【東京駅至近】シャングリ・ラホテル東京のデラックスルーム(コロナ後の情報追記)

※コロナ後に再訪してきたので、色々と情報を追記しました。

東京のホテルを続けます。今回は東京駅の八重洲側すぐ横にあるシャングリラホテルです。東京駅からは地味に屋根のない道を1本挟むので雨が降っていると流石に傘なしだと多少濡れてしまいますが、それでも駅直結の東京ステーションホテルの次に駅近の立地ですので観光、買い物などなどにとても便利です。

デラックスキングルームの部屋

カードキーのデザインは山水画風。

インペリアルガーデンビューの部屋

こちらは丸の内側に面した部屋です。

窓の外はこのような景観です。インペリアルガーデンと名付けられていますが、見ての通りビルに阻まれて皇居はほぼ見えません。笑

真ん中に丸ビルと新丸ビルが並び立つのが見えますが、右側の黒い新丸ビルができた頃(2007年)はまだこのホテルの入るビルはありませんでしたし、東京駅も改装前でした。

この二つの丸ビルの間を海からの風が通り抜ける街の設計になっています。また、昔々にこの丸の内は美観地区と指定され、31mに高さ制限がなされたことによって、見事な景観を誇ったのですが、その名残が今も残ります。ここから見ると、どのビルも同じ高さのところで段差ができているのが分かるでしょうか。あのラインがその31mラインでして、今もこの丸の内界隈の美しい景観を生み出す一つの象徴的なデザインになっております。

夜の東京駅のプラットフォーム、そして長年の工事を経てようやく出来上がった駅前の広場がとても綺麗です。

ちなみにこちらが東京駅のプラットフォームからホテルを見上げた写真です。左側のビルですね。

東京湾(&スカイツリー)ビューの部屋

東京湾が遠くに望めます。奥に見える超高層マンション群の夜の光がすごく印象的です。丸の内サイドは特別感ありますが、個人的にはこっちのビューの方が好きですね。お値段も少しお安いですしおすすめです。

左手の方にはスカイツリーも見えます。夕日がいいタイミングで射してくれました。

パノラマ写真も載せておきます。

部屋の内装

内装はどちらサイドでも同様の仕様です。落ち着いた雰囲気で、やや重厚感を感じる質感。一昔前のデザインではありますが、まだまだ古さは感じさせません。

ソファとベッドの間にも十分な広さがあり、快適に過ごせます。ベッド横からガラス貼りのバスルームが見えます。風呂から外の景色が見える、このクラスの高層階にあるホテルではよくある設計ですかね。

ソファからの写真ですが、デスクチェアがずっしりしており、重役気分が味わえます。この椅子、めちゃくちゃ座り心地が良いです。デスクも広々。デスク単体ではなく、右手にコンセントやちょっとした物を置けるスペースがあるのも便利です。

コロナ禍では、チェックインのタイミングですでに部屋はターンダウン仕様に整えられております。そういえばこのホテルは最近の高級ホテルでは定番となった除菌グッズが部屋に用意されていませんでした。

東京のホテルでは定番ですが、浴衣が用意されております。

もちろんパジャマもありますよ。

クローゼットにはヨガマットも用意されています。もちろんホテルにジムがありますが、ここのジムはちょっと狭いので部屋で軽くストレッチしてから向かうのがよいかもしれません。

めっちゃ水って書いてます。シャングリ・ラ東京のオリジナルブランド。茶器も本格的。

ミニバーはこのように入り口そばの棚の下に収まっていました。右下にカプセルが見える通り、もちろん定番のネスプレッソもあります。

テーブルに置かれていたお茶菓子は1階でも販売しているようです。あげ餅またはかりんとう。どちらも美味しかった。

部屋から見たバスルームの様子です。広さも十分。

アメニティ類は洗面台下に収まっています。東京の高級ホテルはこのように綺麗に整っているところが多いです。

ヘアーブラシがちょっと珍しいデザインです。これ、初めて見たのはこのホテルでしたが、最近はいろんなホテルで見かけます。木製なので近年のプラスチック削減の流れに合致します。あとブラシの台の部分がクッション性があり、マッサージ機能が付いているのでなんかお得感。ただ、肝心のクシとしての機能性は損なわれているので髪の長い女性には不評なようです。

こちらは以前泊まったロンドンのものと同じタイプです。なお、スイートルームはブルガリが採用されているようです。

トイレはやはり安定のTOTOでした。

丸の内側を望むスパエリア

まず、ジムがこちら。少し手狭ですね。ここを通って更衣室に向かいます。機材の種類はちょっと少ないです。左側が明るいですが、プールを挟んで外が見えます。

ジムの端には可愛いミニバナナとヴィーガンクッキーなど。

そのプールの様子がこちら。20mと、ここも十分な広さがありますので全力で泳げます。ただし、前回のアンダーズとは違って、ジャグジーなどはこのエリアにはありませんのでひたすら泳ぎましょう。

この時はほぼ貸切状態でした。

窓の外です。あいにくの雨模様。

夜の様子はこちら。なお、11月からは人数制限に加えてプールは予約制(50分)になっておりましたので、利用したい方はご注意を。

サウナとジャグジーのついた湯船がありますので、泳ぎ疲れたら、プールから出てこちらへどうぞ。ここのサウナは若干温度低めなので長く入っていられます。

サウナはドライサウナです。高級ホテルはミストサウナが多いですが、僕はドライサウナの方が好きなので点数高いです。ただ、クールダウンできるスペースや水風呂がないので、再び水着を着てプールサイドに行かねばなりませぬ。

朝食は別記事にまとめました

まとめ

総括すると、このシャングリ・ラ東京は、やはり世界的な最高峰ブランドの一つだけあって、ハード、ソフト面共にハイレベルです。いい意味で癖がないというか、ザ・スタンダードです。

超高級ホテルがひしめく丸の内エリアではちょっと古いホテルになりつつありますが、まだまだ古さを感じさせないクオリティを保ちつつ、高級ホテルの要素を全て取り揃えておりながらも、他と比べてほんの少しリーズナブルなお値段で泊まれるのも魅力です。

東京駅至近ということもあり、新幹線移動で時間制約のある方もギリギリまで部屋に滞在できる(全く保証はしませんが、最短3分ほどでホームまで到達できます)のもポイントが高いところですし、高級ホテルの持つ要素を全て取り揃えているので、こういった5つ星クラスのホテルに泊まるのが初めてとか、一度体験してみたいという方にも自信を持っておすすめできるホテルです。

東京駅徒歩圏の同等クラスのホテルは下記記事にまとめていますので、興味のある方はご覧ください。

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