タイムズスクエアの周囲にはマリオット系列のホテルがいくつも軒を連ねていますが、今回はその中のひとつ、Wホテルの滞在記です。
その名の通りタイムズスクエア至近の立地で、年末年始のカウントダウン時にはホテルから出てしまうと帰ってくることは不可能になりそうな場所にあります。それだけに普段は夜中まで続くタイムズスクエアの喧騒を横目に、夜遊びができる便利なホテルですね。
目次
ホテルへのアクセス
タイムズスクエアに続く路地を進んですぐの立地で、迷うことく到達できます。看板だらけのタイムズスクエアですが、それらの看板にも負けない大きなWの文字が目印です。
ブロードウェイと47thストリートの交差点から見たホテルの外観。
ホテルのエントランスを入ると謎にフロア天井に水が流れていますが、特に高級感があるわけでもなく、カルキ臭いのがちょっと残念。。
ファンタスティックスイートの部屋
客室フロアは34階から57階。今回はアップグレードでスイートルームへのアサインでした。マンハッタン中心部のホテルらしく、鉛筆タワーなので各階の部屋数も少なめ。ノーマルの2部屋分のサイズの部屋です。
リビングルーム
カウチソファが大部分を占めるリビングルーム。Wホテルらしいポップなデザインですが、少々古さを感じます。
窓辺にデスクが配置されているのは、外を眺めながらデスクワークができるのでポイントが高いです。レイアウト的にスーツケースを広げる場所にちょっと悩みますが、ソファ前のスペースが広いので特に問題はありません。
デスクの上にはタバコ禁止のメッセージやレストランの案内カードなどがボックスに入って置かれていました。
部屋からの眺望はタイムズスクエアの北側を向いたビュー。高層ビルだらけのマンハッタンでは34階だと周りのビルに阻まれてしまいますが、変則的に走る眼下のブロードウェイのおかげでうまく視界が開けて、案外悪くない景色です。ただし、アメリカはクラクションを鳴らしまくる文化があるので道路沿いはうるさいので覚悟しておきましょう。
Wホテルらしいピンクのインパクトのあるクローゼット。派手なカラーリングですが、ちゃんと高級感を伴っているのはさすがです。
缶瓶、ペットボトルのドリンク類は冷蔵庫にまとめて入っています。Wホテルはミニバー台の上にドリンクがごっそり置かれてアピールしていることが多いですが、ここは大人しめです。
お菓子類もやや控えめでしょうか。しかしやはりここはアメリカ、M&M’sとプリングルスは欠かせません。
ベッドルーム
ベッドルームは、窓際にソファが配置されているスタンダードな都市型ホテルのスイートルームといった形のレイアウトです。
ベッドルームの奥にバスルーム。これもごく一般的なレイアウトですね。
バスルーム
バスルームはシングルシンクでバスタブもなくちょっと狭め。シャワーもヘッドシャワーだけの昔ながらのアメリカのホテルのデザイン。ハンドシャワーがないと洗いづらくてしょうがない。。
バスアメニティはダヴィネスのMOMO。果実風のいい香りがします。御堂筋のW大阪ができたあたりのタイミングでWホテル全体で以前採用されていたblissから切り替わったように思いますね。
クレンジング系、ボディローションなどはWホテルオリジナルのブラックのパッケージ。歯ブラシやクシ、シェーバーなどのアメニティはアメリカの標準的なホテルと同様用意されていないので持参しましょう。スリッパもありません。
ドライヤーはやはりアメリカの高級ホテルでよく見るCONAIR。強弱ボタンだけのシンプルな仕様ですが、美容家電専門のブランドです。
トイレ
トイレの便座はTOTOが採用されていましたが、残念ながらウォシュレットではありません。アメリカのホテルのトイレってもっと便器が大きいのかなと思いきや案外小さいんですよね。あれだけビッグサイズな人が多いのに不思議ですが、そういえば高級ホテルでビッグサイズな人とすれ違った記憶もないですね。。肥満は貧困病ということなのかもしれません。
スイートルームなので、トイレはバスルームとは別にもう一つリビング側にもあります。バスルームではなくこちらに体重計が置いてありました。
まとめ
今回のWの滞在では、移動等の都合で朝食もパスして素泊まりの滞在でした。Wホテルとしてはちょっと物足りない気もしましたが、4つ星ホテルとしてはまあまあ十分でしょう。立地を踏まえるとマンハッタンのホテルとしては若干リーズナブルなので、ニューヨーク観光の拠点として使えるホテルではあるかなと思います。