昨年、多くのホテルチェーンが会員レベルの獲得に必要な宿泊日数を半減するキャンペーンをやっていましたが、ハイアットも例にもれずキャンペーンを実施していました。
正直、ハイアットの会員価格は割高なので上級会員になるメリットが薄いのですが、今年、世界一周するつもりだったこともあり、一応、レイトチェックアウトが付帯するエクスプローリスト(通常年間30泊のところ昨年は15泊で到達)くらいは取得しておこうと思い立ち、一時期ハイアット系列のホテルを泊まり歩いてきました。(ハイアット系のレイトチェックアウトなどはhotels.comやexpediaのゴールド特典でも適用されることが多いのであまり意味ないのですが・・・)
今回はそんなハイアットの中でも日本最古、1980年開業の新宿のハイアットリージェンシー東京の宿泊記です。
ちなみにお得なホテル予約の方法に関しては下記記事に詳述しています。
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目次
ホテルへのアクセス
ホテルの立地は東京都庁のすぐそば、大江戸線の都庁前駅直結です。新宿の高級ホテルはいずれも西新宿の微妙な立地にあって新宿駅からの移動がやや不便なのですが、ここは駅直なので比較的便利です。
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広くきれいなロビーエリアは昭和バブルの雰囲気を感じるデザインですね。12月の滞在だったので大きなクリスマスツリーが飾られていましたが、それにも増して巨大なシャンデリアが目を惹きます。これはスワロフスキー製だそうです。
スワロフスキーのシャンデリアといえば、世界一のサイズのものがアブダビの巨大モスクにあります。
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エレベーターのボタンには静電気防止のシールが貼ってあります。こんなの貼るくらいなら最初から金属製にしなければよいのにと思いますが、古い高級ホテルでよく見かけます。大阪のホテルに多い印象ですね。
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客室フロアはごく普通のホテル内装です。
キングルーム
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ホテルはL字型のレイアウトです。L字の内側の土地が有効活用できないので意外とこういうレイアウトのホテルは少ないかな。内側の部屋はひと回り小さい設計です。
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新宿の摩天楼群からはやや離れるとはいえ、視界は高層建築で阻まれます。まあ、そもそも新宿のホテルで眺望が期待できるのはパークハイアットくらいなので。ビュールームと名付けられたL字の外側の部屋の方は都庁や新宿中央公園が見えるはずなので、少し奮発してもよいかもしれません。
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備え付けのデスクはやや小さめです。目の前に鏡があるので部屋は広く感じますね。狭い部屋ですがベッドサイドとデスクの二箇所に電話がありました。
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ミニバーはオリジナルのインスタントコーヒーに、TWININGS(トワイニング)の紅茶でした。名門ブランドですが、スーパーで簡単に入手できてしまうからでしょうか高級ホテルではあまり見かけないんですよね。
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冷蔵庫は空っぽです。
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寝巻きはパジャマではなく浴衣が用意されていました。
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やや小さなクローゼットにはバスローブもちゃんと用意されています。
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浴室はユニットバスです。まあまあきれいなビジネスホテルって感じですかね。どうしても古いホテルの水回りは最近のホテルと比べると見劣りがしてしまいます。
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そしてここでも年季を感じるナショナルのドライヤー。パナソニックのイオニティは高級ホテルでもそこそこ定番のブランドですが、ナショナル時代からあったブランドなんですね。これは20年選手ですかね。
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バスアメニティは薬剤っぽいボトルの他では見覚えがないものでした。
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朝食ビュッフェ
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朝食はビュッフェ形式で提供されていました。和洋中とそこそこの品揃えで十分満足できると思います。
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配膳台の上のガラスケースはパークハイアットやアンダーズあたりでも見た記憶があるのでハイアット系で同じところから調達してたりするんですかね。足元のソーシャルディスタンスの印もおなじみになりました。
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客席の間のスペースは広く取られており、収容人数がかなり減らされている印象でしたが、このタイミングは意外と混んでいませんでした。天井から吊るされたライティングがユニークでした。コロナ禍では珍しく欧米の顧客を大勢見かけましたね。
まとめ
コロナ禍で朝食ビュッフェを楽しめる4つ星以上のホテルとしては、ここは竹芝のインターコンチネンタル東京ベイと並び最安値で泊まれるホテルになりますかね。ビュッフェのクオリティはこちらの方が若干良い印象でした。
冒頭にも書いた通り、ハイアットの公式サイトから予約するとかなり割高なので、素直にホテル予約サイトを利用するのが正解だと思いますが、いわゆるホテル修行をするのであれば都内のハイアット系列では格安なここを利用することになるのでしょうね。