【初心者向け】恥をかかない高級ホテルの過ごし方(世界共通)

題字であおっておきながらですが、最初に言っておくとそんなこと気にしなくても大丈夫です。笑

この一言で安心できる方はもう離脱して旅先の計画にぜひお時間を使ってください。基本的にはよほど格式の高いホテルでない限り、普通の日本人が普通に日常を過ごす感覚でいれば全く何にも問題はございません。

むしろ日本人は大人しすぎる嫌いがあるので、旅の恥はかき捨てとどんどん自己主張して色々サービスを活用し尽くすくらいな方がホテル側としてもサービスのやりがいを感じるみたいですので大胆にどうぞ。

とはいえ、初めての高級ホテルで緊張するのはわかる気がします。

僕もそんな時期があったような記憶が、、、全く思い出せないですが。心配性のあなたのために、高級ホテル宿泊でどんなイベントがあり、それぞれのスマートな振る舞いや、どのくらいのわがままがOKなのかなどを一通りざっくり解説してみようと思います。

予約時の対応

まず、オンラインでホテル予約をすると、ホテル側からメールでお礼のメールが来ることがあります。

予約サイトからの場合は、登録しているメールアドレスに直接来る場合と、サイトの連絡ボックスに届く場合と、その運営方針によって異なると思います。

内容は、まず挨拶とお礼に始まり、基本的には何か手伝えることがあれば言ってねという趣旨のことが書かれていると思いますが、ホテルによっては空港からの送迎を無料で提供してくれるケースもあります。そのような場合、フライトの到着時間を聞かれたりするので、便名と到着予定時刻を伝えましょう。

もちろん返事をしなくても宿泊できるので面倒な方は無視すればいいですが、わざわざなんでも頼んでねと言ってきてくれるので、ホテルの部屋に対するリクエストや現地情報の提供など、なんでもお気軽に頼んでみてください。

やはりいいレストランの情報などはホテルが持っていますので、現地の人気レストランの予約などは事前にお願いしておくとスムーズだったりもします。

もちろん英語でのやりとりになりますが、旅のリクエストくらいであれば今やグーグル翻訳で余裕で賄えると思うので、英語が苦手な方もぜひチャレンジしてみることをオススメします。

また、公共交通機関でのアクセスが不便なホテルでは、無料送迎バスなどがある場合もありますので、サイトで事前にチェックしてみてください。荷物の出し入れなども運転手さんがやってくれると思いますので重いスーツケースでも安心です。

137 ピラーズ バンコクの送迎バス

ホテルの到着ロビーで

初の高級ホテルだと、ロビーに入るのにも緊張するかもしれません。

格式高い装いのロビーマンがさっとやってきて無造作にあなたのスーツケースを奪い取られてあわあわすることでしょう。

あるいはタクシーの後ろから降ろされたまま、端の方に持っていかれるかもしれませんが、この後、チェックイン後に部屋まで届けてくれるので安心して預けてしまってください。

リッツ・カールトン ベルリンのエントランス

このタイミングでチップなど渡す必要はありません

ただし、部屋に届けてくれた従業員へは忘れずに。チップを渡すのが嫌、他人に荷物に触れられるのが嫌、知らない人が部屋に来るのが嫌(入り口までですが)のいずれかに該当する方は、断固、「ノー、サンキュー」の一言で自分で運んでも全く問題ありません。しっかり意思表示しましょう。

僕も基本的に自分の目の届かないところに荷物が行くのは嫌なので、疲れていなければ自分でスーツケースも運びます。

エントランスには季節の飾り付けや著名な作家によるフラワーアレンジメントなどなど、華やかな演出がなされていることも多いのでぜひ注目してみてください。もちろん記念写真も遠慮なく。

