って動かして見ると・・・
このサイドテーブルがちょうどベッドの高さになっていました。ベッドにいるときにはこれを物置きに使えます。これはなかなかいいチョイスだと思いました。寝ぼけて角にぶつけたりしそうですけどね。
泊まったフロアは3階でしたが、ホテルは7階建てで、7階にテラス付きのレストランがあります。
はい、廊下はこんな雰囲気です。消化器があんな高いところに置いてあるのは珍しい気がします。
サンセバスチャンのマリアクリスティーナもそうでしたが、ここも老夫婦ばかりでした。リタイア後の夫婦水入らずの旅ってところでしょうか。気持ちい朝。なんともゆったりした時間が流れていて、ちくちくと罪悪感を感じるくらい贅沢な時間でした。
テラスからはこんな感じでグッゲンハイム美術館とその周辺を見渡せます。このパノラマ。ご老人方に負けずに早起きして、テラス席を確保したいですね。
フロントで地図をもらうと、食事処が集まっているエリアを教えてくれます。いくつか通りが点在してるみたいですが、ぜひピンチョスを求めてさまよってみましょう。美術館や旧市街は言うまでもなく、この街は色々な発見がある気がします。