セントレジスニューヨークのスイートルームに滞在

過去、このブログでもいくつか世界のセントレジスの記事は書いてきましたが、その本拠地でもあり、世界で最初にバトラーサービスを始めたことやブラッディ・マリーの発祥の地としても知られ、高級ホテルの代名詞のひとつとも言えるのがニューヨークのセントレジスです。

ニューヨークマンハッタンは数えきれないほどのホテルがあるにもかかわらず、とにかくホテル料金の高騰っぷりが他の都市の比ではありません。他の先進国の首都圏であれば5つ星が泊まれる料金を出しても3つ星ホテルに泊まるのがやっとという相場感。。

とりわけセントラルパークからタイムズスクエアの間にある5つ星ホテルはどこも1泊10万円は下らないのですが、そんな5つ星ホテル群の中でもその名声とともに異彩を放つ伝統ホテルの一つがここセントレジスです。

今回はそのセントレジスのスイートルームの宿泊記を書いていきたいと思います。

ホテルへのアクセス

ニューヨークの高級ブティック街である「5番街」に面した好立地。最寄駅は5番街(5th Avenue)駅で、南北の移動は地下鉄、バスいずれを使うにも利便性が高く、また近場でのショッピングはもちろんセントラルパークへも徒歩圏内と観光立地として申し分ありません。

伝統あるホテルにありがちですが、やはりフロントのオペレーションはめちゃくちゃ非効率でフロント前には待ち行列ができあがります。。

後述するキングコールバーなどの説明など、ホテルの紹介も丁寧にしてくれるのはいいのですが、そんなことより早くオペレーションを回してくれよという感じ。並ぶ客のイライラを感じます。。どうせ後からバトラーさんが部屋に来るのだから説明などはそちらに任せればいいのに。

ヨーロピアンクラシック調ですが、白基調に赤が使われた内装はアメリカンな印象を受けます。このカラーリングは割とアメリカのホテルに多い印象で、他の国ではあまり見かけないかなと思いますね。

1ベッドルームスイート・キングの部屋

5番街に面したスイートルームへのアサインです。超高層ビルが立ち並ぶマンハッタンですが、このホテルは少し低層(20階建て)なので高層階のアサインでも眺望は期待できません。

部屋に到着すると、その後、間も無く部屋付きのバトラーさんが挨拶にやってきて滞在中の頼み事などはなんなりと連絡してくれということと諸々のサービスを紹介してくれます。(朝のドリンクサービス、荷物のパッキング、アイロンがけなどなど)

これらは無料サービスというのがウリのセントレジスですが、実際問題として、このサービスに対してどうチップを支払うべきかというのは諸説あり(アメリカ人ですらチップは必ず払うべき、払わないなら高級ホテルは使うなという人もいれば、サービス料は込みだから不要という人もいるのですよ。。)日本人的にはまったくもって使いづらいサービスです。

まあ、連泊するのであれば、初回のタイミングで少し気前良く支払っておいて後々のサービス向上を期待するのもよいかもしれません。

従来、バトラーサービスには朝食のドリンクとともに新聞を持ってくるというサービスがついていたのですが、現在は無料のニュースペーパーアプリで新聞は閲覧できるようになっています。

さて、部屋の入り口を入ると居室までに長い廊下とベンチがお出迎えです。

リビングルーム

廊下の先、リビングルームにはデイベッドのついた出窓がついています。デイベッドの方の窓が壊れていて隙間風が入ってくるのはご愛嬌。部屋の内装はわりと最近新調されたもののように見えます。

縦縞の壁紙など、クラシックな印象です。

部屋の隅のデスクスペース。コンセントも使い勝手の良い位置にあり、リニューアルされた感があります。

デスクの棚には、コロナ禍以降ホテルから消えつつあるホテルの便箋や絵葉書セットなどがしっかり用意されており、他にも筆記セットや裁縫道具、ネイルケアグッズなども。

ミニバー

冷蔵庫のドリンクは豊富な種類の小瓶がたくさんならびます。

ミニバーの棚には、お菓子類の他に救急グッズなども用意されていたのが珍しいなと思いました(もちろん有料です)。

ミニバーまわりの水が1本しかないなと思いきや、もう一つの冷蔵庫にずらっと並べて冷やされていました。さすがにこの辺は抜かりありません。ターンダウンサービスのときには氷を持ってきてもらえます。