ウェスティン フィレンツェのフラワーアレンジメント

また、ホテルによっては特別なイベントが催されていたりもするので、偶然の出会いにめぐり合えるとラッキーですね。クリスマスや年末年始などは特に何かあるやもです。

ウィーンのマリオットの年越しイベントで敷き詰められた風船

ホテルのチェックイン

荷物を持ってホテルに入るとドアマンからフロントまで案内されることも多いでしょう。

海外であれば、ドアマンやフロントの従業員からHow was your fright?とかWhere are you from?など聞き馴染みのある定番の質問が英語で投げ掛けられると思いますが、折角の機会ですからぜひコミュニケーションを楽しんでください。

初めて訪れたその土地やホテルについての感想などを伝えると会話も弾むことと思いますので、英語が苦手な方もその手のフレーズだけはいくつか覚えて行くことをオススメします。

ザ・セントレジス アブダビのフロント

ホテルのフロントでは、パスポートを提示するだけで万事OKです。昔は印刷した予約票を持って行きましたが、今やホテル側も電子化されてあなたの名前が宿泊者として記録されているはずなので、パスポートさえ出せば、最悪、名乗らなくても手続きが進みます。

パスポートのコピーが取られますが、どこの国でも感染症の拡大防止のために、ホテルでは宿泊者名簿を残すことが義務づけられています。個人情報が、と不安がよぎると思いますが、ルールなのでそこは甘んじて受け入れてください。これはホテルのランクは関係ありません。

チェックインの時にウェルカムドリンクやおしぼり、あるいはちょっとしたスイーツなどが提供されることもありますね。ここはホテルの色の出しどころなので、ホテルオリジナルのドリンクがあったり、海外のブランド水だったり色々です。チェックインはものの数分で終わるでしょうが、そのまま部屋まで持って行っても問題ないのでゆっくり味わってください。

パークハイアット シェムリアップのハイアットレモネード

パスポートが返却されると、おそらく次はクレジットカードの提示を求められるでしょう。「デポジット」が云々と言うのが聞こえると思いますが、これは宿泊に当たっての保証金で、高級ホテルでは宿泊前に一時金としてカードから引き落とされるものです。

ただし、もし事前に宿泊料金を支払っていた場合には、チェックアウト時には返金(というかクレジットに請求されない)されます。もちろん後払いの場合にはその一部として充当されますので安心ください。

ですので、「クレジットカード」と「デポジット」という単語が聞こえたら、別料金がかかるのかと不安になるかもしれないですが、内心のドキドキを抑えつけながら、Here you are.とか言いながら余裕なそぶりでクレジットカードを渡せばOKです。

あとはやたらと長い契約文言の書かれた紙にサインさせられたりしますが、これまたホテルの規約にサインしないことには泊まれないので諦めましょう。どうしても気になる方は読んでもいいと思いますが、まあ、時間の無駄です。

普通のホテルであればここまでで終わり、ルームキーを渡されて部屋へは自分で行くことになるでしょう。しかし、高級ホテルでは、基本的にはこのタイミングでは渡されずにここから部屋まで案内されることになります。(カードキーが渡されるだけのこともありますが)

もちろんこのサービスも断ることは可能なので、I want to go to my room by myself.くらい言ってルームキーをもらってしまっても大丈夫です。サービスを受けない権利も有していると心得ましょう。

なお、もしあなたがスイートルームやラウンジアクセスのつくクラブルームなどのよりグレードの高い部屋を予約している場合(もしくは上級会員の場合も)には、このチェックインプロセスはやや変わってきますが、基本的な流れは同じです。おそらく上層階にあるラウンジで座って、あるいは部屋のテーブルでのチェックインとなるというのが違いです。

プリンスギャラリー東京紀尾井町のクラブラウンジ

大抵の場合、普通のフロントよりもラウンジの方が空いているので、混雑時に行ってもだいたいスムーズにチェックインできるのがこのサービスの良いところですが、僕の場合は早く部屋に行きたいので、フロントが空いてそうだったらラウンジへの案内は断ってさっと受付を済ませてしまいます。

他にもチェックインのタイミングで地図をもらえたり、なんならオススメの場所を地図で教えてくれることもあります。朝刊の新聞は何がいいですか?と聞かれることも多いですが、僕は紙の新聞はいらないのでいつもノー・サンキューです。

