高台寺至近の最強立地と平安神宮での朝食付きのホテルVMGリゾート京都に滞在【20年8月開業】

このホテル、Googleマップを見ると3つ星評価で出てくるんですが、僕が泊まった時はなんと1泊67000円ほどと、4つ星どころか5つ星としてもちょっと高いなと感じるお値段でした。こんな価格の3つ星ホテルに泊まったことは僕も初めてで、さすがに京都でもぼったくり価格もいいところだと言いたいところですが・・・泊まってみるとまあ納得のからくりがありました。ということで、今回は桜満開時期に行ってきたちょっと変わり種のVMGリゾートのお宿です。

ホテルへのアクセス

まず、題字にも書いた通りこのホテルは立地が素晴らしく、京都観光の最強立地の一つと言っても過言ではありません。桜の時期と紅葉の秋には構内観覧のため大行列が出来上がる高台寺のまさに正面、ねねの道沿いにあります。ここを拠点にすぐ南の二年坂を抜けて清水寺まで余裕で徒歩圏ですし、逆に北に歩けば八坂神社もすぐです。

今回の滞在はまさにこの方面での桜の写真撮影を目当てに選んだホテルでした。ホテルへのアクセスは、ねねの道(高台寺公園の前の道)の高台寺の階段前と言えばほぼホテル正面までタクシーで連れて行ってもらえると思います。祝日はこの道は車の通行止めになるようなので、その際は、ねねの道、維新の道、一念坂の三叉路で下ろしてもらうと徒歩1分ほどです。逆に移動の際もそのあたりにタクシーが止まっていると思うので覚えておくと便利です。

また、このあたりは人力車も待機しているので、人力車に乗って観光というのもよいかもしれません。

まさかここがホテルだとは知らなければ気づかない門構えで、観光客向けの店舗などと並ぶ道沿いにあるため、道ゆく観光客が四六時中ふらりと中を覗き込んでくるのに出くわします。この中庭が門内に見えるのでそれはちょっと惹かれてしまいますよね。

チェックインはこちらのラウンジスペースで。大正ロマン風で風情があります。流行りの鬼滅の刃に出てきそうなデザインですね。

VMGプレミアの部屋(4名定員)

お部屋は3室しかないスモールラグジュアリーです。今回宿泊したのは通り沿いの2階。経路図の左下の部屋です。

居間・寝室

部屋に入ると一続きの居間とその奥の寝室が目に入ります。4名定員の部屋ということで、かなり広々しています。部屋は日本の古民家特有の古木のカビ臭い匂いがただよいます。悪い意味ではなく、祖父母の家もこういう匂いがしたなあと懐かしい感じを受けました。

別アングルから。右の障子の奥にバスルームがあります。旧家屋の構造を活かしたリノベーションなので、かなり年季を感じますがすごくきれいです。防音性能は低いので、観光客の話し声や車が通る音などは筒抜けですが、それはそれで観光気分で良いかなと思いました。ただ、夜中の酔っ払いの罵声はなかなか堪えますが。笑

部屋の窓から八坂の塔が見えるのもこの部屋の売りです。

この景色を独占できます。贅沢ですね。

ただ、ねねの道で写真を撮っている観光客からもこの窓は丸見えなので、窓辺に立つ時の装いにはご注意ください。

その窓を向いてベッドです。寝心地は5つ星並みかな。リネンもいい品質のものが使われていたように思います。

部屋の隅には荷物置き兼書斎スペースもあります。つってもここでは流石に仕事モードにはならんですね。

茶室

この部屋、茶室がついています。このスペースだけでも京都の街中であれば1部屋になりそうなスペースを贅沢につかえますが、これは大人数向けですかね。人生ゲームとかボードゲームを広げてわいわいやりたくなりました。

バスルーム

ちょっと変わったレイアウトのバスルームです。トイレ、洗面台、浴室と連なる空間で、これはユニーク。かなり試行錯誤された様子が窺えます。こういうのに出会えるのがリノベーション建築のいいところですね。あ、洗面台はちょっと平坦すぎて水が飛び散るなあと思いました。デザインはかっこいいんだけど使い勝手はもう一歩。

風呂場はごく普通のユニットバスですが、きれいだし使い勝手も良かったです。

部屋のアメニティ類

やはり寝巻きは浴衣ですね。足袋も。

冷蔵庫にはこちら高級ジュースの代名詞アラン・ミリヤと定番のモエ・シャンドン、聚楽第などが入っていました。

冷蔵庫の上に紅茶がこちら。

机の上にはインスタントではなく茶葉も用意されています。

書斎の端に置いてあったこの香り箱、乾燥した木の実が入っていて、甘いすごくいい匂いがしました。

バスアメニティ類はホテルオリジナル。どんな匂いだったかは覚えていないんですが、わりといい匂いがした記憶があります。

音響は定番のBOSEではなく、高級ホテルではたまに見かけるバング&オルフセンです。部屋が広いので居場所に応じて気軽に持ち歩けるのがとても良いと思いました。

ドライヤーは、高級ホテルでよく見かけるブランドの一つテスコム・ノビーのものが採用されていました。

今回は一休のダイヤモンド特典で、冷蔵庫のドリンクからお酒1本またはジュース2本無料のサービスがついていました。悩みましたが、ここはやはり部屋の雰囲気に合わせて聚楽第をばいただきました。

