Wバンコクのスタジオスイートの部屋に滞在

今回もWホテルの滞在記です。が、少しアメリカを離れてタイ・バンコクです。4つ星評価が多いアメリカのWと違って他国のWホテルはいずれも5つ星評価です。今回のWバンコクも例に漏れず、プールやレストランなどの付帯設備も充実した5つ星ホテルで充実したおこもりステイが楽しめます。

【知っているようで知らない】5つ星ホテルとは何かを解説してみます

ホテルへのアクセス

最寄駅はバンコク最高層のビル、マハナコンタワーと同じBTSのチョンノンシー駅ですが、セントルイス駅からも徒歩圏内と便利な立地です。

チョンノンシー駅からは駅直結のビルの中を通ってホテルの敷地に入ることができます。駅構内に標識があるのでそれに従って歩きましょう(南側出口に向かってください)。

ホテル内にはやはりWのオブジェがあちこちに見られるのは世界共通。フロントロビー前には広いバーエリアがあり、待ち合わせなどにも使えます。

ポップな雰囲気でありながらも高級感を感じる客室廊下です。部屋に向かうのもテンションが上がります。

スタジオスイートの部屋

ちょっと変わった外観のホテルですが、部屋割りも湾曲した部屋が多く、今回アサインされたスタジオスイートの部屋もRがかかった部屋です。31階建ての29階のフロア。

マリオット上級会員のウェルカムギフトとして、ドリンク無料券を2枚いただきました。ミニバー以外のホテル内のドリンクに利用できます。

部屋に入るとこちらのスイーツもメッセージカードとともにスタッフが持ってきてくれました。

スタジオルーム

部屋の扉を開けるとスタジオタイプの広い部屋。ベッドはブルーのガラスが扉からの視線を遮っています。

ベッドサイドにはソファースペースも。ベッド上部の壁面にある長い鏡が部屋を広く見せてくれます。

ベッドの上のオブジェは何かと思ったらボクシンググローブでした。こんなもの子供に渡したら一日中パンチされるでしょうね。笑

ベッドサイドには高級ホテル定番のオーディオが2種類置かれています。サイドテーブルの表面はワニ革です。

窓に面したデスクも広く、チェアもしっかりしているので仕事が捗りそうです。

文房具類もワニ革デザインのボックスに揃っています。

コロナグッズはやはり定番のマスクと消毒ジェルが用意されていました。コロナ以降の高級ホテルの世界共通のアメニティでしたが、先日、ついにバンコクも入出国のコロナ規制完全撤廃となったので、今後はなくなっていくのでしょうね。

窓の外、西側の景観です。奥にはスカイバーで有名なホテル、ルブアのビルなども見えます。左下の駅はセントルイス駅ですね。

テレビ台の横にミニバーエリア。Wホテルのミニバーはこのように見せる収納パターンが多いですが、やはりこのホテルも例にもれず、カクテルグッズが並びます。

冷蔵庫のビールや缶ジュースなどの値段設定を見ると間違いかと思うほど安いです。これなら気兼ねなく利用できますね。

ベッドサイドや洗面台など、水も大量にあります。バンコクの5つ星ホテルでは基本的に水は大量供給があるので自前で買ってくる必要がありません。

ティーバッグはTWGとTWINGSの2ブランド。この2ブランドの関係性はちょっと面白いので気になる方は下記の記事をどうぞ。ネスプレッソに加えてインスタントコーヒーもありました。

高級ホテルで飲み比べてわかった美味しいお茶まとめ

部屋の脇のクローゼット。

クローゼット自体はちょっと狭いですが、スーツケースは室内に広げられるスペースが十分にあります。

シューケアグッズなどのアメニティも充実です。

バスルーム

部屋の裏に回ると全面ガラス貼りのバスルームです。Wホテルは鏡の使い方が大胆かつ面白いところが多いですが、ここもなかなか。

バスルームのアメニティも充実。Wホテル標準のシルバーのパッケージに入ったプラスチック製品に、バスアメニティはダヴィネスのMOMOです。とみせかけて、ボディソープだけは別ブランドのものが採用されていました。

ヘアドライヤーはスイスのブランド、ヴァレラです。ヨーロッパでたまに見かけますがアジア圏では珍しいですね。

バスエリアはシャワースペースにバスタブ。開放感抜群です。

バスエリアと逆サイドにトイレ。トイレの壁面までガラス貼りです。トイレの扉もブルーのガラスでうっすら中が見えます。

トイレットペーパーにはWの刻印が付いていました。シールで止めているホテルが多いですが、いつもあのシールをどこに捨てるか悩むので刻印の方がいいですね。(別に何もなくてもいいとも思いますが)

プール&フィットネス

スパエリアは6階にあります。事務設備はそこそこ充実しています。サンドバッグがあるホテルはバンコクに多いのですが、ここにもしっかりプールに向かう道すがらにありました。

ビルの谷間ですが、プールサイドの流線形の壁が視界を隠すような設計になっています。壁の裏側の道の先にもベンチなどがありました。

ホテルの敷地内にある高級レストラン、ザ・ハウス・オン・サトゥーンを見下ろせます。ここは昔ロシア大使館としても使われていたことがあるという施設です。ちなみに中央やや右上に見える椰子の木の下に小さく見える正面のビルの出入り口がチョンノンシー駅からホテルにアクセスするときの通用口になっています。

レストラン

ホテルの2階にレストランがあります。夕食はもらったドリンクチケットを使うついでにこちらでいただきました。

ちょっと変わった味のピザ。タイも今や日本と変わらないお値段設定で、円安の影響も感じますが、インフレの激しい欧米訪問の後だとかなりリーズナブルに感じます。食事中、ホール中のスタッフが次から次にやってきては味はどう?と尋ねてきてちょっと面倒でした。ホスピタリティはそれじゃない。笑

ホテルの朝食ビュッフェ

朝食ビュッフェの会場も2階。マリオットのプラチナ以上の会員は無料で利用できます。

言うまでもなく充実しています。このホテルは和食系はありませんでしたが、洋食、タイ風テイストの料理などに加えて、オーダーでの卵料理と大満足の朝食がいただけると思います。

まとめ

このホテルの近くにはマハナコンタワーをはじめ、タイ名物のルーフトップバーが近くにいくつもあり、タイのナイトライフを楽しむのにも向いたホテルだと思います。ホテル自体も見てきたとおり、Wホテルらしい遊び心あふれるデザインで、自室にこもっておこもりステイを楽しむのにも適しており、バンコク滞在で選ぶホテルの有力候補の一つとしておすすめしておきます。

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