ホテルの部屋への案内

上述の通り、チェックインが終わると部屋まで案内してもらえます。

館内を紹介してくれるケースもありますので、いろんな設備があるホテルや歴史のあるホテルなどでは案内してもらっておくと、自力では気づけないような情報を教えてもらえることもあります。

ともあれ、部屋に入ると部屋の各種設備について案内してくれるので聞きましょう。イタリアの古いホテルなんかだと部屋の窓の鍵が閉まっていて、このタイミングで解錠してもらえるということもよくありますね。

ポートレート・フィレンツェ・ルンガルノ・コレクションのスイートのリビング

一通り紹介してもらったら、案内の方が部屋から退出するタイミングでチップをさりげなく渡しましょう。ま、渡さなかったところで何があるという訳ではないですが一応、マナーとして。

金額は案内をしてくれたことへの満足度とあなたの懐具合に応じて渡せばいいと思いますが、相場観は国によってありはするので行き先に応じてググってみてください。

なお、従業員の方はチップくれというそぶりは微塵も出してこないので(途上国ではたまに例外ありますが)、タイミングを逸しないようにあらかじめ紙幣をポケットに忍ばせておけば去り際にさりげなく渡せるのでスマートかなと思います。

個人的には税金のように制度化されているチップには嫌悪感を感じるので、僕はサービスが標準よりも悪いと感じたらあえて渡さないようにしています。逆にいいサービスを受けた時には奮発して渡すこともよくあります。そんな人もいるのであんまりチップ渡さなきゃって身構えなくても大丈夫ですよ。たぶん。

客室の過ごし方

チェックイン前にスーツケースを預けた場合には、その後部屋に届くのを待つことになります。大抵の場合、部屋に入ったら割とすぐに来ると思いますので、お手洗いに行くのはもう少々我慢しましょう。

ただ、マンモスホテルなどで混雑している時には稀にすごく待たされるケースもありますので、フロントの混み具合などは観察しておくと良いと思います。しびれを切らした場合はもちろんフロントに電話して催促してください。ただ、それによって早くなるとはあまり期待しないほうがいいですね。

部屋に荷物を運んでくれた方にもチップを渡すのは忘れずに。

もしどうしてもチェックインしてすぐにお手洗いに行きたい場合は、最初からスーツケースを預けないのも一手です。あとホテルによっては、部屋の案内の時にポーターさんが一緒にスーツケースを運んでついて来るホテルもあります。

プライバシータグは忘れずに

さて、部屋に入りさえすればもう恥ずかしい思いをすることなんてないと思いきや、意外とあるのが高級ホテルの難しいところです。

Rの鍵マークがかわいいプリンスドガル・パリのプライバシータグ

部屋に入ったら忘れずにかけておきたいのが「Privacy」とか「Don’t Disturb」とか書かれている、部屋に入ってこないで欲しいという意思表示をするタグです。

そもそもあまり部屋にいることも少なく部屋のサイズも狭いビジネスホテルで、中にいることに気付かず従業員が入って来るなんてことは想像もできませんが、高級ホテルでは意外にもそんなことがしばしばあります。

というのは、部屋の清掃やベッドメイクなど、宿泊者がいないタイミングを見計らってサービスを行う頻度が通常のホテルよりも多いことに加えて、部屋が広くてブザーが鳴ってもすぐに入り口まで行けなかったり、そもそもブザーやノックに気付かないということがあるからです。

シャワーを浴びて出たら裸で従業員と鉢合わせなんて気まずい思いをしないためのも部屋にいるときは必ず意思表示が鉄則です。

僕もスイートの寝室で音楽を聞いていてブザーに気づかず、隣のリビングで出くわして心臓が止まりそうになったことがありますし、チェックアウト予定日の朝に、清掃員がノックの返事もまたずにガチャリと入ってきて「Oh, Sorry!」ってケースが最高級のホテルですら意外にも何度かあります。

