国内の高級ホテルにもっともお得に泊まる方法【年200泊する僕が解説】

高級ホテルを選ぼうとしているあなた、まさかTVCMに騙されてホテル比較サイトで探せば簡単に最安値が見つかるなんて思ってないですよね?

確かにトリバゴなどのホテル比較サイトで検索すれば、マニアックなサイトも含めて複数のホテル予約サイトの比較結果が出てくるので、一見、お得感があります。しかし、ホテル比較サイトで出てくる結果は、残念ながらあなたが泊まれる最安値ではないケースがほとんどです。とりわけ高級ホテルでは顕著なのでこの記事を参考にお得に宿泊する方法をマスターしましょう。

この記事では、下記の問いに順番にお答えしていきます。

  1. なぜホテル比較サイトが最安値ではないのか?
  2. 一番安く泊まれるサイトはどこ?
  3. めったに高級ホテルなんて行かないけど会員登録しなきゃだめ?
  4. どうせ何度も泊まって会員ランク上げないとお得じゃないんでしょ?

本題に移る前に先に結論を言っておくと、国内のホテル予約で使うべきサイトは、現状一休.com以外ありえません僕自身はリサーチも兼ねていろんなサイトを併用して上級会員になっていますが、その中でほぼ間違いなく一休が最安値を提示していることを確認済みです。(下手するとマリオットやハイアットなどのブランドですら上級会員向けよりお得な値段・付加サービスが出てきます)

下のキャプチャのとおり僕の一休の利用状況は、昨年半年間の結果はトリプルダイヤモンド(30万で到達できる最上位ダイヤモンドの3倍お支払いしました)でした。コロナ禍で例年より劇的に宿泊数は少ないのですがそれでもこのくらいは課金しています。

なお、この記事は日本国内の”高級ホテル”限定かつお値段最安指向なので、そうではなくて海外のホテルを中心に、あるいはホテルステイをたくさんしてプラスアルファのお得を楽しみたい方には下の記事の方が参考になると思います。

記事後半は、一休を使う際の注意事項なども記載していますので最後までお付き合いください。

それでは見ていきましょう。

1. なぜホテル比較サイトが最安値ではないのか?

理由① 比較サイトが拾っているのはサイトが提示している非会員向けの価格だから

まず、各ホテル予約サイトはリピーターになってもらい顧客を囲い込む競争をしているので、ほとんどのケースで会員向けと非会員向けとでは提示金額が異なっています。特に会員向け(登録しただけを含む)には、時期やホテルの空き状況によって意欲的な価格提示もあるので、この価格を拾えないホテル比較サイトの結果は参考にはなっても決定打にはなりえません。

理由② 予約サイトによって設定されている宿泊条件が違う

次に、これがまた厄介な問題ですが、ホテル予約サイトは最近はどこも似通った作りになってきていますが、実は価格提示や、価格設定の前提条件などがそれぞれ独自なので、そのまま横並びで比較ができません。

例えば、提示価格を安く見せるために予約人数で金額を割っていたり(注 金額が人数に比例するビジネスホテルと違って、高級ホテルは部屋単位での価格設定なので部屋代は人数では変わりません)、予約のキャンセル可否の条件が異なっていたり、サービス料金(高級ホテルでは部屋代と別に料金がかかります)が入っていなかったりするので、個別のサイトを見に行った結果、実は最安じゃなかったということが頻繁にあります。。

ちなみに、よくホテル予約サイトが最安値保証って言ってますが、あれ僕も何度もチャレンジしたことがあるんですが、あれこれ細かい条件で渋られて結局受けられたことがないのでまず対応されないと思っていて間違いないです。(腹立たしくなって消耗するだけなのでおすすめしません)

理由③ そもそも検索に有力サイトが出てこない

最近、②の条件の差については調整されて表示されるサイトもあり多少マシになってきてはいますが、一方で、そういったややこしいサイトを弾いたり、自社グループサイト以外で有力な国内サイトを表示させないようにしているようなサイトもあります。どういうこと?と思う方は、ホテル比較サイトの運営母体がどの会社か調べて検索結果と見比べてみてください。不都合な真実がわかると思います。笑

2. 一番安く泊まれるサイトはどこ?