一休についてはこちらをどうぞ > 国内の高級ホテルにもっともお得に泊まる方法【年200泊する僕が解説】

平安神宮会館での朝食

ホテルにはレストランがない代わりに、朝食は平安神宮の庭園を鑑賞しながらのお食事に向かいます。朝、予約時刻にタクシーがお出迎え。およそ15分ほどの道のりです。

朝食メニュー

いや、分量もまず十分ですし、趣向も凝らされていてお味も決して悪くなくて満足なんですが、正直に申し上げると5つ星クラスのお値段の朝食だと思うとやや物足りなさを感じてしまいました。あまり味の印象が残ってないんだよな。

平安神宮 神苑巡り

お食事の後には、チケットをもらって平安神宮の内部拝観ができます。国の重要文化遺産でもある広大な庭園を持つ名勝地ですが、名所旧跡が山ほどある京都なので実は僕もこの機会がなければ来たことがありませんでした。この参拝も今回の滞在の目的の一つでしたが、雨模様の中、運良く散策の時間帯は雨が止んでくれていました。

ここも桜の名所ですが、境内に大量にある枝垂れ桜はまだ5分咲きといったところ。ここは満開の晴天の時にきてみたいなと思いました。紅葉もきれいだろうな。

この車両、日本最古の電車らしいです。こんなところにひっそりと残されている知る人ぞ知るスポット。

ググれば京都婚と出てくる通り、結婚式が執り行われています。また、スタッフに案内されながら式準備らしきカップルが歩くのを何組も見かけました。

およそこの神苑の散策も含めて2時間くらいすごしたかな。部屋に帰ってのんびりくつろぐつもりでしたが、戻ったらすぐにチェックアウト時間でした。でもなかなか充実した朝を過ごせましたし、思った以上に楽しめたので行って良かったと思います。

おまけ: 高台寺の桜と紅葉

ここに来て、ホテルの目の前にある高台寺に行かないわけにはいかないでしょう。ということで高台寺の写真も少しだけ。

有名な枝垂れ桜です。こやつのライトアップ目当ての観光客(僕も含む)が夜の観覧に大勢詰めかけていましたが、プロジェクションマッピング風に光が動いていく演出が残念すぎました。。いや、シンプルに枝垂れ桜だけライトアップしてりゃええのよ。。。

全然枝垂れ桜にライトがかからず謎に続く演出に、いつまで見ればよいのかタイミングが分からず見どころをひたすら待ち構える客の群れがどんどん増えて、どんどんどんどん密になり、口々に不満を漏らす声ばかり聞こえてくるというなかなかに無惨な鑑賞風景でした(そして見所はない!)。。。変に凝らなくても普通のライトアップで十分に映える見事な桜だし、ずっと光ってればみんな写真撮ったら入れ替わっていくと思うのでこれは来年、再考して欲しいなぁ。

実の所、桜自体は高台寺境内よりも高台寺公園や駐車場まわりの方がきれいです。部屋からの写真にも少し写っていたように本当に見事な桜で、和装のカップルが次から次にカメラマンとやってきては結婚式の前撮りの撮影に励んでいました。

10年近く前の写真を掘り起こしてきましたが、高台寺といえばやはりこの池に映る紅葉のライトアップですね。秋は肌寒い中にも関わらず、ここは恐ろしく長い行列ができます。冒頭でも述べた通りこのホテルからなら行列が出来上がる前を狙えるはずなので、またチャレンジしようかなという気になりました。

そして高台寺の境内は意外と広いのですが、後半戦のこの竹林は有名な嵐山の竹林の小径よりも見応えあると思います。ライトアップで照らされた緑の光がめちゃくちゃ幻想的で個人的にかなり好き。あ、ちなみに本家の竹林の小径に行くなら、MUNI京都翠嵐の滞在がおすすめです。

まとめ

このホテルが3つ星評価になってしまう理由は、ホテル自体が小さいためにフィットネスやダイニング等の施設がないことに起因するのだと思います。しかし、上で見てきた通り、部屋の内装などのクオリティは5つ星クラスのホテルに劣らず、立地的には最強ですし、十分にラグジュアリーホテルを名乗る資格があるホテルだと思います。ということで、結果的にこのお値段も納得でした。桜や紅葉の超繁忙期の土日を除けば断然お安く泊まれると思うので、ぜひタイミングを見計らって行ってみて欲しいホテルだと思います。

VMGリゾートは他にもこの手の古民家改装型のスモールラグジュアリーを手がけているようなのでまた別のところも行ってみてレポートしたいと思います。

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