プリンスギャラリー紀尾井町のグランドデラックスルームとコロナ禍のクラブラウンジ

過去何度かこのブログでも取り上げている赤坂のザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町です。最近は、デジタル庁の新オフィスがこのホテルと同じビル「東京ガーデンテラス紀尾井町」に入るということでも話題になりました。

今回は、皇居を挟んでスカイツリーや丸の内の景観が楽しめるグランドデラックスルームに滞在してきました。クラブラウンジアクセス付きの部屋なのでラウンジの様子も少し載せておきます。ちなみにこのホテルはマリオットのプラチナ以上の会員でも通常の部屋でのラウンジアクセスはありませんのでご注意ください。

グランドデラックスプレミアキングの部屋

部屋サイズは62m2と、デラックスタイプの部屋の42m2よりも一回り大きく、窓面積が広く取られたビューバスタイプのお部屋になっています。同クラスの部屋にグランドデラックスコーナールームという角部屋もありますが、今回は部屋から皇居側を見たかったのでこちらの部屋を選びました。また次の機会に行ってみようと思います。

玄関スペース

部屋に入ると正面にいきなり壁が出現します。居室はこの壁の裏側にあり、ここが玄関と物置きのスペースになっています。少々珍しいレイアウト。壁の壺が飾られているボックスも収納スペースとして使えます。

奥がクローゼットで、入り口の扉をはさんでこちら側右手の扉はパススルーボックスです。

ここを介して荷物の受け渡しなどができます。これはデラックスタイプ以下の部屋にはありません。新聞の朝刊や夕刊も扉にかけられるのではなく、この中に配布されます。

棚にはやはり浴衣とパジャマが揃っています。クリーニングボックスに加えて、このホテルでは靴磨きサービスもあるので、靴を預けるボックスなども。

リビングエリア

裏に回ってリビングはこちら。右奥の方にはスーツケース台が見えます。壁には大きな本棚があり、多くの洋書が並びます。

東京や日本のガイドをはじめ、平家物語や吾輩は猫であるまでこれだけたくさん本が並んでる部屋はそうそう見ませんね。

別アングルから。やはりこの部屋もこのホテルの特徴の一つデイベッドが窓際に配されています。窓際に座って皇居をはじめ東京中心部の景色を堪能できます。

テーブルにはお水とせんべい。

ミニバーはこちらの棚に収納されています。

冷蔵庫の品揃えはこんな感じ。ビールがエビス、アサヒ、サントリー、キリンと4銘柄揃っているのはかなり珍しいと思います。

今回の滞在ではサービスで1000円分のミニバー利用券をいただいたので、後述するシャンパンのあてにポテトチップスをいただきました。Kagiのチョコバーはクラブラウンジにたくさん並んでいましたね。

茶器もこだわりのもの。デラックスタイプの部屋とは異なるデザインのものでした。

音響機器はBOSEの大きなタイプのもの。空気清浄機もデフォルトでついていました。

バスルーム

このように風呂場からも外の景色が見えるいわゆるビューバスタイプのお部屋です。風呂の方のガラスは二重窓になっていました。写真には映っていませんが広いバスルームで右手にはバスタブもあります。

洗面台はダブルシンク。左手が風呂場で右手がトイレです。

アメニティ類はデラックスタイプと同じ品揃え。ある時期からオムニサンスのフェイスケアグッズが置かれるようになりました。このホテルのブラシが結構しっかりしているので昔持ち帰ったものを我が家では愛用しています。バスアメニティはラグジュアリーコレクションのバイレードです。他にボディタオルやスポンジなど。

アイロンはパナソニックのナノイーテクノロジーの機種。

トイレはTOTOの定番のセンサーで蓋が開くタイプのものでした。

部屋からの眺望

皇居ビューの部屋です。広角撮影なのでずいぶん遠くに見えますが、肉眼で見るともっと間近に見えます。皇居ランに行くのもいいですね。距離感的には10分かからずに皇居ルートまで出られると思います。車寄せのある2階ではなく、4階から出て、名和晃平さんの白い鹿のオブジェがあるクラシックハウスを横目に見てこの写真右から3分の1くらいの位置に上下に走る道路を走っていくのが最短ルートになると思います。

煌々と光を発する丸の内の高層ビル群からうまく外れた位置にスカイツリーが見えます。

足元に目を向けると国会議事堂や議員宿舎が目に入ります。この方面のビル群に夕日が当たる様子はすごく綺麗です。

クラブラウンジ

ラウンジアクセスの部屋の客は、クラブラウンジでチェックイン・チェックアウトができますが、ここは36階のフロントからわざわざ客室専用エレベーターに乗り換えてラウンジのある34階まで移動しないといけないのでちょっと時間のロスがあります。なので僕はフロントでチェックイン・チェックアウトは済ませてしまいました。

チェックイン時にはウェルカムドリンクとしてノンアルコールのスパークリングドリンクが提供されますが、そのタイミングを逃しても後から用意していただけます。

アフタヌーンティーの時間は、ペストリーのセットがいただけます。給仕台の上にはチョコレートなど菓子類が並んでいました。

豆から引くエスプレッソマシンと並んで、イリーのインスタントエスプレッソマシンも。これ美味しいんですよね。

カクテルアワーには、ホットミールとコールドミールが用意されています。セルフサービスで小皿を取り放題。全て小皿に取り分けてラップがしてある以外は、ミールのクオリティはコロナ以前と変わらないかなと思います。ただし、緊急事態宣言中だったのでアルコールの提供はありませんでした。その対策に意味あるとはとても思えませんが、まあルールなので従いましょう。

お料理はこんな感じでした。右下のタコのマリネがニンニクの風味が聞いておいしかった。アルコールがあれば言うことなしです。

ラウンジでのアルコールの提供がない代わりに部屋で飲めるボトルのシャンパンまたは白ワイン、赤ワインから選んだ1本を部屋までお届けしてもらえました。こちらのシャンパンはシャンパーニュ・バロン・ド・ロスチャイルド。かの名門ロスチャイルド家のシャンパンだそうです。ラウンジで飲むよりも量的にはお得だったということで結果オーライとしましょう。

朝食

他の多くの高級ホテルと同じく、コロナ禍においてラウンジでは朝食の提供はなく、一般客と同じくオアシスガーデンでのお食事となります。

このホテルの朝食についてはこちらの記事にまとめていますのでご覧ください。 > 【フォーブス5つ星獲得】プリンスギャラリー紀尾井町、コロナ前後の朝食を比べてみました

まとめ

以上、今回はグランドデラックスプレミアキングのお部屋の宿泊記でした。正直、ラウンジは値段に見合うとは思わないですが、それでも部屋はなかなかに快適だったのでいつものデラックスルームではなく、この部屋やまだ見ていないコーナールームなども使っていくのもよいかなと思いました。

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