今回は、コロナ以降、久しぶりに滞在してきた白金のシェラトン都ホテル東京の情報をまとめてみたいと思います。
白金のシェラトンは一時期定宿にしていたことがあり、実は個人的に他のどのホテルよりも圧倒的に滞在数が多いホテルです。あまりに定宿すぎてこのブログで取り上げるつもりがなく写真もろくに撮っていなかったんですが、過去の写真をなんとか漁って書いていきたいと思います。
目次
ホテルへのアクセス
ホテルは都営三田線の白金台または白金高輪駅からいずれも徒歩10分ほどと決してアクセスがよいとは言えない立地です。
雨の日の朝などは、タクシーの順番待ちも結構並ぶことが多いので、目黒駅を結ぶシャトルバスが出ているのでタイミングがあえばそちらの方が便利かもしれません。
ちなみにホテル周辺はあまり飲食店がないのも不便です。ホテルのレストランはかなりコスパ悪いこともあり、クラブラウンジはいつも大混雑しているのが特徴です。まあ、シェラトンはどこもラウンジは混んではいるのですが、このホテルはとりわけ混雑度合いが高いですね。平日はマシですが、週末は順番待ち必至です。
チェックインカウンターの順番待ちが長いのもこのホテルのちょっとイマイチなところです。平日はビジネス客、祝休前日は観光客でいっぱいでカウンターはいつも混んでる上に、上級会員であってもラウンジでのチェックインができず、優先レーンもないという残念なオペレーションです。チェックイン・チェックアウトの対応で随分ホテルの印象が変わるのでここは改善して欲しいところなのですが、全く変わる気配はなく。。。
と、なんでこんな宿を定宿にしていたんだという感じですが、このエリアにあるこのクラスのホテルはここしかないというのがなかなか強気な運営ができるところなんだろうなと思います。
ホテルの部屋タイプ
コンフォートフロア
3階から8階のフロアがノーマルのコンフォートタイプの部屋になります。常連だからか上級会員だからかわかりませんが、最安料金での滞在でもこのクラスの部屋に通されることはほとんどないのですが、いくつか残っていた写真を貼り付けておきます。
冒頭にイレギュラーなのを持ってくるのもあれですが、角部屋の写真がありました。
通常の部屋と比べて若干広いような感じがします。
ちなみにコンフォートツインの部屋の写真もあったので載せておくとこんな感じです。市松模様のデザインが特徴ですね。
通常の部屋ではテレビ台の並びにスーツケース台があるのに、角部屋では奥まったところにミニバーなどもまとめられていて変わったレイアウトだなと思ったのをなんとなく覚えています。コンフォートルームにはネスプレッソがない印象でしたが、ついてますね。。すみません、何年もこの部屋タイプには泊まっていないので記憶が曖昧です。。。。
コンフォートフロアのバスアメニティは、横浜のシェラトンと同じle grand bainというブランドのものが採用されています。シトラス系の結構いい香りです。
【改装リニューアル済み】横浜ベイシェラトンの情報詰め合わせプレミアムフロア
9階から12階のフロアはプレミアムフロアとなっており、内装デザインやバスアメニティなどがコンフォートルームと異なります。11階、12階はクラブラウンジ利用付きのプラン専用の客室となっているようです。このプレミアムフロアは2019年にリニューアルしており、コンフォートルームと比べてかなり高級感があります。
まずこちらは9階の部屋から。
最近のマリオット系列でよく見る白基調の明るい雰囲気です。テレビも大きく快適です。
部屋サイズが少し広めのお部屋で、テレビ前の台座に加えて入り口付近にスーツケース台もあり収納力高めです。空気清浄機が部屋に備え付けられているのも花粉症勢にとってはポイント高いですね。
ミニバーにはネスプレッソとお茶。紅茶はDilmahが採用されています。4つ星ホテルでちょくちょく見るブランドですね。
コンフォートルームはユニットバスですが、プレミアムフロアでは独立した風呂場が用意されています。
トイレは安定のTOTOですね。
バスアメニティはコンフォートルームより少し充実していて、採用されているブランドはミキモトです。
冷蔵庫は缶系が中心の品揃えです。
ドライヤーは定番のパナソニックのナノイーでした。
眺望は正面に繁る木々を挟んで白金エリアの高層マンションなどが立ち並ぶ景観です。
先ほどの部屋より一回り狭いタイプの部屋です。
カウチソファを置くスペースがなくなっていますね。ビジネス利用を想定したサイズ感でやや手狭ですかね。平日はビジネス客がかなり多いホテルです。
こちら方面は正面にマンションなどあり、眺望を楽しむことはできません。
