シャングリ・ラ バンコクのデラックスルームに滞在

今回はバンコクのチャオプラヤー川沿岸にあるシャングリ・ラホテルの滞在記です。

1986年開業と少々古めのホテルですが、あまたあるバンコクの5つ星ホテルの中でも高価格帯の老舗ホテルの一つです。ホテルはシャングリ・ラウイングとクルンテップウイングという2棟に分かれていますが、今回は本館のシャングリ・ラウイングの部屋の滞在です。

ホテルへのアクセス

ホテルの立地は、マンダリンオリエンタルレブアなどと同様、5つ星ホテルが集積するチャオプラヤー沿岸のサパンタクシン駅の徒歩圏です。駅前のクルンテップウイングからずっとホテルの敷地に沿って一番奥にホテルのエントランスがあります。

ホテルエントランスはコロナ対応のため入り口と出口が別となっているバンコクでは珍しい対応。

799室もの大規模ホテルだけあってエレベーターの設置数も多くあり、待ち時間は少なかった印象ですね。

ホテルを上方から見ると湾曲したレイアウトのちょっと変わったデザインです。

デラックスキングの部屋

アサインされた部屋は20階の北向きの部屋。案内図には日本語の記述も多く、やはり日本人客が多いことがうかがえます。

オリエンタルな雰囲気の室内。やはり少し一昔前のデザインですが居心地は悪くありません。デスクが大きくデスクワークにも適していますね。デスクの前に大きな鏡があるので、デスクに向かいながら窓の外を眺めることができるのもポイントが高いです。ただ、デイベッドやソファ、ベッドはいずれもやや硬めでした。

窓の外は、工事中の隣のビルの奥にマンダリンオリエンタルのリバーウイングの上層階が微妙に見えています。チャオプラヤー川の逆サイドにはバンコク最新かつ最大のデパート、アイコンサイアムが視界に入ります。

やや距離はありますが、夜の噴水のライトアップなどが部屋から楽しめました。

東側に目を向けるとすぐ近くにレブアやマハナコンタワーなどのランドマークが見えました。

ウェルカムスイーツはりんごとドラゴンフルーツ、そしてライチが用意されていました。ライチがあるのはちょっと珍しいですね。

冷蔵庫の中身は全てフリーです。追加分を頼むと代金がかかるとのことでした。

ネスプレッソはなく、インスタントコーヒーと、日本のシャングリ・ラと同じホテルオリジナルのお茶があります。

ベッドサイズにもお水。バンコクの5つ星ホテルはどこに行っても大量に水が用意されていますが、このホテルも例に漏れず。

円筒形のシャワールームに沿った形で婉曲したスーツケース台が居室の外に。

シャワールームは病院でよく見る曇りガラスで部屋と仕切られています。迫り出すシャワールームでやや狭めのシングルシンクの洗面台。

ホテルオリジナルのバスアメニティはグリーンのデザインの通り葉っぱのような香りがしました。

歯ブラシとバニティセットなど、やや簡素なその他のアメニティ類。パッケージは他国で見るものと同じですが、歯磨き粉のパッケージなど微妙な統一感のなさを感じます。

シャワールームの逆サイドにはバスタブがあります。シャワーカーテンがないのでやや使いづらさはありますが、足を伸ばせる広さがあります。

バスルームにスペースがないためか、ドライヤーは部屋のデスクの引き出しに入っていました。

最近のホテルではUSBホテルがついていない方が珍しくなってきましたが、このホテルはUSB-C用のコネクタも用意されていたのが個人的には地味に便利でした。他のホテルでは見たことないので、特殊なニーズの方はどうぞ。

プール

プールは2つあるそうですが、こちらがチャオプラヤー川に面したメインプール。

大量の木に囲まれて南国の雰囲気が感じられる空間です。日中は人が多めでがっつり泳ぐには向きませんが、プールを囲んで多くのベンチが用意されていますし、ここでのんびり過ごす休日は悪くないと思います。

朝食ビュッフェ

プールと同じ1階に広いビュッフェ会場があります。室内外に座席がありますが、暑いのが好きでなければ室内利用をおすすめします。

料理代は結構広めですが、料理の品数はバンコクの5つ星ホテルの中ではそれほど多くはない部類かなと思いました。朝からややヘビーですが、インドカレーが美味しかったですね。アイスがあるのもテンションが上がります。笑

まとめ

サパンタクシン駅の船着場至近の立地なので、アイコンサイアムやアジアティークなどのモール、リバークルーズなどに繰り出すにはとても便利です。

最新鋭のホテルと比べるとやや設備は劣るためコスパはそれほど良いとは思いませんが、バンコクのホテル選びの選択肢のひとつにはなるかなと思います。

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