これは部屋に入って欲しくない時にはプライバシータグをかけるという不文律があるからと心得ましょう。みなさん忘れずに。

最近はタグではなくスイッチランプでサインを出すようなホテルも多いですね。

抜群の自己主張ができるザハ・ハディッドルームのサイン
こんなにサインを全部つけてたら何して欲しいのか混乱しますね。笑

プライバシーモードにしているとターンダウンサービス(後述)のタイミングを逃してしまうかもしれませんが、オーダーすればやってもらえますし、なんなら邪魔しないでということなので立ち去りましたという趣旨の置き手紙などがそっと部屋の入り口に差し込まれているようなこともあります。

部屋の設備について

部屋の標準的な設備についても書いておきましょう。もちろんホテルによって千差万別ですが、5つ星レベルであれば、以下のものが標準的についていると思います。

  • スリッパ(普通のホテルよりもクッション性高い)
  • アイロン(ビジネスやフォーマル利用では利用必須)
  • ホテルオリジナル傘(結構主張の強いデザイン多め)
  • バスローブ(シャワー後にタオル代わりに使うものらしい)
  • ナイトウェア(パジャマ。海外でも浴衣があるケースもあります)
  • ハンガー(スーツ用のものが大量に)
  • アメニティ(ホテルによって結構個性が出ます)
  • ネスプレッソ(ないしは類似のコーヒーマシン)
  • ミニバー(有料のドリンクやお菓子など)
  • サウンドスピーカー(BOSE率圧倒的・天井などから音が出る部屋も)
  • 金庫(サイズは大きめ貴重品は入れましょう)
  • スーツケース台(床に置くより地味に便利です)
  • レインシャワー(天井からのシャワーです)
  • ホテルロゴ付きバッグ(結構丈夫なので便利に使えます)
  • テレビ(ホテルブランドの紹介が流れていたりしますね)

最近は無償で使えるスマホやタブレットが部屋に装備されていることも多くなってきました。タブレット端末は部屋の設備のコントロールができたり、ルームサービスの時間指定など、従来は電話でフロントにお願いしなければならなかったサービスも簡単に手元でオーダーできるので英語が苦手な方にはありがたいサービスかもしれません。

ホテルによっては、ヨガマットが用意されていたり、アジア圏だと殺虫剤や虫除けが完備されていたりもします。どんな設備がついているかは予約サイトを見れば一覧で記載されていますので、気になる方は事前にチェックしてみてください。

ザ・シャード・ロンドンの絶景部屋には望遠鏡が用意されていました

スイートルームに止まる場合や、宿泊時のオプションによっては、ウェルカムフルーツやウェルカムスイーツ、あるいはウェルカムドリンクとしてシャンパンやワインが用意されていることもあります。たまにウェルカムドリンクかのように置いてある有償のミニバーのワインがあったりして、おいおいと思いますが。

パークハイアット・パリのウェルカム・シャンパン

シャワールーム

シャワーだけで済ませ、日本のように入浴しない国であっても、高級ホテルではシャワールームとは別にバスタブがあるケースが多いです。

また、シャワーも手持ちのハンドシャワーだけでなくレインシャワー(天井から滝のように流れるシャワー)が使えることが多いですが、この切り替えや温水冷水の切り替えが分かりにくいデザインのなんとまあ多いことでしょう。

日本では必ず赤青、あるいはピクトグラムなどで間違わないようにデザインされていますが、わざとやってんのかというくらいオペレーションが分かりにくく、冷水を浴びる確率かなり高いです。特に冬場、みなさん気をつけてください!

水圧については、5つ星レベルで水の出が悪かったり温水にならなかったりというケースはごく稀なのでその点はまず安心してもいいかなと思います(ただし、ゼロではないです)。立地によっては水質が悪いところはありますが、それは致し方なしですね。

当然、水道水は飲めないものと思っていていいですが、稀に飲めると書いてあることもあります。が、僕は実際に飲んだことはありません。まあ、このレベルのホテルであればペットボトルの水など用意されていることが多いのであえて水道水にトライすることはないと思います。

ヨーロッパでベストの水道水@Wホテル アムステルダム ほんとに?