サイト会員数契約施設数
楽天トラベル1億人以上33084軒
じゃらんnet非公開28853軒
Yahoo!トラベル 4158万人15000軒
一休.com800万人5000軒
るるぶトラベル550万人18000軒
Relux170万人2300軒
週刊観光経済新聞2019年1月5日号記事、ホテリエ宿泊予約サイトまとめ記事より管理人作成

海外資本の有力サイト(booking.comやhotels.comなど)は国内の高級ホテルに関しては実は競争力がやや落ちますのでリストからは外しています。また、国内の宿泊予約サイトもいろいろありますが、会員数が多く高級ホテルも扱っている予約サイトの候補となるとこのリストのような顔ぶれになります。この中では、一休とReluxが特に高級ホテルが主要ターゲットの予約サイトです。

このくらいの数であればお目当てのホテルを全部調べるのも大した労力ではないのでぜひ一度調べてみて欲しいですが、一休.com(もしくは一休の価格が表示されるYahoo! ※一休はヤフーの子会社です)が最安値で出てくるのが確認できると思います。

なぜそうなるかについては、おそらく下記のような要因が挙げられると思います。(長いので読み飛ばしてOK)

要因① 規模の経済が働くビジネスモデルだから
 規模の経済というのは大きいほど高効率化することを言いますが、つまり、会員数が多く契約施設数が多いほどより効果的に利益が出せるようになるビジネスだということです。多くの会員数になれば一つ一つが薄利でもトータルでは大きな利益になるので価格競争力を持つことができますし、スケーラビリティは別としてサイトの基本構造は変わらないので投資コストも逓減(大きくなるほど単位当たりコストが安くなる)しますし、広告も大々的に出せます。直感的にもわかると思いますが、当然、この観点からは圧倒的な規模を誇る楽天やじゃらんが強いでしょう。

要因② 顧客の囲い込みビジネスだから
 また、いずれのサイトもユーザーを囲い込んでそれぞれの経済圏でできるだけ多くのお金を落としてもらおうというビジネスモデルを構築しています。楽天トラベルユーザーの多くは楽天市場も使っていますよね。つまりより多くの種類のビジネスを効率的に回しているという意味では、楽天やYahoo!のように多くの顧客接点があるサイトが強いでしょう。

要因③ 高級ホテルのリピート層は一般層と嗜好性が異なるので
 ところが、規模の経済を狙い囲い込んだ顧客層というのはその多くはめったに(下手すれば一生)高級ホテルを使わない人が大半です。そういった顧客に対して訴求したつくりになっているサイト(平たく言うと安っぽい)なので、高級ホテルからすれば顧客に伝えたいブランドイメージが損なわれるリスクがありますし、そもそもターゲットにしたい顧客が大衆向けサイトには実はあまりいないということが起きてしまいます。

にもかかわらずそこで安い価格で提供してしまうと、結果、高級ホテルが大事にしたいVIP層が敬遠したい客層を無理やり集めてしまうことになりかねません。(はからずもこの弊害はGoToトラベルで露見し、とりわけ一般層に手が届く2−3万円台のホテルに大衆が押しかけて悲惨な状況でした。。)

そう考えると、ホテル側にしてみればそういった一般向けサイトに対してあえて最安値で提供する積極的な理由がない上に、そもそも出店することすらためらいたくなります。実際、楽天やじゃらんで検索しても出てこないラグジュアリーホテルが結構あります。そうなると出店しているホテルでは比較対象にされる競合が少ないので、ますますここで価格設定を頑張る理由がありません。他方、楽天やじゃらんにしても、ではそういったホテルに向けて特別な仕様でサイトを用意するかというと、それをやってしまうと折角の規模の経済を損なってしまうというジレンマに陥ります。

その結果、高級ホテルにターゲットを決めて勝負している一休やReluxのようなサイトが有力になってくるわけです。そこには高級ホテルがずらりと並ぶので、ホテル側としても今度は価格での優位性を訴求しないわけにはいきません。結果、その中で規模の経済も働かせることができる一休が最安値に到達することになるわけです。

なお、Reluxはプラチナカード会員の特典などでよく優待がついていたりしますが、現時点では全くお得ではないです。基本的にあまり価格に敏感でない富裕層を取り込むビジネスなのだろうと思います。

3. 会員登録しないで安く泊まる方法はあるのか?

