シェラトン・リスボアのスイートルームに滞在

今回はポルトガルの首都、リスボンのシェラトンの滞在記です。かつてスペインと共に世界の覇権を争った国だけあって、世界遺産も散在するリスボン市内は結構広いので観光拠点をどこにするのかは悩ましいところです。ところがマリオット系列で選択肢を絞ってみると、意外にも市内のホテルは少なく、北岸の中心部にあるシェラトンが有力な候補になってきます。

ホテルへのアクセス

シェラトンの最寄り駅は地下鉄のPicoas駅。Saldanha駅からも十分に徒歩圏内でした。坂の多い街で30度を超える蒸し暑い夏場に駅近の立地は非常に助かります。

ちなみに市内各所に交通網は広がっており、共通のパスを利用できるため、主要駅に到着したら事前に必ずパスを購入してチャージしておくようにしましょう。というのも観光地の各駅に置いてある券売機の性能が恐ろしく低く、全然機能せずに長蛇の列、やっと順番が来たと思ったら液晶画面は暗くて見えないし、カードを入れても読み取ってくれないし、コインは使えない、、結果、切符が買えずにやむなく隣駅まで歩くというような経験を何度もしました。。。熱波に見舞われた22年の夏、酷暑の中での徒歩移動は地獄のような経験だった記憶があります。

ホテルは高台の上、周辺の高層ビルを頭ひとつ抜けた超高層ビルなのですぐにわかると思います。

スイートルーム – スカイラインビュー

25階建ての最上階、25階のスイートルームへのアサインでした。エレベーターからも近い南向きのポジションでこのホテルで一番いい部屋と言っていいでしょう。

リビングルーム

一昔前の書斎風の落ち着いたデザイン。シェラトンらしい印象の部屋です。

ビジネスマンターゲットのホテルだけあって、リビングとは離れた位置に大きなデスクがあり、PCを広げて作業をしやすい環境です。ただし、やはり古いホテルなので間接照明ばかりで夜作業をするには灯りがちょっと足りません。

ベッドルーム

ガラス戸で仕切られたバスルームが見えるベッドルームの配置。ベッドはやや硬め。寝ていたら夜中に隣のリビングのテレビが突然点いて目が覚めてしまいました。。なんだったんだろうか。

部屋からの眺望

ちょっと窓が汚かったですが、周りの建物よりも頭ひとつ抜けた高台の超高層建築だけあって、眺望は素晴らしかったです。南部のチージョ川に走る橋まで、市内を一望できました。

ミニバー

ミニバーのセットは、コロナ対策でしょうか、ネスプレッソのカプセルや茶葉類はビニール袋に入れられてセットされていました。やや無粋な感じがしますが、まあ支障はありません。

茶葉は高級ホテルの定番の一つ、ドイツのロンネフェルトが採用されていました。ローズヒップやペパーミントなどはちょっと珍しいフレーバーが並びます。

高級ホテルで飲み比べてわかった美味しいお茶まとめ

冷蔵庫の中は空っぽでした。

ウェルカムアメニティとして、ポートワインとエッグタルトが用意されていました。本場で食べるエッグタルトは最高に美味で、うれしいおもてなしでした。

バスルーム

バスルームは大きなバスタブもあり、広く清潔で好感が持てます。

ただ、アメニティにバスローブやスリッパがありませんでした。

やはりコロナ禍グッズの消毒シートが用意されていました。

プール

今回の滞在では利用しませんでしたが、小さなプールがあります。部屋から見下ろした位置に見えましたが、酷暑の中、利用者はそこそこいるようでした。

クラブラウンジ

このホテルには専用のクラブラウンジはありませんが、朝食ビュッフェ会場でもある1階のレストランでカクテルタイムの提供があります。

やはりシェラトンなのでカクテルタイムの利用者は多いですが、会場が広いのでこの通り余裕のある空間で楽しむことができました。

料理の提供はプレート式。ドリンクもセルフではなく、オーダーでの飲み放題です。生演奏も楽しめたのでそこそこ滞在体験は良かった印象が残っていますね。

朝食

ビュッフェでの朝食提供でしたが、そこそこの品揃え。カステラ風のポルトガルらしいパンの品揃えなどもありつつ、まあいわゆるイングリッシュブレックファースト的なメニューです。ポップコーンマシンやスパークリングワインもありました。

まとめ

物価が比較的安いポルトガルですが、とはいえ首都リスボンでは破格とまではいきません。まあ、お値段相応の滞在体験かなという感じでしたが、高層階の眺望は他では見ることができない特別感はありましたね。

観光立地としては、世界遺産のジェローニモス修道院、発見のモニュメント、ベレンの塔などがある南西の沿岸部へはバスで1時間弱とやや距離があるのでそちら方面を観光のメインにするならやや拠点としては不便かもしれません。

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