先ほどの10階の部屋と逆サイドの11階のキングタイプの部屋です。
9階の部屋と同じタイプですがこの部屋は風呂場と部屋の間がガラスになっています。9階の方は白壁でしたが、この使い分けはなんなんでしょうね。。
風呂から部屋が見えますが。。
部屋の外は白金高輪方面の眺望です。こちらサイドには正面に構想建築がなくそこそこ見晴らしがよいので、風呂から外が見えるというコンセプトかもしれません。
同じ方面を向いたこれまた11階の部屋。
こちらはツインタイプのお部屋。キングルームにあったカウチソファが、チェア2脚になっています。
やはりこの部屋も風呂場はガラスになっています。
ミニバーエリアは部屋の隅に。
みやびフロア
上で見てきたように眺望がややイマイチなこともあってか、このホテルは低層の2階にクラブラウンジがあります。そのラウンジへのアクセスが便利な2階はみやびという名称のラウンジアクセス専用のフロアになっています。僕はこのフロアに通されることが圧倒的に多いですね。7割くらいこのフロアに泊まっている気がします。
部屋のレイアウトや内装はプレミアムフロアと同様です。
低層なので眺望はありません。
クラブラウンジ
クラブラウンジは2階のみやびフロアのエレベーターホール正面にあります。
ラウンジはそこそこの広さがあるのですが、上述したとおり特に休日前のカクテルタイムは激混みで順番待ち必至です。
先日、訪問した際には、クラブラウンジの夜のカクテルタイムはビュッフェ形式でコロナ前と同じようにやっていました。定番になったビニール手袋をつけて取るパターンですね。
缶ビールなどに加えて、こちらのカクテル類からのセルフサービスです。
朝食ビュッフェも健在でした。朝の時間も8時過ぎてからは混み合うのでなるべく早い時間帯がおすすめです。もしくは、遅い時間の終了間際ですね。
レストラン
先日の訪問時にはラウンジを利用しましたが、従来、ラウンジ利用可の宿泊者は朝食はラウンジ以外にも中華料理の四川というレストランでの朝食ビュッフェもしくはカフェカリフォルニアでの洋食のプレートメニューも選ぶことができました。
四川のビュッフェの様子。夜は高級中華店ですが、朝食は豊富な和洋折衷のメニューが並びます。ラウンジよりも品揃え的にはこちらの方が断然おすすめです。そしてここでの朝食は並んだ記憶がないですね。
四川とは逆サイドにある洋食レストラン。いつも外人さんだらけの印象で、結構満席で入れないことが多いレストランです。
朝食はコンチネンタル風の粗食なのでわざわざ並んでまで行くところではないなと思います。素直にビュッフェに行きましょう。
プール
このホテルのプールは若干古びていて市民プール感があるので5つ星ホテルのプールと比べるとかなり快適性は落ちるのですが、都内で広さはダントツなのでガチで泳ぎたい方にはかなりおすすめです。更衣室が保健室っぽいカーテンで仕切られた感じだったりするのもちょっと高級感が足りないなという感じです。
室内プールで選ぶ東京都内の高級ホテルステイ(オールシーズン対応)おまけ
先日の訪問時にウェルカムアメニティでいただいたお菓子とお水。プラチナ時代にいつもこんなのがついていた記憶がないのでアンバサダー会員向けかもしれません。。。
まとめ
個人的にはこのホテルが4つ星と5つ星ホテルの境目くらいな気がしています。このホテルよりも設備、サービスなど高ければ5つ星かなというのが個人的な感覚値ですね。
シェラトンはマリオット傘下のホテルでもあり、コロナ前は海外客が非常に目立っていましたが、先日の滞在ではやはりその比率はかなり少なくなっていました。とはいえ、ホテルブロガー界隈だと、マリオットのプラチナチャレンジ(短期間で少ない宿泊数で上級資格を獲得できるキャンペーン)なんかで使われがちなホテルだったりすることもあり、相変わらずチェックインカウンターは結構人が並んでいましたね。
ただし、お値段的にはこのクラスのホテルとしては安めとはいえ、マリオット会員でない場合には総合的にややコスパが悪いと言わざるをえないホテルです。ただし、マリオットのプラチナ会員以上であれば、ラウンジ利用、16時までのレイトチェックアウト、朝食無料、ポイント加算などで一気に元が取れるという感じですね。
ちなみにマリオットの上級会員資格を容易に獲得できるようになるマリオットの新クレジットカードについては下記記事で考察しています。ポイント系ブロガーが絶賛するように誰にでもおすすめできるものではありませんが、条件が合えばかなりお得なカードではあるので興味がある方はどうぞ。
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