トイレ

トイレに関しては、海外ではその設備グレードは日本よりもかなり落ちます。今や国内ではビジネスホテルでも当たり前になったシャワートイレも未だ普及率はまだまだ。(アジア圏はかなり増えて来ましたが)

イタリアのトイレはビデ付き ダニエリのスイートのトイレ

とりわけトイレットペーパーの品質が劣悪なケースが多く、特にヨーロッパはこんな紙で拭いたら痔になるだろってレベルの紙が高級ホテルですらメジャーですので、僕はトイレットペーパーは日本から持参するようにしています。これはちょっとしたノウハウです。

コンシェルジュにお願い

やはり高級ホテルのサービスの基本はコンシェルジュです。

彼らこそホテルの顔と言ってよく、どれだけ顧客の要望に応えられるかが腕の見せ所です。オススメの観光地からレストランや現地ツアーの手配を始め、何か助けて欲しいことがあればとりあえず気軽に相談してみましょう。地図なんかももらえると思います。

最近のホテルはルームキーはカード式が多いですが、古いホテルでゴツい鍵の場合は、コンシェルジュに預けて外に出かける方式のところも結構あります。

満足のいくサービスを受けたらチップを渡したいですが、ちょっと道を聞くとかタクシーを呼んでもらうとか、そのくらいの一手間でできるようなことであればいらないと思います。

ルームサービス

クリーニング

クリーニングサービスは普通のホテルでもあるサービスですから特筆すべきことはないですが、あえて言えば、”高い”ですね。海外でクリーニングに出すと何度洗っても取れない匂いがついて帰ってくることがあるので個人的にはできるだけ使いたくないサービスです。。。

電話

ジャヤ・ハウス・リバー・パークホテルのあえてレトロな部屋電

英語が苦手な方にはちょっと酷ですが、部屋に備え付けの電話を活用できると快適さがグレードアップすると思います。

たとえ高級ホテルでも、アメニティが揃っていなかったり、部屋の設備が壊れていたりと、何かと不都合に出くわすケースがありますので、そんな時は遠慮無用でフロントに電話してお願いしましょう。高い金を出して我慢は無用。

セントレジス のように、部屋専任のバトラーサービスがあるホテルもあり、コーヒーを入れてもらったり、スーツケースのパッキングなども電話一つで駆けつけてやってくれたりします。僕は自分でやりたいので使わないサービスですが。。

もちろんこういったサービスを受けるのにフロントまで行って身振り手振りでも全く問題ないですが、やはり英語が話せると部屋にいながらにして全て片付くので、そのあたりの快適さは格段に上がると思います。

ただし、電話した後、すぐに駆けつけてくれるという期待は禁物です。のんびりおおらかな気持ちで待ちましょう。

アメニティ

高級ホテルに来たからには、ホテルならではのアメニティも気になりますね。

特に女性には、高級ブランドの化粧水や乳液などの美容グッズなどがついていることもあり、嬉しいサービスなのでしょう。

使用したアメニティはターンダウン時に補充してくれるので、遠慮なく使ってしまいましょう。もちろんお土産にしても大丈夫ですし、なんだったらお願いすれば追加してもらうこともできると思います。

フェラガモブランドのアメニティ@ポートレート・フィレンツェ・ルンガルノ・コレクション

最近はプラスチックゴミ削減ということで、ホテルに歯ブラシがついていないというケースがよくあります。特にヨーロッパでは、歯ブラシなしが標準という国が多くあるので、できればマイ歯ブラシは持って行くのが無難です。

忘れた方は飛行機で配られる機内グッズに含まれていると思うので捨てずに持っておくと良いかもしれません。もっとも、スーパーはどこの国にもあるので現地調達でも問題ないとは思いますが。

ターンダウン

高級ホテルでは、夕方から夜にかけての時間帯でターンダウンサービスを受けられます。これは夕食などで外に出かけている間に寝るための準備をしてくれるサービスで、旅館で布団を敷いてくれるサービスに近いですね。

