今回は、昨秋の日光訪問で利用した最新ホテル、日光シェルターガーデン。市街地から離れた山奥で大きな窓から満点の星空を眺めながら眠りにつける現代では希少な体験ができるホテルで、夕朝食付きのプランで泊まってきたのでそのレポートです。
目次
ホテルへのアクセス
ホテルは日光東照宮よりも北上した山の中にあり、滝尾神社という由緒ある神社の川向いにあります。混んでいなければ東武日光駅から車でおよそ10分ほどの距離で、日光駅または東武日光駅の駅前までホテルの車で送迎してもらえます。ちなみに紅葉や繁忙期の週末は日光東照宮参拝客の車で大渋滞が発生するようなので、かなり時間がかかることは覚悟した方がよさそうです。
チェックインはホテル1階のラウンジでシャンパンなどいただきながら優雅に。滞在中、食事会場にもなっているこのフロアでのんびり過ごすこともできます。夕方のイブニングアワーではフリーでアルコールも提供いただけます。
ホテルの裏手に回ると舗装された道の先、砂利道を通って下にある川まで歩いて行けます。また、対岸には荒山神社の別宮、滝尾神社があります。
リバービューキングの部屋
部屋のアサインは、川の方に面した大きな窓のある最上階3階の部屋。
ロッジ風の木の温もりあふれる部屋です。アンティーク調でいい意味で最新鋭という感じのしない部屋のつくりでした。
部屋からは紅葉の山と流れる川を見晴らせます。夜はもちろん満点の星空です。
デスクチェアが本格的なのは助かります。ワーケーションにも使えそうでした。
クローゼットの木目の重厚感がインパクトあります。
クローゼットにはパジャマとスリッパ。
ミニバーのドリンクはフリーです。
コーヒー豆が用意されていて、コーヒーミルで自分で挽いて入れられるようになっていたのがユニークでした。深煎りタイプで好みなお味でした。
高級ホテルで飲み比べてわかった美味しいお茶まとめバスルームはリビングエリアとガラス戸で仕切られています。猫足のバスタブと、写真右手奥にシャワールームがあります。
シングルシンクはシンクの水受けが平坦な形なのでやや使いづらい。まあデザインにこだわりは感じます。(個人的には水回りは使い勝手の方を優先して欲しいとは思いますが)
シャワールームは漆喰の質感のインパクトがある空間。
バスアメニティは共用の大きなボトルタイプでした。
高級ホテル御用達のNobbyのドライヤー。
高級ホテルで採用されている安心高品質のヘアドライヤーまとめアメニティには、フェイシャルグッズやバスソルトも用意されています。パッケージは紙袋の簡易包装。
トイレは家庭的。天井に大きな通風孔が空いていました。田舎の家という感じですね。
夕食
イブニングアワー後、夕食時間は予約制でした。右奥のプロジェクターの前でDJが構えて音楽を流してくれます。好みの音楽をリクエストすることも可能。
まずアミューズで用意されたこれ、ごめんなさい、まったく記憶にありません。。
サラダと天ぷら、そして日光名物でもある湯葉という組み合わせの前菜。珍しい組み合わせですがこれはおいしかったのを覚えています。
ポルチーニ茸のスープ、、だったかな。
メインの1品目、白身魚。パンプキンのソースだったと思います。これまた珍しい味わいでこれは味を思い出せます。うん、めっちゃかぼちゃでした。
メニューに合わせて持ってきてくれるパンもそれぞれ違っていてどれもおいしかった。
メインの肉料理はもちろん栃木の那須牛。こだわりの丸太の皿は、このホテルを建てるために敷地の木をチェーンソーで切ったものを加工したものということでした。面白い。カトラリー類もいいものが使われており、プレートなどもホテルオリジナルで用意したものとのことで食へのこだわりがいい感じでした。
満腹ですが、デザートのアイスも見目麗しいできばえです。
食後にカフェラテなどいただき、あとは外に出て暗闇の中で星空を眺めたりしながらのんびりと過ごしました。
朝食
朝食も時間指定でした。ドリンクやご飯などはセルフで用意されています。
地元のこだわり食材を使った1プレートで提供いただきます。和洋折衷のメニューで夕食に引き続きボリューミーだったので朝から満腹です。笑
おまけ 日光東照宮散策
日光東照宮までは車で5分ほどですが、紅葉時期は駐車場への待ち行列のため1時間かかることもあるそう。。平日の訪問でしたが、修学旅行や社会見学の学生だらけで大混雑していました。
朝比較的早い時間に送ってもらったので行きはすんなり到着できましたが、やはり帰りは駐車待ちの車で大行列ができており、予定していた待ち合わせ場所までは送迎車が入れなかったので、神橋あたりに待ち合わせ場所を変更してもらうこととなりました。
まとめ
古いホテルや旅館ばかりの東照宮周辺にできた新アドレスで、観光とホテルステイいずれも楽しめる良いホテルだと思いました。まあ、ホテルの周りには何もないので観光のためには送迎または車が必須ですが、日光観光の拠点として一つの選択肢になると思います。周りに何もないという利点を生かしてワーケーション利用もありですね。