ビジネスホテルであれば大概、シングルかツインまたはダブルルームの部屋しか選択肢がありませんが、4つ星以上のホテルになるとスイートルームをはじめとした多彩な部屋タイプが用意されており、どの部屋を選ぶべきか悩むことも多いと思います。
この記事では、高級ホテルの宿泊に馴染みの無い方向けに、どんな部屋タイプがあるのかを解説してみたいと思います。
もちろんホテルによって部屋の呼び名はまちまちなので予約時に部屋の写真が掲載されているサイトでしっかり確認すべきですが、予約サイトや公式HPなどをみても高級ホテルは意外と部屋の写真などが少ないことが多かったりします。
そのため予約した部屋がどんな部屋なのか泊まってみるまでわからないこともよくあるので、一般的にどんな呼び名の部屋がどんなタイプなのかをまとめてみますので部屋探しの参考にしていただけるとうれしいです。
目次
部屋のタイプにはどんなものがあるか
スタンダード(標準または最安の部屋)
ベッドスペースに加えて、作業用の机がついていて最低限寝られればOKという部屋ですね。
とはいえ都内中心部の最近の5つ星ホテルはスタンダードと言いつつも最近は50㎡ほどの部屋が主流なので、その快適性は20平米もないビジネスホテルとは比較になりません。
スーペリア・デラックス・プレミア(スタンダードより広い)
他にもグランドとか、ホテルによって呼び名がまちまちですが、いずれにせよスタンダードよりも一回り広いという理解で問題ないかと思います。
複数の呼び名の部屋がある場合は、狭い順にスーペリア、デラックス、プレミアのようになっていることがほとんどです。プレミアルームは、角部屋で2面採光になっている部屋が当てられていることが多いですね。もちろんホテルによってはコーナールームという名がついている場合もあります。
東京エディション虎ノ門のプレミアルーム
このクラスの部屋は部屋サイズが大きいのでデスクに加えてカウチソファやデイベッドなどくつろぐための設備が用意されていることが多いですね。
ちなみに、スタンダードタイプがなく、スーペリアやデラックスという名の部屋が最安値の部屋であるケースも特に5つ星ホテルでは多いので、宿泊予約の際はご注意ください。例えばここ10年くらいにできた都内の5つ星ホテルは一番狭い部屋でも50㎡を超えるサイズだったりするので、確かにスタンダードという名前でイメージするよりも豪華なイメージになります。
スタジオ・ジュニアスイート(リビングスペースがある)
一般にジュニアスイート、あるいはスタジオという呼び名がついている部屋は、部屋自体は分離されていないものの、1部屋の中でベッドスペースとリビングスペースを分けて滞在できるような作りになっています。(例外的にたまに部屋も分かれており、スタンダードスイートよりも一回り小さい部屋をジュニアスイートと呼称しているようなホテルもあるのでややこしいですが。。)
ジュニアスイートクラスの部屋になると、クラブラウンジへのアクセスがついていたり、ホテルの会員などでなくともウェルカムドリンクやウェルカムスイーツ、さらにホテルのマネジャーからのお礼の手紙などが用意されていることもあります。
スイート(ベッドルームとリビングが別)
意外と知られていないですが、スイートルームというのは寝室と居住区が別部屋になっている部屋を刺します。トイレが2つある場合が多いかなと思います。ちなみにスイートルームというときのスイートは、Sweet(甘い)ではなく、Suite(一揃えの)です。つまり、居住用の設備が一通り揃っている空間ということですね。
5つ星クラスのホテルでは同じスイートタイプでも何種類もの部屋が用意されており、普通の部屋とそれほど値段が変わらない部屋から、部屋でパーティーができるようなサイズ感で1泊200万円をゆうに超えるような超豪華な部屋まで実はかなり幅があります。
外資ホテルチェーンの上級会員になると、スイートにアップグレードできる権利がついたりしますが、アップグレード対象になるのは基本的に最も安いタイプのスタンダードスイートとかエグゼクティブスイートと呼ばれる部屋ですね。
レジデンス(キッチン、洗濯機付き)
長期滞在を想定した、キッチンや洗濯機などの生活用の設備がついたレジデンスタイプのホテルもあります。自炊や洗濯ができるので長期滞在に重宝しますが、もちろんホテルのレジデンスルームであれば、部屋の掃除やルームサービスもついていますから、ホテル滞在もしつつ現地生活気分を味わうこともできます。
その他:テラス / バルコニー付き
見晴らしの良いホテルでは、部屋にテラスまたはバルコニーが付いている部屋があったりもしますね。高層ビルの上層部に位置することが多い都心部の高級ホテルでは特に希少です。
その他:ヴィラ
リゾート地に多いタイプの部屋です。ホテル1棟の中に区分けされた部屋ではなく、部屋そのものが孤立した別棟になっているタイプの客室ですね。
広い敷地内に部屋が散らばっているので、高級リゾートではゴルフカートの貸し出しや送り迎えのサービスをしてもらえるところも多いかなと思います。
目覚めてすぐにプールに飛び込めるプライベートプールつきのヴィラは最高です。誰にも気兼ねせずに好きなタイミングで泳ぐことができます。まあ、基本的に5つ星ホテルのプールはそれほど混むことはないので広い共用プールで十二分に楽しめますが。
ベッドタイプにはどんなものがあるか
シングルベッド
言わずと知れたお一人様用のベッドですね。4つ星以上のホテルではシングルタイプの部屋はまずないと思います。ビジネスホテルの専売特許ですね。
ダブルベッド
その名の通りシングルが二つ分の広いベッドです。4つ星クラスのホテルの主流でしょう。5つ星ホテルではダブルと記載されてあっても、実際にはクイーンやキングサイズのベッドが多いように思います。
ツインベッド
シングルベッドが2つついているタイプの部屋です。二人別々のベッドで寝たいというニーズに対応した部屋ですね。これも4つ星クラスの主流。
5つ星クラスでは、ツインタイプと記載があっても、実際にはダブルサイズが二つ分というところも多いです。
ハリウッドツイン
初めて聞くと意味のわからないベッドタイプですが、ツインベッドタイプでベッド同士がくっついているスタイルの部屋です。一緒に寝たいけど、ベッドは別がよいというニーズに応えるスタイルであまり多くは見かけませんが、一昔前のホテルでちょくちょく出くわすような気がします。
クイーン・キングベッド
シングルベッド×3倍のサイズがクイーン、4倍がキングサイズになります。キングサイズまでくると、真横に向いて寝ても足がはみ出ませんね。なお、このサイズ感になってくると4つ星ホテルだとベッドを二つくっつけていて真ん中にベッドの接合部がきていることがたまにあります。
まとめ
今回はホテルの部屋タイプについてまとめてみました。そろそろコロナ禍も終焉に向かっていますから、旅行を楽しみにしている方も多いと思います。そんな次の旅先のホテル探しの参考にしていただければ本望です。