部屋に戻ると、カーテンが閉まっており、ベッドメイキングや水回りの清掃に加えてスリッパやパジャマがベッドサイドに出されていつでも寝られるようになっていると思います。部屋のライトもナイトモードになっていたりします。

ホテルによっては備え付けのタブレットでターンダウンの時間を指定できたりもしますが、そういったものがなくてもフロントにお願いすれば、お好みの時間帯を指定することも、逆にサービスをしないでもらうこともできると思います。もちろんサービス時に部屋にいるのもOKです。

また、このサービスの際には、ベッドサイドに水が用意されていたり、チョコレートなどのちょっとしたスイーツが置かれていることも多いです。時には花やメッセージカードなどが添えられていることもあり、そのあたりはホテルによって個性が出ます。

ホテルのレストラン

高級ホテルのレストランは、ミシュランの星付きだったり、その地でも有名なレストランであるケースも多いですから、なるべく事前に予約しておくことをオススメします。

外に繰り出して食べるよりも割高になるでしょうが、ホテル宿泊者は割引があることも多いです。ただ、レストランが売りのホテルでは、ぜひハイレベルなサービスも楽しみつつ、美食を満喫しておきたいです。

ベネチア パラッツォ・ヴェーナルトの星付きレストラン The Gram

ドレスコードが気になると思いますが、よほど格式の高いレストランでない限り、男性であれば襟付きのシャツと長ズボン、女性であれば、まあ、普通の感覚で外を出歩く格好であればまず問題ないと思います。いわゆるスマートカジュアルですね。

ドレスコードがフォーマルと記載のあるところは、ジャケットも追加しておきたいところですが、なくても意外と大丈夫です。それどころか平然とTシャツに短パンで闊歩している人(たぶんめちゃ金持ち)を見かけることもあるのでそんなに気張らなくても大丈夫です。

もちろん例外はあるにはあるので、予約の際に確認しておくと安心ではありますね。

スパ(ジムやプール含む)

スパサービスは癖になるのでなるべくご利用は控えめにしていますが、高級ホテルではこれを売りにしているところも多いですね。街中のマッサージもいいですが、やはりホテルのスパは気持ち的にも極楽です。

2時間も施術を受けると宿泊費並みにかかるのがネックですが、しかし病みつきになります。スパサービスを受けた時にもチップは忘れないようにしましょう。施術代金の10%くらいが相場ですかね。サービスの満足度に合わせて増減してください。

アンダーズ東京のスパ受付

スパはもちろん、高級ホテルにはジムとプールはつきものです。世界のエグゼクティブの日課の運動ニーズに応える為にジムの設備は本格的な機材が用意されていますし、常に清潔でいわゆる巷のジムとは一線を画します。

大規模なホテルでは、専門のインストラクターや時間帯によってプログラムが用意されていることもよくあります。リゾートだと朝ヨガなんかもよくやっていますね。(僕はやったことないですけど)

自前のシューズやシャツなどは、有償になりますが、持っていかなくても借りられると思います。

プールについても、比較的新しいホテルであれば浄水設備も強力で、大衆プールとは違って塩素臭など一切しない上にとても透明度の高い水質がキープされています。

しかも、客数も少ないのでレーンを独占に近い状態で泳げることが多いです。ビート板やスイムキャップ、ゴーグルも備え付けで使えることが多いですが、水着とゴーグルは自前で持っていった方がいいかなと思います。

たまにないところもありますが、水着の脱水機は大概ついているので、すぐにスーツケースに入れて移動しなくてはならなくても大丈夫ですが、一応、水物を入れるバッグは持っていくと良いと思います。僕はいつもホテルのクリーニング袋を水着入れに使ってプールまで行きますが。

プールやジムではミネラルウォーターが用意されていると思うので、わざわざ持っていかなくても大丈夫です。コーヒーやお茶などのサービスがあるところもありますね。リゾート系のホテルではプールサイドにバーがあるケースも多いです。