結論、ありません。

上述した通り、ホテル予約サイトは顧客囲い込みビジネスなので、会員になることで非会員よりもお得な価格を提示したり付加サービスを提示する形がとられるのは仕方ありません。会員登録しないでよいサイトを探しても時間の無駄ですのであきらめて会員登録しましょう。

会員登録で個人情報を入力するのは抵抗はあるでしょう(僕はあります)けど、そもそもホテル予約で個人情報は入力必須ですし、仮に会員登録しないでよい聞いたこともないサイトを見つけたとして、むしろそんなサイト経由で情報入力したいですか?(僕は絶対嫌です)

もちろん、宿泊先を決めているのであれば、そのホテルの公式サイトで予約するのもアリですが、結局そこでも会員登録させられたりするでしょうし、たぶん公式サイトの値段よりも一休の方が安いことが多いです。(直接ご指名で選んでくれるような客にわざわざ最安値提示はしないわけですよ。一部チェーンは除く)

ということで、優待価格などが出てくるようになるし、ホテル予約時にも何度も入力しないで済むのでとりあえずまだの方は一休.comで会員登録だけは済ませておくとよいと思います。

ということで、ここから先は一休.com利用に当たってのノウハウを書いていきます。

4. 会員ランクは上げる必要があるの?

一休.comの会員ランク表

ダイヤモンド会員になる必要はない

東京ステーションホテル 一休のダイヤモンド会員特典のブルガリアメニティ

他のいろんなWEBサービスや航空マイルなどと同じく、ホテル予約サイトにおいても会員ランクの制度があります。冒頭でも述べた通り、僕は一休では最上位のダイヤモンド会員(4-9月、10-3月の半期ごとに30万円以上の利用)を長年キープしつづけていますので、実際のところをお伝えします。

まず、結論から言うと、取れるならメリットはありますが無理して確保するほどの価値はないです。たぶん「一休 ダイヤモンド」とかで検索すると陸マイラーが絶賛している記事が大量に出てくると思いますが騙されないでください。

ダイヤモンド会員のような金払いのよい客層へは、安さ訴求などではなくて付加サービスでもっと金を落としてもらうことを訴求してくるので、シャンパンボトルがついてきたり、高級ブランドのアメニティがもらえたり、滞在時間の延長があったり、といったメリットがほとんどで、本記事で追究したい最安値情報がいつも提示されるわけではありません(格安料金が出てくることはあります)。

高級ホテルビジネスというのは基本的には金持ちからぼったくるシステムだと思いましょう。笑

ゴールド会員はコスパ良し

ただし、一休の場合は、半期にわずか5万円の利用で到達できるゴールド会員にはなっておくと金銭的なメリットを享受できる可能性が高まります。

というのも、ダイヤモンド会員限定特典として提示されるプランよりも、ゴールド会員以上の特典で提示される価格の方が安いものが多く出てくるようになっているからです。ただし、これも直前割引やタイムセールのような特別値引きと比べるとそこまで旨みがあるかと言われるとそうでもないので、頻繁に開催されているセール情報を頻繁に確認しにいくことで、ノーマル会員でも十分に金銭的なメリットは享受できるはずです。そもそも他のサイトと比べればお安いですしね。

ちなみに、僕は巷で陸マイラーが喧伝するマリオットの上級会員(現在はチタン。もうすぐアンバサダーです)も継続中で、しかも外資企業に勤めているのでマリオット系列やハイアット系列のホテルは特別価格が使えるのですが、それでも一休の方が安い値段提示がされることが多かったりするんですよね。

論より証拠。実際に調べてみました

下表は、5/10時点で、5/11から2名で1泊の料金を調べた結果です。ログインしない状態(非会員)とログイン後に提示される料金(総額)を東京の5つ星クラスのホテルからランダムに10ブランド選んで、一番価格の安い部屋の料金を調べました。(会員向けの提示価格も晒してしまうのでホテル名は伏せます)「-」になっているところは提示プランがないところです。

ホテル非会員
最安値
非会員
セール
レギュラ
会員
全会員
セール
ゴールド
以上
ダイヤ
専用
A34,71233,650
B55,78746,11354,08044,57742,017
C53,36239,95851,73038,737
D49,77643,47848,25541,99639,36032,523
E49,58836,44048,07035,075
F56,92043,58055,18041,840
G34,51233,33631,88841,397
H49,88443,64848,27642,24152,23135,776
I111,57471,736115,37069,348
J52,89652,18545,581