ベッドルーム

ベッドルームも十分な広さがあり、ベッドサイドに余裕でスーツケースを広げることができます。

ベッドサイドのオーディオは大きなサイズのボーズ製のものが採用されていました。

高級ホテルで採用されているオーディオ機器まとめ

部屋からの景色

デイベッドの出窓の正面にはペニンシュラホテル。周りには超高層ビルが立ち並ぶのも見えますが、まあ眺望がよいとは言えないかな。

あいにくの小雨の中、5番街では3年ぶりというパレードイベントが開催されていました。6月の時点では公共交通機関を除いてほとんどの場所でマスク着用義務もなく、ニューヨークの街中はみんなマスクなしで歩き回っていました(とはいえ、意外と2割程度の人はマスクつけています)。延々と続くパレードの流れや観光客の様子にようやくコロナが終わった世界を感じられました。まあ、ずっと上から眺めていただけですが。笑

今回、世界一周してみていろんなところで偶然、年に1回のお祭りにでくわしてきたのでそれらも順次レポートしていきたいなと思います。

クローゼット

ベッドルーム横にはウォークインクローゼットがありました。小分けされた棚があるのは珍しいですね。これは長期滞在するには便利そうです。

バトラーサービスでは2着分のシャツのアイロンがけを無料でやってもらえるのですが、その案内や、靴磨きサービスの案内なども。まあ、ぶっちゃけ旅行でこれらのサービス利用したことはほとんどないのですが、ビジネス利用の場合は便利といえば便利です。他に荷物のパッキングもバトラーさんには頼むことができます。

バスルーム

幅はやや狭いですがダブルシンクのシンク台。奥のブルーの扉はシャワールームとトイレです。シンクの前にタオルが敷かれているのはよいのですが、これ扉にひっかかってずれるのを直すのが面倒だったのでなくてもよいのではと思ったり。バスローブはやや薄手で使い勝手よしです。

シンクの後ろのバスタブはジェットバス付きです。バスタブのへりにバスソルト、石鹸、ブラシが用意されていました。

シャワールームはちゃんとヘッドシャワーとハンドシャワーがあり、使い勝手良し。

採用されているアメニティはブルガリ。ブルーのタイプは透明のタイプよりやや癖が強めの香りな気がします。やはりアメリカのホテルは歯ブラシや髭剃りなどは用意されていませんが、マウスウォッシュやコットンなどはあります。

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ドライヤーはやはりアメリカの5つ星ホテルで圧倒的シェアを誇るニューヨーク発のヘアケアブランド、コンエアーです。シンプルな機能の無骨なデザイン。やはりドライヤーは日本のホテルの方がこだわりあるように思います。

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トイレ

バスルームにあるトイレ。なぜかシャワーが二つついています。このタイプのシャワートイレはイタリアなどでよく見ますが、使ってみたことはありません。。

部屋の奥にあるもう一つのトイレ。こちらはビデ付きで窓もついていていました。

フィットネス

今回の滞在では利用しませんでしたが、高層19階にフィットネスジムがあります。晴れていれば、セントラルパークにジョギングに出てもいいのかなと思いますが。

THE KING COLE BAR

ブラッディ・マリーことレッド・スナッパーというトマトジュースベースのカクテルの発祥の地として知られるのが、ここセントレジスのキング・コール・バーです(諸説あり)。そしてこの写真に写るバーの壁画はアメリカのイラストレーション黄金期の巨匠、マックスフィールド・パリッシュのもの。鮮やかな色彩が暗いバーの室内を照らします。

で、こちらがレッド・スナッパー。胡椒の効いた塩味の濃いトマトジュース。正直、そんなに美味しいものでもないのですがせっかくセントレジスに来たからには頼まないわけにはいかないでしょう。なんというかすごく味の濃いスープを飲んでいるような感じで、ビールが欲しくなります。笑

メニューには、ニューヨーク発のレッド・スナイパーを筆頭に、大阪のショーグン・メアリーなど各地のセントレジスオリジナルレシピのブラッディ・マリーも並んでいます。

朝食 Astor Cort

キングコールバーの手前のレストランが朝食会場です。やはりこちらの天井にもイラストが描かれています。これもマックスフィールド・パリッシュの手によるものでしょうか。白基調の明るい印象です。

ビュッフェではなくオーダー制です。

トラディッショナル・エッグベネディクトをオーダー。しっかり焼き色のついた肉厚のベーコンで食べ応えありでした。トリュフが載っていて高級感はあります。ポテトフライがついている一方で少し野菜が寂しめでビタミン不足が気になりますが、アメリカの朝食はだいたいこういう感じの色味になります。

まとめ

バトラーサービスを使わなければ、特にサービスのセントレジスというのを感じることはできませんが、たとえそうであっても部屋の雰囲気や立地など含め総じて満足度の高い滞在ができるホテルです。あとはフロントのオペレーションが改善されれば言うことはないのですが、まあ期待はできないでしょう。時間に追われずにのんびりと優雅な休日を過ごす、そんなおこもりステイで選んでみる滞在先として選択肢に入れてみるとよいかなと思います。

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