ロンドンのザ・シャード ヨーロッパで一番高層階のプール 

あとはプールサイドにジャグジーはつきものですし、比較的寒い国ではサウナがあることもよくあります。サウナも3蜜になるようなことは少なく、悠々と綺麗な施設で使えるのでこれまた癖になる体験です。

国内の高級ホテルだと浴場がついていることもよくあり、プールの空きっぷりと好対照にそこそこ混んでいることが多いです。一方、さすがに海外では大浴場そのものを見た記憶がありません。日本特有のサービスですね。

朝食会場

高級ホテルでは、ぜひ素泊まりではなく朝食付きのプランを選んでください。決してお安くはないですが、それだけの価値はきっとあります。

もちろんルームサービスで楽しむこともできますし、コロナ禍が続くしばらくは給餌されるタイプの朝食がメインになると思いますが、やはりホテル朝食と言えばブッフェでしょうから、おおよそのサービスの流れを解説しておきます。

まず、会場に到着すると、部屋番号を聞かれます。口頭で伝えてもいいですし、部屋番号の書かれたルームキーを見せてもOKです。朝食サービスなしのプランにしていても、当日、現地で部屋番号を伝えておけば料金が追加されるだけなので大丈夫です。もちろん朝食付きのプランよりは割高になってしまいますが。

そこからはテーブルまで案内されるケースとご自由に好きなところにのパターンに分かれます。いずれにせよ、着座するとまずはコーヒーかティーかと聞かれますので好きな方を答えましょう。ブッフェコーナーに他にもドリンクは用意されているはずなので、悩まなくても大丈夫。ホテルによっては朝からシャンパンが用意されていることもありますね。

東京ステーションホテル ブッフェのデザートコーナー

コーヒー・ティーを聞くと同時にメニューを渡されることがあります。卵料理やそのホテルならではのメインメニューなど、ブッフェとは別にオーダーができるパターンです。オムレツなんかはブッフェのエッグコーナーでその場で作ってくれるところが大半ですが、僕がいつもオーダーするエッグベネディクトなどちょっと手の込んだ料理が選べます。

メニューを選んだら、あとは普通にブッフェを心ゆくまで堪能してください。朝食の時間帯は、朝大体6時から7時ぐらいのビジネスマン向けから、のんびり組向けの10時くらいまでやっているのが普通です。大体、日本人客が多いホテルは早めの時間が日本人だらけ、遅めの時間は外人だらけという感じになります。笑

なお、クラブフロアやスイートに宿泊している場合はクラブラウンジでの朝食も可能です。メイン会場と比べてすいているのがメリットですが、一方でやはり品数はメイン会場の方が充実していることが多いので、がっつり食べたい方は、朝はメインの方に行くのをオススメします。

チェックアウト

さて、ホテルの滞在を満喫したら最後はチェックアウトです。荷物を持ってフロントに行くと、Check out?と聞かれると思うのでYesと答えつつルームキーを渡しましょう。

レシートを準備しつつ、How was your stay?などと、滞在の満足度を訊ねられますので、ぜひ感想など述べて最後の会話を楽しんでください。英語が苦手な方は一言だけ、Greatとかfantasticとか、なんでもいいので良かったことを伝える単語を述べるでも問題ないでしょう。

事前に支払いを済ませている場合は以上で手続きは終了です。その場で支払う場合はキャッシュかカードかを選択ください。最後にホテルの封筒に入れられた領収書が渡されますが、経費で落とせる訳でもないので僕は受け取らないです。

タクシーなど移動手段が必要であればお願いしましょう。まあ、お願いするまでもなく、タクシーを呼ぶか聞かれるとは思いますが。

以上、高級ホテル滞在のおおよその流れを書いてみました。思ったより長くなってしまいましたが、それだけ色々あるということですね。きっとこの記事を読まれた方はこれから高級ホテルに泊まってみようという方だと思いますので、ぜひ楽しんで来てください!

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