まず一目瞭然で、全てのホテルでログイン後に提示価格が微妙に安くなるのが分かるでしょう。なにはともあれ会員登録しておきましょうということです。ちなみに、論点がずれるので表には入れていませんが、このいわゆる標準価格では、なぜか朝食なしよりも朝食ありの方が安いケースがかなりの割合で出てきます。さらに脱線しますが、この料金表示、スマホだとめちゃくちゃ比較しづらいのでよく見て比較しないと最安値を見逃す可能性が高いです(それを狙ってんじゃないのかという気すらします)。

次に、最安値価格を太字にしてみましたが、10のうちダイヤモンド会員限定が最安値のホテルは2つ、ゴールド以上は3つ、そして残り5つのホテルについては、会員にさえなっておけば誰でも最安値を享受できるという結果になりました。

僕の感覚的にはダイヤモンド限定がお得なのはもうちょい少ない印象ですが、半年に1、2泊しておけば、8割程度は最安値をカバーできるステータスを維持できそうだということになりますね。正直、ダイヤモンド会員からすれば腹立たしい結果ですが、顧客を囲い込むための企業戦略としては正しいと思います。

5. 予約サイト利用時の注意事項

WEB完結が鉄則です

この手のWEBサービスではあるあるですが、やはり一休をはじめ、ホテル予約サービスの問い合わせ対応は最低です。まず電話対応はつながるのにすごく時間がかかりますし、一休では問い合わせフォームから問い合わせをして返答がくるのに1ヶ月以上かかったことがあります。僕は毎年一休には数百万円は落としてるんですけど。。。

まあ、逆に言えば、ちゃんと順番通りに対応しているということで、ある意味好感持てますが(いや、そんなことはない)。最安値の裏側は、人件費など切り詰めて運営しているということなわけなので、そこだけは寛容になる必要があると思います。まあ、今時のWEBサービスはどこも一緒ですね。窓口があるだけマシでしょう。最近はチャットbotもできたようですし改善は試みられている様子です。

しかし電話対応などで個別に丁寧にやってもらえないと困るという方はWEBでのサービス利用はあきらめてJTBとかHISとかの街中の対面サービスを利用してください。その代わり、マージンはびっくりするくらいとられますけどね。(ちなみに昔、僕がベルゲン鉄道の予約に行ったときは自力でやる3倍の値段になると言われたことがありました)

とはいえ基本的には予約日時など必要事項を入れて予約するだけなので、特殊事情がない限りは問い合わせが必要なケースは発生しので大丈夫です。一休のサイトはかなり作りが良くて迷うこともないですし、ホテルの写真なども各ホテルの公式サイトよりもよほど充実しています。

支払い方法やキャンセルポリシーは要確認

支払い方法は、即時予約とホテルでの支払いとどちらでも可能ですが、基本的には予約時のクレジットカード決済、かつポイントの即時利用が一番お得です。高級ホテルで経費精算することはあまりないとは思いますが、サイトで決算してしまった場合にはホテルからは領収書はもらえないので注意しましょう。

あとはキャンセルポリシーはホテルによって異なるのでキャンセルの可能性がある場合には、必ず予約時に条件を確認しておくことをおすすめします。ホテルの料金って1日違うだけでかなり変動するので、複数のホテルを転々とするときに時々僕も順番をミスって、予約してから数万円お高い旅程を組んでしまうことに気づいてショックを受けることがあります。

その点、一休のPCサイトは部屋別に日別の価格がカレンダー表示されるのがものすごく便利です。あとプラン別の料金がまとまっていたりする見え方なども他のサイトよりも一段使いやすくなっています。画面の制約があるアプリでは使い勝手は他と同等くらいですし、前章で述べたデメリットがありますので、一休のサイトを見るときはPCでブラウザ利用するのをおすすめします。

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まとめ

正直、問い合わせ対応が塩対応だったときには腹が立って他のサービスに乗り換えようと思ったこともあった一休ですが、何度調べても僕がこのブログで宿泊記を書いているような高級ホテルの予約サイトでは、国内ホテルに限定すると他に競合がまったくいないという状況です。他のサイトにも頑張って欲しいところではありますが、この一休一強状態はこの先も続きそうですので、高級ホテルに泊まってみようという方は、とりあえず一休にアクセスしてみてください。

下記リンクから飛べます。

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